フィアット500C・500e OPENとは|500との違いと幌の手入れ

屋根を開けて海沿いに停まるフィアット500のオープンモデル

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フィアット500のオープンに乗ってみたいけれど、『屋根が開くと何が変わるの?』と迷っていませんか。

結論から言うと、フィアット500cも500e OPENも、普通の500と中身はほぼ同じで、違いは屋根の作りと価格・重さくらいなんです。

この記事では、新車で買える500e OPENと中古で探すガソリンの500Cを、ハッチバックと数字で比べていきます。幌の手入れや中古選びのコツもあわせて見ていきましょう。

目次

フィアット500Cと500e OPENは何が違う?

まず名前を整理しておきますね。

「500C」は、2008年に日本で発売されたガソリンの500に用意されたオープンモデルです。Cはカブリオレの頭文字で、キャンバストップやコンバーチブルと呼ばれることもあります。

「500e OPEN」は、2022年6月25日に日本で発売された電気自動車500eのオープンモデルです。

ガソリンの500C500e OPEN
日本での発売2008年に日本発売の500に設定2022年6月25日
今の買い方中古・認定中古車のみ新車で買える
パワートレイン1.2L直4(69ps)などモーター(118ps/220Nm)
屋根開閉式のキャンバストップ電動開閉式ソフトトップ
乗車定員4名4名

ガソリンの500と500Cは、2024年5月で日本向けの生産を終えています。今ガソリンの500Cが欲しいなら、中古か認定中古車で探すことになります。

ここだけ押さえておけばOK

フィアットのオープンは、側面のピラーと窓枠を残したまま屋根の布だけが開く作りです。だから「オープンカー」と聞いて想像する、全部が開け放たれる2人乗りとは雰囲気が少し違います。4人乗りのまま、屋根だけ空に向けて開くイメージです。

グレード全体の中でオープンがどこに当たるかは、フィアット500のグレード一覧で見ています。

500と500Cの違いを数字で比べてみましょう

『屋根が開く分、狭くなったり重くなったりしない?』と気になる方も多いはずです。

公式の諸元表で比べると、差はかなり小さいんです。

ガソリン車(2024年 最終仕様 1.2 Dolcevita)

項目500 1.2 Dolcevita500C 1.2 Dolcevita
価格(2024年当時・税込)3,090,000円3,260,000円
全長×全幅×全高3,570×1,625×1,515mm3,570×1,625×1,505mm
車両重量1,020kg1,030kg
荷室(後席格納時)185L(550L)182L(547L)
WLTC燃費17.5km/L17.5km/L
最小回転半径4.7m4.7m

数字は2024年の公式諸元表の値です。価格は当時のメーカー希望小売価格で、今は新車では買えません。

500Cは500より170,000円高く、重さは10kg、荷室は3Lの差です。燃費も同じ数字なんです。

電気自動車(500e 現行・2025年8月版諸元表)

項目500e ICON500e OPEN
価格(メーカー希望小売価格・税込)5,770,000円6,030,000円
屋根固定式ガラスルーフ電動開閉式ソフトトップ
全長×全幅×全高3,630×1,685×1,530mm3,630×1,685×1,530mm
車両重量1,330kg1,360kg
一充電走行距離(WLTC)335km335km
最小回転半径5.1m5.1m

500eはICONとOPENの差額が260,000円です。重さは30kg違いますが、カタログの一充電走行距離はどちらも335kmで同じです。

装備も、屋根以外はほぼ共通です。衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、10.25インチのUconnectもどちらにも付いています。

フィアット500と500C、500e ICONとOPENの価格と重さの差を比べた図解

キャンバストップの開け方と使い勝手

実は、走りながらでも開け閉めしやすいのがフィアットのオープンのいいところなんです。

屋根はスイッチひとつで後ろへ畳まれていきます。途中で止めて、前の方だけ少し開けておくこともできます。

開けて走るまでの流れ
  1. 天井のスイッチで屋根を開け始める
  2. 好きな位置で止めるか、いちばん後ろまで開ける
  3. 風の巻き込みが気になったら、少し閉めて調整する
  4. 雨が降りそうなら、早めにスイッチで閉める

開閉できる速度の上限や細かな手順は、年式で違うことがあります。取扱説明書で確かめておくと安心です。

例えばこんな使い方をしている人が多いです。

「高速は閉めて、海沿いの下道に入ったら開ける」
「真夏の昼は閉めて、夕方だけ前を半分開ける」

フルオープンにしなくても、頭の上が空いているだけで気分はかなり変わります!

信号待ちで見上げると空が見える。これだけで、いつもの買い物道が少し特別に感じられるんです。

後ろが見えにくくならない?

これはよく聞かれるところですよね。

いちばん後ろまで開けると、畳まれた幌がリアウインドーの前に重なります。ルームミラーで後ろが見えにくくなるので、駐車や車線変更ではカメラやセンサーも使いましょう。

500eには360°パーキングセンサーとリアパーキングカメラが標準で付いています。運転のしやすさはフィアット500は運転しやすい?でも詳しく見ています。

オープンにして困ることはある?

『雨漏りしない?』『夏は暑すぎない?』と気になりますよね。

先に気をつけたい点をまとめておきます。

オープンで気をつけたいこと
  • 開けたまま駐車すると、急な雨やいたずらの心配がある
  • 屋根を全開にすると、荷室への出し入れがしにくくなる場面がある
  • 夏の日差しは頭に直接当たるので、時間帯を選ぶと快適
  • 幌の合わせ目やゴムが傷むと、雨音や水の入り込みにつながることも

荷室の容量はハッチバックとほぼ同じですが、幌が畳まれる位置の関係で、開けている時は荷物の出し入れがしにくいことがあります。

大きな荷物を積む日は、屋根を閉めてから積み下ろしをするとスムーズです。荷室の広さはフィアット500の荷室の広さで見ています。

防犯面も少しだけ考えておきましょう。布の屋根なので、ガラスルーフのICONやハッチバックより気を使う場面はあります。

車内に貴重品を置いたまま離れない、屋根付きの駐車場を選べるなら選ぶ。この2つだけでも安心感はかなり違いますよ。

幌の手入れはどうすればいい?

