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黒いフィアット500を街で見かけて、『丸いボディに黒って、意外と格好いいな』と思った方もいるはずです。
結論から言うと、黒は洗車傷や砂ぼこりが目立ちやすいので、手入れに時間をかけられるかどうかで満足度が分かれます。もうひとつ大事なのは、今の新車の500eには黒の設定がないことなんです!
この記事では、黒の汚れの目立ち方と、黒い500を手に入れる方法を見ていきます。
先に確認:新車の500eに黒はない
まず知っておきたい前提があります。
2026年10月時点で新車で買えるフィアット500は、電気自動車の500e(ICON・OPEN)だけです。その500eのボディカラーは、公式の主要諸元表(2025年8月版)で全5色になっています。
| 色名 | 種類 | 黒に近いか |
|---|---|---|
| アイス ホワイト | ソリッド(標準色) | 遠い |
| オーシャン グリーン | メタリック | 濃いめの緑 |
| ミネラル グレー | メタリック | 5色の中ではいちばん近い |
| ローズ ゴールド | メタリック | 遠い |
| セレスティアル ブルー | 三層パール | 遠い |
『えっ、黒は選べないの?』と驚く方も多いですよね。
価格はICONが5,770,000円、OPENが6,030,000円(メーカー希望小売価格・税込)で、どちらも同じ5色から選びます。黒い500が欲しいなら、方法は3つです。
1つ目は、中古のガソリン500から黒い車を探す方法です。2つ目は、500eのミネラル グレーを選んで落ち着いた雰囲気に寄せる方法。3つ目は、好きな色の車をラッピングで黒にする方法です。
500eの全色の一覧はフィアット500の色は何色ある?で詳しく見ています。

黒は後悔する?と言われる理由
黒の車について『後悔した』という声がよく出てくるのは、色そのものより手入れの手間が理由です。
よく挙がるのは次のようなことです。
| 気になること | 黒で目立ちやすい理由 |
|---|---|
| 洗車傷(細かい線の傷) | 光が当たると白っぽい線が浮き出る |
| 砂ぼこり・花粉 | 黒い面に白っぽい粉がよく見える |
| 水アカ・雨じみ | 乾いた水滴の跡が輪になって残る |
| 夏の熱さ | 日なたに置くと車体が熱くなりやすい |
| 補修の跡 | 塗装の色の違いが分かりやすい |
一方で、白で目立ちやすい黒い筋汚れや、泥はねは黒だとあまり目立ちません。どの色にも目立つ汚れがあるので、『自分がどの汚れを気にするか』で考えるのがおすすめです。
例えば、こんな会話になることもあります。
「黒って、すぐ汚れが目立ちますか」
「雨の後の水滴の跡と、洗車の時の細かい傷は目立ちやすいですね」

フィアット500は小さな車なので、洗う面積は大きな車より少なめです。手洗いを楽しめる方なら、黒の手入れもそれほど負担にならないかもしれません。
夏の熱さと駐車場所も考えておきましょう
黒いボディは日差しの熱をため込みやすい色です。
真夏の青空駐車だと、乗り込んだ時の車内の暑さや、ボディを触った時の熱さが気になることがあります。
500e ICONは屋根が固定式のガラスルーフなので、日差しの入り方も気になるところですよね。サンシェードなどの対策はフィアット500のサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方で見ています。
屋根付きの駐車場や、日陰に停められる環境なら、黒の弱点はかなり小さくなります。
黒が向いている人・向いていない人
ここまでを踏まえて、黒が合うかどうかを考えてみましょう。
| 黒が向いている人 | 黒で後悔しやすい人 |
|---|---|
| 手洗い洗車が苦にならない | 洗車は月に1回もしない |
| 屋根付きの駐車場がある | 木の下や砂ぼこりの多い場所に停める |
| 引き締まった見た目を優先したい | 汚れが目立たないことを優先したい |
| 多少の細かい傷は気にしない | 小さな傷も気になってしまう |
右側に当てはまることが多いなら、グレーや白のほうが気楽に乗れるかもしれません。
逆に左側が多いなら、黒はとても満足感のある色です。丸いボディに黒は、ほかの色にない引き締まった雰囲気が出ます。
『洗車も含めて車を楽しみたい』という方には、むしろ合っている色なんです!
黒をきれいに保つ手入れのコツ
『黒にしたいけど、きれいに保てるか不安』という方は、手入れの仕方を先に知っておくと安心です。
- 日陰か、涼しい時間帯に洗う
- たっぷりの水で、表面の砂やほこりを先に流す
- よく泡立てたシャンプーで、やさしくなでるように洗う
- 水滴が乾く前に、柔らかいクロスで拭き取る
- 仕上げにコーティング剤やワックスで表面を守る
実は、洗車傷のいちばんの原因は、砂が付いたまま拭いてしまうことなんです。最初の水洗いをていねいにするだけで、傷はかなり減らせます。
- 炎天下で洗って、水滴を乾かしてしまう
- 乾いたタオルで砂ぼこりをこする
- ブラシの強い洗車機に何度も通す
ガラスコーティングをかける方も多いです。費用はお店や施工の内容で変わるので、何店か比べて決めてみてください。
コーティングをしても、汚れが付かなくなるわけではありません。水をはじいて汚れを落としやすくするもの、と考えておくとがっかりしにくいです。
洗車機を使う時は、ブラシの柔らかいタイプや、ノンブラシの洗車機を選ぶと傷を抑えやすいと言われます。忙しい時期は無理をせず、できる範囲で続けてみてください。
ミネラル グレーは黒の代わりになる?
『新車の500eがいいけど、黒っぽい落ち着いた色にしたい』という方は、ミネラル グレーが候補になります。
ミネラル グレーはメタリックのオプション色で、5色の中ではいちばん落ち着いた雰囲気です。黒ほど引き締まった印象にはなりませんが、手入れの面では楽になることも多いんです。
| 黒(中古・ラッピング) | ミネラル グレー(500e) | |
|---|---|---|
| 手に入れ方 | 中古のガソリン500かラッピング | 新車で選べる(オプション色) |
| 洗車傷 | 目立ちやすい | 目立ちにくいと言われる |
| 砂ぼこり・水滴の跡 | 目立ちやすい | 目立ちにくいと言われる |
| 見た目の印象 | 引き締まって力強い | 落ち着いていて大人っぽい |
| 追加費用 | ラッピング代など | オプション色の費用(金額は見積もりで確認) |
価格はICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円(メーカー希望小売価格・税込)で、ここにオプション色の費用が加わります。
例えば商談では、こんな話になることもあります。
「黒がないなら、グレーがいちばん近いですか」
「そうですね。屋外の光で見ると印象が変わるので、実車で見てみてください」
メタリックは光の当たり方で見え方が変わるので、カタログの写真だけで決めないのがおすすめです。
中古で黒いフィアット500を探す時の注意
黒い500を手に入れるいちばんの近道は、中古のガソリン500です。
ガソリンの500は2008年に日本で発売され、2024年5月で日本向けの生産を終えるまで長く売られていました。その間には限定車も多く、黒系の色の車も中古で見かけます。
ただ、年数の経った黒い車は、手入れの差が見た目にそのまま出ます。
- 晴れた日の屋外で、ボンネットと屋根に細かい傷がないか見る
- 屋根やボンネットにくすみや色あせがないか確かめる
- ドアやバンパーで、隣のパネルと色が違うところがないか見る
- 車検証の色の記載と、今の色が同じか確かめる
- 全塗装やラッピングの車かどうか、お店に聞く
最後の2つは大事なところです。中には、別の色の車を黒にラッピングしていたり、全塗装していたりする車もあります。
「この車、元から黒ですか」
「車検証の色と同じですね。全塗装はしていません」
このくらいはっきり答えてもらえるお店だと安心です。中古車の年式や走行距離の選び方はフィアット500の中古車の選び方で見ています。

