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中古のフィアット500を探していて、『ツインエアって何?1.2と何が違うの?』と気になっていませんか。
結論から言うと、ツインエアは875ccの2気筒にターボを付けたエンジンで、独特の音と力強さが好きな人に選ばれてきたモデルです。
ただし新車の生産は2023年10月末で終わっていて、今買うなら中古だけです。この記事では、1.2Lや500eと数字で比べながら、燃費・税金・故障の傾向と、中古で見るところをまとめます。
フィアット500のツインエアとは?
ツインエア(TwinAir)は、排気量875ccの直列2気筒ターボエンジンです。日本では500・500C・パンダに積まれ、2023年10月末で生産を終えました。
『フィアット500って何気筒なの?』という疑問、けっこう多いんです。
答えは、エンジンによって違います。中古で見かけるガソリンの500は、ほとんどが1.2Lの4気筒か、ツインエアの2気筒のどちらかです。
| 1.2(8V) | ツインエア | 500e | |
|---|---|---|---|
| 気筒数 | 直列4気筒 | 直列2気筒 | なし(モーター) |
| 排気量 | 1,240cc | 875cc | なし |
| 過給 | なし | ターボ | なし |
| 新車販売 | 2024年5月で生産終了 | 2023年10月末で生産終了 | 販売中 |
| 自動車税(年) | 30,500円 | 25,000円 | 25,000円 |
自動車税は2019年10月以降に新規登録した自家用車の税率です。2019年9月以前に登録した車は、1.2が34,500円、ツインエアが29,500円になります。
ツインエアは1.0L以下の区分に入るので、1.2より税金が少し安く済むんです。
いつからいつまで売られていた?
ツインエアは2010年3月のジュネーブで初めて公開されたエンジンです。
日本では12年間販売され、2023年10月末で生産を終えています。最後には公式に「Grazie TwinAir」というキャンペーンも行われました。
その後、ガソリンの500自体も2024年5月で日本向け生産を終えました。今の新車ラインアップに残っているのは電気自動車の500eだけです。
グレード全体の流れはフィアット500のグレード一覧で見ています。
2気筒エンジンの乗り味はどんな感じ?
ツインエアの一番の特徴は、音と振動です。
2気筒は4気筒より爆発の間隔が空くので、アイドリングや低い回転で「ポコポコ」「トコトコ」とした独特の鼓動が伝わってきます。
『うるさいって聞いたけど、大丈夫かな』と心配になりますよね。
これは本当に好みが分かれるところです。昔の小さなイタリア車らしくて楽しい、と感じる人もいれば、長く乗ると気になる、と感じる人もいます。
- エンジンの鼓動や音を楽しみたい
- ターボの押し出し感がほしい
- 自動車税を少しでも抑えたい
- 静かで振動の少ない車がいい
- 仕組みがシンプルなエンジンがいい
- 中古の台数が多い中から選びたい
ターボが付くので、出だしから中くらいの速度までは、数字の排気量から想像するより力強く感じると言われます。
例えば試乗の時に、こんな会話になることも。
「小さいエンジンなのに、意外と前に出ますね」
「その代わり、音はけっこう賑やかなんですよ」
この賑やかさを楽しめるかどうか、一度乗って確かめてみてください。
「105ps」というのは本当?
『ツインエアは105psって見たけど?』という声もありますよね。
ツインエアは年式や仕様によって出力の違うものがあったと言われます。ただ、この記事のもとにしている公式資料では、日本仕様の各年式の出力を確かめきれていません。
中古で買う車の出力は、車検証や当時のカタログ、販売店の資料で確かめるのが確実です。
ツインエアの燃費はどのくらい?
燃費のカタログ値は、メディアではWLTCモードで19.2km/Lと紹介されています。ただし、この数字は公式のリリースでは確かめきれていない値です。
公式の諸元表で確かめられる最終型の1.2は、WLTCモードで17.5km/Lです。
| カタログ燃費(WLTC) | 出典の確かさ | |
|---|---|---|
| ツインエア | 19.2km/L | メディア情報(公式未確認) |
| 1.2(2024年 Dolcevita) | 17.5km/L | 公式諸元表 |
| 500e | 128Wh/km・一充電335km | 公式諸元表 |
実は、ツインエアは乗り方で燃費が大きく変わるエンジンだと言われます。
小さな排気量をターボで補っているので、アクセルを深く踏むとターボがしっかり働き、燃料も多く使います。街中で軽く走る日と、高速や坂道が多い日で、差が出やすいんです。
『カタログほど走らない』と感じた時は、踏み方を少し穏やかにしてみてください。
ツインエアと1.2、維持費はどのくらい違う?
『結局、どっちが安く乗れるの?』と気になりますよね。
税金とカタログ燃費だけで並べると、こうなります。
| ツインエア | 1.2 | |
|---|---|---|
| 自動車税(2019年10月以降登録) | 年25,000円 | 年30,500円 |
| 自動車税(2019年9月以前登録) | 年29,500円 | 年34,500円 |
| カタログ燃費(WLTC) | 19.2km/L(公式未確認) | 17.5km/L |
自動車税の差は、年5,000〜5,500円です。
ただ、中古の場合は燃費や税金の差より、整備にかかるお金の差のほうが大きくなりやすいんです。
オイル交換の頻度や、デュアロジックの修理が入るかどうかで、年間の出費は簡単に逆転します。
登録から13年を超えたガソリン車は、自動車税が約15%重くなる点も覚えておきましょう。年間の内訳はフィアット500の維持費は年間いくら?で見ています。

