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メーターにスパナのマークが出て、『そろそろオイル交換かな』とフィアット500の整備記録を探していませんか。
結論から言うと、オイル交換の時期と量は、乗っているエンジン(1.2の4気筒か、ツインエアの2気筒か)で変わります。まずは自分の500のエンジンを確かめて、取扱説明書の指定に合わせるのがいちばん確実なんです。
この記事では、エンジン別の考え方、交換の時期と費用、メンテナンス表示のリセットまで順番に見ていきます。
先に確認:オイル交換が要るのはガソリンの500だけ
ひとつ大事な前提があります。
エンジンオイルの交換が要るのは、ガソリンエンジンの500と500Cです。2022年に日本で発売された電気自動車の500eにはエンジンが無いので、エンジンオイルの交換はありません。
| モデル | エンジン | エンジンオイル交換 |
|---|---|---|
| ガソリン500/500C 1.2(2008年日本発売〜2024年5月生産終了) | 1,240cc 直列4気筒SOHC 8バルブ(69ps) | 要る |
| ガソリン500/500C ツインエア(2023年10月末で生産終了) | 875cc 直列2気筒ターボ | 要る |
| 500e ICON/OPEN(2022年日本発売・現行) | モーター(118ps) | 無い |
『500eなら油脂類の点検はゼロ?』と思うかもしれません。
ただ、ブレーキ液や冷却系など、EVにも点検する項目はあります。何をどの時期に見るかは正規ディーラーで確かめておきましょう。
車検証の「原動機の型式」と「総排気量」を見ると分かります。1.2なら1,240cc、ツインエアなら875ccです。中古で買った方は、まずここを確かめておくと話が早いですよ。
エンジンの違いはフィアット500のエンジンと性能、ツインエアの特徴はフィアット500のツインエアとはで詳しく見ています。
オイル量はどれくらい?エンジン別の確かめ方
「フィアット500のオイル量は何リットル?」は、よく調べられる疑問ですよね。
実は、オイル量は1.2とツインエアで違い、さらにオイルフィルターも一緒に替えるかどうかで入る量が変わります。だから1つの数字を覚えるより、自分の車の指定を見る場所を知っておくほうが役に立ちます。
- 取扱説明書の「エンジンオイル」「諸元」の項目
- 整備記録簿(前回入れた量と銘柄が書かれていることが多い)
- 正規ディーラーや整備工場に車検証を見せて聞く
量と同じくらい大事なのが、オイルの規格と粘度です。フィアットのエンジンは、メーカーが指定する規格のオイルを使う前提で作られています。
例えば店頭ではこんなやり取りになります。
「一番安いオイルでお願いします」
「この車は指定の規格があるので、合うものからお選びしますね」
価格だけで選ばず、指定の規格に合っているかを確かめてもらいましょう。
オイルの量は入れすぎても少なすぎてもよくない
オイルは多ければ安心、というものではありません。
入れすぎると、エンジンの中でオイルが泡立ったり、余分な抵抗になったりすることがあります。少なすぎると潤滑が足りず、エンジンを傷める原因になります。
- 平らな場所に止めて、エンジンを止めてから数分待つ
- ボンネットを開け、オイルレベルゲージを抜く
- 先を布で拭いて、もう一度奥まで差し込む
- 抜いて、油の跡が上限と下限の間にあるか見る
- 下限に近ければ、指定のオイルを少しずつ足す
ツインエアはターボ付きの小さなエンジンです。オイルの減り方は個体差があるので、給油のついでにときどき見ておくと安心ですよ。
オイル交換の時期はいつ?
ここが一番気になるところですよね。
交換の時期は、取扱説明書の指定と、メーターに出るメンテナンス表示が基準になります。乗り方で負担が変わるので、よく言われる目安は「走行距離か期間の早いほう」です。
| 乗り方 | エンジンへの負担 | 交換の考え方 |
|---|---|---|
| 毎日の長めの通勤・高速が中心 | 比較的軽い | 指定の距離・期間に合わせる |
| 近所の買い物など短い距離ばかり | 重め(エンジンが温まりきらない) | 早めの交換を考える |
| 渋滞や坂道が多い | 重め | 早めの交換を考える |
| ほとんど乗らない | 距離は進まないがオイルは劣化する | 期間で交換する |
フィアット500は街乗りの車として選ぶ方が多いですよね。短い距離の繰り返しはエンジンにとって負担が大きい使い方なので、距離が少なくても期間で替えておくのがおすすめです。
新車のフィアットには「Maintenance Care(1-3)」が新車登録から3年間無償で付きます。1年目・2年目の法定点検と、エンジンオイル・フィルターの交換が含まれます。ガソリンの500を新車で買った方は、この範囲を使い切っているか整備記録で確かめてみてください。
保証と点検パックの中身はフィアット500の新車保証と延長保証で見ています。

