フィアット500の維持費は年間いくら?内訳をすべて出す

ガレージの小さなイタリアのハッチバックと維持費を計算するノート

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フィアット500が欲しいけれど、『輸入車って維持費が高いんでしょ?』と、一歩手前で止まっていませんか。

結論から言うと、フィアット500の維持費は年25万〜50万円程度が目安です(中古のガソリン500・駐車場代は別)。新車の500eなら、燃料代と自動車税が下がる分、年15万〜40万円程度に収まる計算になります。

この記事では、税金・燃料代・車検・保険・消耗品まで、1年間の内訳をすべて表に出していきます。

目次

まず結論:フィアット500の維持費は年間いくら?

先に全体像をお見せします。年間1万km走る自家用車の例です。

項目ガソリン500 1.2(中古・2019年10月以降登録)500e ICON/OPEN(新車)
自動車税(種別割)30,500円25,000円
燃料代・電気代約10.6万円(ハイオク)約4万円(自宅充電)
車検(法定費用込み・1年あたり)5万〜10万円程度3万〜7万円程度
任意保険4万〜15万円程度4万〜20万円程度
消耗品・修理3万〜10万円程度1万〜5万円程度
合計の目安約25万〜50万円約15万〜40万円

燃料代はハイオク1Lあたり185円、電気代は1kWhあたり31円と仮に置いて計算しています。保険と修理は、年齢・等級・車の状態で大きく変わるので幅で出しました。

駐車場代は入れていません。月極を借りるなら、地域によって年数万円から数十万円が上乗せになります。

先に結論

ガソリン500は「燃料代と修理」、500eは「保険と充電環境」が維持費を左右します。自動車税の差は年5,500円なので、税金より燃料代と修理費の差のほうがずっと大きいんです。

フィアット500のガソリン車と500eの年間維持費の内訳を比べた図解

月にするといくら?

年間の数字だけだとピンと来ない方も多いはずです。

月あたりに直すと、ガソリン500で約2万〜4万円、500eで約1.3万〜3.3万円になります。ここに駐車場代とローンの返済が加わる、と考えてみてください。

年間の目安月あたり
ガソリン500 1.2(中古)約25万〜50万円約2万〜4万円
500e ICON/OPEN(新車)約15万〜40万円約1.3万〜3.3万円

月々のローンも合わせて考えたい方は、頭金ごとの試算をフィアット500のローンで見ています。

自動車税と重量税はいくら?

税金は毎年かかる自動車税と、車検のたびに払う重量税の2つです。

モデル自動車税(年)重量税の区分
ガソリン500 1.2(2019年10月以降登録)30,500円1.0t超1.5t以下
ガソリン500 1.2(2019年9月以前登録)34,500円1.0t超1.5t以下
ガソリン500 ツインエア(2019年10月以降登録)25,000円車検証の車両重量で確認
500e(電気自動車)25,000円1.0t超1.5t以下(エコカー減税の対象)

自動車税は、2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。500eは電気自動車なので、いちばん低い区分になります。

ガソリン車は登録から13年を超えると、自動車税が約15%重くなります。2008年発売の初期の500はもう13年を超えているので、古い年式を選ぶ方は気を付けておきましょう。

重量税は年式やエコカー減税の適用で額が変わります。車検の見積もりに書かれるので、そこで確かめてみてください。

細かい区分と計算はフィアット500の自動車税と重量税にまとめています。

燃料代・電気代はどれくらい?

ここが、ガソリン500と500eでいちばん差が出るところです。

ガソリン500 1.2は、WLTC燃費17.5km/L・ハイオク指定・タンク35Lです。500eは、電費128Wh/km・一充電走行距離335km(WLTC・国交省審査値)です。

年間走行距離ガソリン500(ハイオク185円/L)500e(31円/kWh・自宅充電)
5,000km約5.3万円約2万円
10,000km約10.6万円約4万円
15,000km約15.9万円約6万円

単価は計算用に置いた仮の数字です。ガソリン代も電気代も時期と地域で変わるので、自分の単価で計算し直してみてください。

『カタログ燃費どおりには走らないでしょ?』と思いますよね。

その通りで、街乗り中心ならカタログ値より燃料代はかさみます。500eも、急速充電を多く使うと1kWhあたりの単価が上がりやすいです。

ハイオクの話はフィアット500はハイオク?、燃費の実際はフィアット500の燃費と500eの電費で詳しく見ています。

車検とメンテナンスにかかる費用

車検は、新車登録から3年目に1回目、その後は2年ごとです。

費用は、重量税・自賠責保険・印紙代の法定費用と、点検・整備の費用に分かれます。

費用の種類中身店で変わるか
法定費用重量税・自賠責保険・印紙代どこで受けても同じ
点検・整備費用24か月点検、交換部品、工賃店で大きく変わる
代行手数料書類・持ち込みの手数料店で変わる

500eの新車には、1年目・2年目の法定点検などを含む「Maintenance Care(1-3)」が新車登録から3年間無償で付きます。最初の3年は、点検費用がかなり抑えられるんです。

ガソリン500の中古は、年数が進むほど車検ごとに直す箇所が増えていきます。

中古は「修理の積み立て」を入れておく

10年を超えたガソリン500では、タイミングベルトやデュアロジックのクラッチなど、数万〜20万円台の修理が車検に重なることがあります。年間の維持費に、修理用の積み立てを月数千円入れておくと慌てずに済みます。

車検の中身と安く抑えるコツはフィアット500の車検費用の目安で見ています。

500eは充電の環境で電気代が変わる

500eの電気代は、どこで充電するかで大きく変わります。

充電する場所電気代の考え方
自宅の200V普通充電家の電気料金プランしだい。夜間が安いプランだと抑えやすい
外出先の急速充電(CHAdeMO)充電サービスの料金体系で決まる。自宅より割高になりやすい

自宅に200Vのコンセントを付ける工事が要る場合は、その費用も最初にかかります。

『マンションで充電できない』という方は、近くの急速充電器の料金で計算し直しておくと、思ったより高かった、を防げますよ!