ここが大事なところです。

オープンを長く気持ちよく使えるかは、幌の手入れでかなり変わります。

幌の手入れのチェック
  • 洗車機より手洗いを選ぶ(幌に負担をかけにくい)
  • 鳥のフンや樹液はすぐにやわらかい布で取る
  • 洗ったあとは、よく乾かしてから屋根を開ける
  • 合わせ目のゴムに砂やほこりがたまっていないか見る
  • 撥水が落ちてきたら、幌用の撥水剤を使う

洗車機を使うかどうかは、販売店で一度聞いておくといいです。年式や幌の状態によって、すすめ方が変わることもあります。

湿ったまま畳むと、カビやにおいの原因になりやすいんです。雨の日に閉めたまま走ったあとは、晴れた日に開けて乾かしておきましょう。

屋根付き駐車場があると何が違う?

紫外線と雨にさらされる時間が減るので、幌の色あせや傷みはゆっくりになります。

青空駐車なら、ボディカバーより屋根用のカバーやこまめな拭き取りで対応している人もいます。

『幌の張り替えっていくら?』という声もありますが、費用は年式や部品、作業する店で大きく変わります。中古で買う前に、幌の状態を目で見て確かめておくのがいちばんです。

新車の500e OPENなら、新車登録から3年・10万kmまでのメーカー基本保証があります。4〜5年目まで延ばしたいなら、延長保証のExtended Care Plusも検討してみてください。

中古の500Cを選ぶときに見ておきたいこと

ガソリンの500Cは新車では買えないので、中古車の状態がそのまま満足度につながります。

中古の500Cで確かめたいこと
  • 屋根が最後まで止まらずに開け閉めできるか
  • 開閉の途中で異音や引っかかりがないか
  • 幌に破れ・ほつれ・強い色あせがないか
  • 室内のフロアや天井に雨じみがないか
  • デュアロジックの変速や警告灯に気になる点がないか
  • 保証の有無(フィアット認定中古車なら最長3年の保証)

試乗の時は、屋根の開け閉めを2〜3回くり返してみてください。1回だけだと気づけない引っかかりもあるんです!

「前のオーナーさんは屋根をよく開けていましたか?」
「記録簿を見る限り、幌まわりの修理歴はないですね」

こんなふうに、使い方や整備の記録を聞いてみるのもおすすめです。

中古の価格は、年式・走行距離・幌の状態・地域で大きく変わります。同じ年式でも、ハッチバックより高く出ていることもあれば、ほぼ同じこともあります。

選び方の全体はフィアット500の中古車の選び方、認定中古車の保証はフィアット500の認定中古車で詳しく見ています。

中古のフィアット500Cで試乗の時に確かめたい項目の図解

新車の500e OPENとICON、どちらを選ぶ?

結論から言うと、屋根を開けて走る場面が月に何度かでも思い浮かぶならOPEN、そうでなければICONで十分です。

こんな人なら向いているのは
晴れた日に屋根を開けて走りたい500e OPEN
開放感はほしいが、屋根の手入れは減らしたい500e ICON(ガラスルーフ)
青空駐車で、幌の傷みが気になる500e ICON
総額を少しでも抑えたい500e ICON
価格より、オープンの特別感を取りたい500e OPEN

ICONもガラスルーフなので、屋根が開かなくても車内は明るいです。『開けないかも』と少しでも思うなら、ICONとOPENの両方に試乗してみてください。

500eそのものの選び方はフィアット500eは買い?で、航続距離や充電の注意点とあわせてまとめています。

フィアット500買いたいドットコム

フィアット500の値段、先に相場を見ておく

OPENとICONの差額は260,000円です。同じ色・同じ用品で両方の見積もりを取って、総額で比べてみましょう。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引きの考え方はフィアット500の値引き相場で詳しく見ています。

よくある質問

フィアット500と500Cの違いは屋根だけですか?

ほぼ屋根だけです。2024年のガソリン最終仕様では、500Cのほうが170,000円高く、重さは10kg重く、荷室は3L小さい程度でした。燃費はどちらもWLTC 17.5km/Lです。

ガソリンの500Cは今も新車で買えますか?

買えません。ガソリンの500と500Cは2024年5月で日本向けの生産を終えています。今買うなら中古か、フィアット認定中古車です。

500e OPENとICONで航続距離は違いますか?

カタログ値はどちらも一充電走行距離335km(WLTC・国交省審査値)です。重さはOPENが30kg重く、1,360kgです。

幌は洗車機に入れても大丈夫ですか?

年式や幌の状態で考え方が変わるので、販売店に確かめておくのが確実です。負担を減らしたいなら手洗いがおすすめです。

オープンでも4人乗れますか?

はい。500C・500e OPENとも乗車定員は4名です。屋根の布だけが開く作りなので、後席もそのまま使えます。

まとめ

この記事の要点
  • 500C・500e OPENは、普通の500と屋根の作りが違うだけで中身はほぼ同じ
  • 新車で買えるのは500e OPEN(6,030,000円)。ICONとの差は260,000円
  • ガソリンの500Cは2024年5月で生産終了。中古・認定中古車で探す
  • 重さや荷室の差は小さく、燃費・航続距離のカタログ値は同じ
  • 幌は手洗い・よく乾かす・合わせ目の点検で長持ちしやすい
フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

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