オイルフィルターはいつ替える?
「オイルフィルターも毎回替えるの?」と迷いますよね。
オイルフィルターは、オイルの中の汚れを受け止める部品です。オイルだけ新しくしても、フィルターが詰まっていると汚れが回りやすくなります。
よく言われるのは「オイル交換2回に1回はフィルターも」という考え方です。ただ、指定の交換時期は取扱説明書や整備記録で確かめるのが確実です。
| 交換するもの | 費用の考え方 | 時期の考え方 |
|---|---|---|
| エンジンオイルのみ | オイル代+工賃。数千円〜1万円台が目安 | 指定の距離・期間 |
| オイル+フィルター | 上にフィルター代と工賃が加わる | フィルターの指定時期に合わせる |
| 輸入車専門店・正規ディーラー | 一般店より高めのことも | 指定オイルの在庫がある |
金額は店・オイルの銘柄・地域で変わるので、幅で見ておきましょう。
ネットで買ったオイルを持ち込むと安く済むことがあります。ただ、持ち込みを断る店や工賃が上がる店もあります。指定の規格に合っているかも含めて、予約の時に聞いておくと安心です。
自分でオイル交換はできる?
DIYが好きな方は、自分で替えたいと思うこともありますよね。
道具と場所がそろっていれば、自分で替えることもできます。ただ、フィアット500は車高が低めで、下に潜る作業になります。
- エンジンを少し温めてから止め、平らな場所でジャッキアップしてウマで支える
- ドレンボルトを外して古いオイルを抜く
- 必要ならオイルフィルターを外して新品に替える
- ドレンボルトを新しいワッシャーで締める
- 指定のオイルを少なめに入れ、レベルゲージで見ながら足す
- エンジンをかけて漏れがないか見る
- 廃油は処理箱などで自治体のルールに合わせて捨てる
『思ったより大変そう』と感じたなら、無理をしないのが一番です。
ジャッキだけで車の下に入るのは危ないので、ウマ(リジッドラック)を使いましょう。廃油の処分も手間がかかるので、費用と手間を比べて店に頼むかどうか決めてみてください。
メンテナンス表示のリセット方法
オイルを替えた後、メーターのスパナマークが消えないと気になりますよね。
フィアット500には、点検やオイル交換の時期を知らせるメンテナンス表示があります。店で交換した時は、多くの場合その場でリセットしてもらえます。
自分で交換した時は、自分でリセットすることになります。
- 取扱説明書の「メンテナンス」「サービス」の項目で手順を見る
- 年式やメーターの種類で、ボタンの場所やメニュー名が違う
- 分からない時は、次の点検の時に店でリセットしてもらう
実は、リセットの方法はネットで探すと年式違いの手順が混ざっていることがあるんです。自分の年式に合わない手順を試すと、別の設定を変えてしまうこともあります。取扱説明書を手元に置いて進めてみてください。
取扱説明書の見方はフィアット500の取扱説明書の見方とよく使う設定にまとめています。
バッテリー交換の後にリセットが要ることも
バッテリーを替えた後や、端子を外した後に『なんだか動きが変』と感じる方もいます。
電源が切れると、時計やラジオの設定、パワーウインドウの動き、デュアロジックの変速の学習などがリセットされることがあるからです。
| 症状 | よくある理由 | 対処の考え方 |
|---|---|---|
| 時計・ラジオの設定が消えた | 電源が切れて記憶が消えた | 設定し直す |
| 窓のオート開閉が効かない | 窓の位置の記憶が消えた | 取扱説明書の手順で再設定 |
| デュアロジックの変速がぎこちない | 変速の学習が初期化された | しばらく走るか、店で学習してもらう |
| 警告灯が点いたまま | 電圧の変化で記録が残った | 店で診断機を使って確かめる |
デュアロジックの扱いはフィアット500のデュアロジックとは、バッテリーの話はフィアット500のバッテリー上がりと交換で詳しく見ています。

オイル管理は燃費と維持費にも関わる
最後に、オイルとお金の話をしておきますね。
古いオイルのまま走ると、エンジンの中の抵抗が増えて、燃費に影響することがあります。ガソリンの500(1.2)のWLTC燃費は17.5km/Lで、燃料はハイオク(無鉛プレミアム)・タンク35Lです。
オイル代は小さな出費ですが、エンジンの修理になると桁が変わります。
例えばこんな場面です。
「オイル交換、もう2年くらいやってないかも」
「距離が少なくても、期間で替えておいたほうがいいですよ」
燃費の実際はフィアット500の燃費と500eの電費、燃料の話はフィアット500はハイオク?で見ています。
オイル代を含めた年間の維持費はフィアット500の維持費は年間いくら?で全部出しています。これから買う方は、値引きと総額の考え方をフィアット500の値引き相場と限界額で確かめておくと安心です。
よくある質問
フィアット500のエンジンオイル量は何リットルですか?
1.2とツインエアで違い、フィルターを替えるかどうかでも変わります。取扱説明書の諸元か整備記録簿で確かめるのが確実です。店に車検証を見せれば、指定の量で入れてもらえます。
フィアット500のオイル交換はどれくらいの頻度ですか?
取扱説明書の指定とメーターのメンテナンス表示が基準です。短い距離ばかり走る使い方はエンジンの負担が大きいので、距離が少なくても期間で替えておくのがおすすめです。
500eにもオイル交換は要りますか?
500eは電気自動車でエンジンが無いので、エンジンオイルの交換はありません。ブレーキ液などの点検項目はあるので、点検の時期は正規ディーラーで確かめてみてください。
オイル交換の後、スパナマークが消えません。
メンテナンス表示のリセットが必要です。店で交換すれば多くの場合その場でリセットしてもらえます。自分で行う時は、年式に合った手順を取扱説明書で確かめましょう。
バッテリー交換の後に変速がぎこちないのはなぜですか?
デュアロジック車では、電源が切れると変速の学習が初期化されることがあります。しばらく走って様子を見て、続くようなら店で点検してもらいましょう。
まとめ
- エンジンオイル交換が要るのはガソリンの500・500C。500eには無い
- 1.2(1,240cc)とツインエア(875cc)で量が違う。取扱説明書と整備記録で確かめる
- 短い距離ばかりの使い方は負担が大きい。距離が少なくても期間で替える
- 新車から3年はMaintenance Careでオイル・フィルター交換が含まれる
- 自分で交換したら、年式に合った手順でメンテナンス表示をリセットする





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