実燃費の考え方はフィアット500の燃費と500eの電費、給油の油種はハイオクかレギュラーかで詳しく見ています。
ツインエアは故障しやすい?
『ツインエア 故障』と調べている方は、きっと中古を前に迷っているはずです。
結論から言うと、ツインエアだけが特別に壊れやすいと言い切れる資料はありません。ただ、気を付けたいと言われるポイントはあります。
- 吸気バルブを油圧で動かす「マルチエア」という仕組みを使っていて、エンジンオイルの管理が大事だと言われる
- 2気筒らしい振動が、エンジンマウントなどに負担をかけやすいと言われる
- 組み合わされるデュアロジック(セミAT)のクラッチや油圧ユニットの不調
- 年数がたった車のイグニッションコイルやセンサー類の交換
どれも年式・走行距離・それまでの整備で状態が大きく変わります。同じ年式でも、オイル交換をこまめにしてきた車とそうでない車では別物と考えておきましょう。
ここが大事なところです。ツインエアの多くはデュアロジックとの組み合わせなので、エンジンだけでなく変速機の状態も見ておく必要があるんです。
デュアロジックのクセや故障の傾向はデュアロジックとはで詳しく見ています。修理費の目安はフィアット500の故障しやすい箇所もあわせてどうぞ。
中古のツインエアを選ぶ時のチェックポイント
ツインエアは新車がもう無いので、選ぶなら中古車です。
一番新しくても2023年ごろの車で、古いものは10年以上たっています。年式の幅が広い分、1台ずつの状態の差も大きくなります。
- オイル交換の記録が、定期的に残っているか
- デュアロジックの変速にギクシャクや遅れがないか(試乗で確かめる)
- メーター内にエンジンや変速機の警告灯が点いていないか
- アイドリングの振動が、ツインエアらしい範囲を超えて大きくないか
- 正規ディーラーや専門店での整備記録があるか
試乗では、発進・2速から3速への変速・坂道発進を一通り試してみてください。
『「ツインエア ラウンジ」と「ツインエア」の違いは?』という疑問もありますよね。
ラウンジなどはグレードの名前で、装備や内装の仕立てが違います。
エンジンがツインエアかどうかは、グレード名と車検証の型式・排気量で確かめましょう。
- ツインエアか1.2か、エンジンを先に決める
- 予算と年式・走行距離の上限を決める
- 整備記録ありの車に絞って候補を出す
- 試乗で変速と振動を確かめる
- 保証の有無と内容を比べて決める
保証を重視するなら、フィアット認定中古車も候補になります。中古全体の選び方はフィアット500の中古車の選び方で見ています。
フィアット500買いたいドットコム
フィアット500の値段、先に相場を見ておく
ツインエアの中古車は、年式・走行距離・グレードの条件で絞って見ると、自分の予算で狙える車が見えてきます。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
ツインエアの買取相場はどう決まる?
『ツインエアを持っているけど、売ったらいくら?』と考えている方もいるはずです。
買取の価格は、年式・走行距離・グレード・色・修復歴・整備記録でかなり変わります。時期と地域によっても動くので、ここでは決まった金額は出しません。
ツインエアは生産終了したエンジンなので、好きな人が探しているという面もあります。整備記録をそろえておくと、状態を説明しやすくなりますよ。
| 査定で見られやすいところ | 準備しておくもの |
|---|---|
| 年式・走行距離 | 車検証 |
| 整備の状態 | 点検記録簿・整備明細 |
| デュアロジックの状態 | 修理・交換の記録 |
| 外装・内装 | 洗車・車内の片付け |
相場の目安はフィアット500の買取相場で詳しく見ています。
これから500を買う方は、新車の500eと中古のツインエアでいくら違うかも比べておくと安心です。
500eの中身はフィアット500eは買い?、買い方の全体はフィアット500の値引き相場と交渉の順番で見ています。

よくある質問
フィアット500は何気筒ですか?
エンジンで違います。1.2Lは直列4気筒、ツインエアは直列2気筒です。電気自動車の500eにはエンジンがありません。
ツインエアは今も新車で買えますか?
買えません。ツインエアは2023年10月末で生産を終え、ガソリンの500も2024年5月で日本向け生産を終えています。今買うなら中古車です。
ツインエアの自動車税はいくらですか?
875ccなので1.0L以下の区分です。2019年10月以降に登録した車は年25,000円、2019年9月以前の車は年29,500円です。登録から13年を超えると重くなります。
ツインエアにMT(マニュアル)はありますか?
過去の限定車にはMTがあったと言われますが、台数はわずかです。多くはデュアロジックとの組み合わせです。
中古のツインエアを買っても大丈夫ですか?
状態次第です。オイル交換の記録が残っていて、試乗で変速や振動に気になる点がなければ、候補に入れやすくなります。保証の有無も一緒に比べてみてください。
ツインエアの燃費はいいですか?
カタログ値ではWLTC 19.2km/Lと紹介されています(公式未確認)。ターボを使う走り方では落ちやすいので、乗り方で差が出ます。
まとめ
- ツインエアは875ccの直列2気筒ターボで、2023年10月末に生産終了
- 1.2Lは直列4気筒1,240cc、500eはモーターでエンジンがない
- 自動車税は1.0L以下の区分で、2019年10月以降の登録なら年25,000円
- 独特の音と振動は好みが分かれるので、試乗で確かめる
- 中古はオイル交換記録とデュアロジックの状態を最優先で見る





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