任意保険と消耗品の目安

任意保険は、年齢・等級・車両保険の有無で金額がまったく変わります。

『同じ車なのに友達と保険料が全然違う』ということも普通にあるんです。

項目ガソリン500(中古)500e(新車)
任意保険車両価格が低い分、車両保険は安めになりやすい車両価格が高い分、車両保険は高めになりやすい
タイヤ195/45R16(最終型1.2)205/45R17
エンジンオイル定期的に交換が必要不要
バッテリー(12V)数年ごとに交換補機用バッテリーの点検は必要
ブレーキパッドなど消耗品の交換あり回生ブレーキで減りは穏やかと言われる

タイヤのサイズは公式の主要諸元表の値です。スペアタイヤは無く、タイヤリペアキットが付いています。

500eは17インチなので、タイヤ代はガソリン500の16インチより高めになりやすいです。

保険料の下げ方はフィアット500の任意保険料の目安と下げ方、タイヤ代はフィアット500のタイヤサイズと交換費用で見ています。

フィアット500の維持費で差が出る項目をまとめた図解

『保険料の目安が広すぎて分からない』という方は、今の保険会社に「車をフィアット500に替えたらいくらか」を聞いてみてください。車の型式が分かれば、すぐに出してもらえることが多いです。

中古のフィアット500で維持費を抑えるコツ

ここが大事なところです!

中古のガソリン500は、車両価格が手ごろな代わりに、買った後の整備費で差がつきます。

例えば、こんな会話がよくあります。

「この500、すごく安いですね」
「ベルトとクラッチの交換がまだなので、そこは考えておいてください」

安い理由が「直す箇所が近い」ことなら、総額では高くつくこともあるんです。

中古で維持費を抑えるチェック
  • 整備記録で、タイミングベルトとクラッチの交換歴を確かめる
  • 2019年10月以降登録なら自動車税は30,500円、それ以前は34,500円
  • 13年を超えた年式は自動車税・重量税が上がる前提で計算する
  • 保証付きの「フィアット認定中古車」と一般中古車の総額を比べる
  • 輸入車を見られる整備工場を近くに見つけておく

フィアット認定中古車は、新車登録9年以内の車が対象です。保証の分だけ車両価格は上がりますが、修理の不安を減らしたい方には向いています。

何年乗れるかの考え方はフィアット500は何年・何万km乗れる?で詳しく見ています。

乗り換えるなら維持費の差で考える

最後に、ガソリン500から500eへの乗り換えを考えている方へ。

500eの新車価格はICON 5,770,000円、OPEN 6,030,000円(メーカー希望小売価格・税込)です。燃料代と税金の差は年数万〜十数万円なので、維持費の差だけで車両価格の差を埋めるのは時間がかかります。

『じゃあ乗り換えないほうが得?』と思うかもしれません。

ただ、10年を超えたガソリン500で大きな修理が控えているなら、話は変わります。修理費と、今の車の買取額を並べてみるのがおすすめです。

乗り換えの損得を比べる順番
  1. 今の車で次の車検までに直す予定の箇所と金額を聞く
  2. 今の車の買取の査定額を調べる
  3. 乗り換え先の乗り出し総額を見積もる
  4. 年間の維持費の差を、乗る予定の年数分かけて足す

フィアット500買いたいドットコム

フィアット500の値段、先に相場を見ておく

修理か乗り換えか迷ったら、今の車にいくら付くかを先に調べておくと比べやすくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

新車の見積もりの取り方はフィアット500の値引き相場と交渉の順番、ローンの月々の支払いはフィアット500のローンで見ています。

維持費は、乗り方と選ぶ年式でかなり変わります。まずは自分の年間走行距離と、駐車場代を入れて計算し直してみてください。

よくある質問

フィアット500の維持費は年間いくらですか?

年1万km走る例で、中古のガソリン500が約25万〜50万円、新車の500eが約15万〜40万円が目安です。駐車場代は別で、保険と修理費で大きく変わります。

フィアット500の中古は維持費が高いですか?

税金や燃料代は国産のコンパクトカーと大きくは変わりません。差が出やすいのは、10年を超えた車の修理費です。整備記録を見て選ぶと抑えやすくなります。

500eの自動車税はいくらですか?

年25,000円です。電気自動車は自動車税のいちばん低い区分になります。

ガソリン500と500e、維持費はどちらが安いですか?

燃料代と税金だけなら500eが安いです。ただ、新車の500eは車両保険が高めになりやすく、自宅に200Vの充電設備がないと電気代も上がりやすいです。

維持費を下げるいちばんの方法は何ですか?

保険の見直しと、修理の計画です。保険は補償内容で大きく変わり、中古は直す箇所を車検に合わせてまとめると工賃を抑えやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 維持費の目安は、中古ガソリン500が年25万〜50万円、500eが年15万〜40万円(駐車場代別)
  • 自動車税はガソリン500 1.2が30,500円(2019年10月以降登録)、500eが25,000円
  • 燃料代は年1万kmでハイオク約10.6万円、500eの自宅充電で約4万円(仮の単価)
  • 500eは最初の3年、Maintenance Careで点検費用を抑えられる
  • 中古は修理の積み立てを入れて計算し、整備記録で選ぶ
フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

フィアット500の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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