ラッピングで黒にするという選択肢
『新車の500eに乗りたい、でも黒がいい』という方もいますよね。
その場合はラッピングという方法があります。フィルムを貼って色を変えるので、剥がせば元の色に戻せます。艶のある黒、マットな黒、屋根だけ黒にするツートン風など、仕上げも選べます。
| 方法 | 元に戻せるか | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| フルラッピング | 戻せる | 費用はお店と範囲で大きく変わる |
| 屋根だけラッピング | 戻せる | OPENのソフトトップには貼れない |
| 全塗装 | 戻せない | 売る時に評価が下がりやすいと言われる |
ただ、500eはまだ新しい車なので、保証期間(新車登録から3年・10万kmまで)の間に色を変えるなら、先にフィアット正規ディーラーへ相談しておくと安心です。
ステッカーやパーツで雰囲気を変える方法はフィアット500のカスタムの定番にまとめています。赤や水色など、ほかの色と比べたい方はフィアット500の個性色も見てみてください。
黒いフィアット500は売る時にどう評価される?
最後に、手放す時の話です。
一般的に、黒は白と並んで買い手を選ばない色だと言われます。ただ、フィアット500は色を楽しむ車なので、黒が特に有利というわけでもないんです。
黒は状態の差が見た目にはっきり出る色です。同じ年式・走行距離でも、洗車傷やくすみが少ない車のほうが評価されやすいと言われます。普段の手入れが、そのまま売る時の印象につながります。
もうひとつ、ラッピングや全塗装で黒にした車は、元の色の車とは評価が分かれることがあります。売る前にラッピングを剥がすかどうかは、査定の時にお店に聞いてみてください。
色ごとにどれくらい値段が変わるかはフィアット500のリセールバリューで詳しく見ています。新車の500eを買う時の総額の考え方はフィアット500の値引き相場と限界額にまとめています。
よくある質問
フィアット500eに黒のボディカラーはありますか?
今の500eの5色には黒がありません。いちばん落ち着いた色はミネラル グレー(メタリック)です。黒が欲しい方は、中古のガソリン500かラッピングを考えてみてください。
黒のフィアット500は後悔しますか?
洗車傷や砂ぼこり、水滴の跡が目立ちやすいので、手入れの時間がとれないと気になりやすい色です。逆に泥はねなどは目立ちにくく、手洗いを楽しめる方には満足度の高い色です。
中古の黒いフィアット500で気をつけることは?
晴れた日に屋根やボンネットの傷・くすみを見て、車検証の色と今の色が同じかを確かめておきましょう。ラッピングや全塗装の車もあるので、お店に聞いておくと安心です。
黒は売る時に有利ですか?
黒は買い手を選びにくい色と言われますが、フィアット500では色より年式や状態の影響が大きいことも多いです。黒は特に、傷やくすみの少なさが評価に出やすい色です。
500eをラッピングで黒にしても大丈夫ですか?
ラッピングは剥がせば元の色に戻せるので、全塗装より気軽な方法です。ただ、新車登録から3年・10万kmまでのメーカー保証の期間中なら、施工前にフィアット正規ディーラーへ相談しておくと安心です。
まとめ
- 今の新車の500eに黒はない。いちばん近いのはミネラル グレー
- 黒い500は、中古のガソリン500かラッピングで手に入れる
- 黒は洗車傷・砂ぼこり・水滴の跡が目立ちやすい
- 洗車は日陰で、先に砂を流してから拭くと傷を減らせる
- 中古の黒は、屋外で傷とくすみ、車検証の色を確かめる
- 売る時は、色より手入れの差が評価に出やすい





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