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セルフのガソリンスタンドで、フィアット500の給油口を開けたまま『ハイオクだっけ、レギュラーでいいんだっけ』と手が止まったことはありませんか。
結論から言うと、ガソリンのフィアット500はハイオク(無鉛プレミアム)指定です。最終型の1.2は、公式の主要諸元表でも燃料が「無鉛プレミアム」になっています。
この記事では、レギュラーを入れた時に起きることと、給油口や燃料キャップの扱い、燃料代の差を数字で見ていきます。
フィアット500の燃料はハイオク?レギュラー?
まずは、どのフィアット500が何を入れる車なのかを表で押さえておきましょう。
| モデル | 燃料 | 燃料タンク | 燃費・電費(WLTC) |
|---|---|---|---|
| ガソリン500 1.2(最終型・3BA-31212) | 無鉛プレミアム(ハイオク) | 35L | 17.5km/L |
| ガソリン500C 1.2(最終型) | 無鉛プレミアム(ハイオク) | 35L | 17.5km/L |
| ガソリン500 ツインエア(2023年10月末で生産終了) | 給油口の表示で確認 | 年式で確認 | 年式で確認 |
| 500e ICON/OPEN(電気自動車) | 電気(42kWh) | なし | 128Wh/km・一充電335km |
数字は2024年の公式主要諸元表(1.2 Dolcevita)と、2025年8月版の500e主要諸元表の値です。
ガソリンの500と500Cは、2024年5月で日本向けの生産を終えています。いま走っているガソリンの500は、2008年の日本発売から2024年までの年式が中心なんです。
ガソリンのフィアット500 1.2はハイオク指定です。年式や仕様が古い車、ツインエアに乗っている方は、給油口のフタの裏の表示か取扱説明書で確かめておきましょう。
燃費の実際はフィアット500の燃費と500eの電費で詳しく見ています。
レギュラーを入れたらどうなる?
『うっかりレギュラーを入れちゃった、もう壊れる?』と不安になる方も多いはずです。
実は、1回入れただけですぐにエンジンが止まる、という話にはなりにくいです。
ハイオク指定の車は、ノッキング(異常燃焼)を感じ取ると点火のタイミングを遅らせて守る仕組みを持っているのが一般的です。その分、力が出にくくなり、燃費も落ちやすくなります。
| 入れ方 | 起きやすいこと | どうするか |
|---|---|---|
| 1回だけレギュラーを入れた | 加速が鈍い、カリカリ音が出ることも | 次から早めにハイオクを足して薄める |
| ハイオクとレギュラーが混ざった | 大きな変化は感じにくいことも | 残りを走ってハイオクで満タンに |
| ずっとレギュラーで乗る | 力不足・燃費の悪化、エンジンへの負担 | 指定どおりハイオクに戻す |
| 軽油を入れた | エンジンがかからない・止まる | エンジンをかけずにロードサービスへ |
ただ、指定と違う燃料を使い続けるのはおすすめできません。不具合が起きた時に、燃料の入れ間違いが原因だと保証の対象外になることもあるからです。
ガソリン車に軽油を入れた場合は、エンジンをかけずにその場でロードサービスか販売店に連絡してみてください。かけてしまうと、燃料の通り道まで軽油が回ってしまいます。
「レギュラーでも走るよ」と言われたら
例えば、こんな会話を聞いたことがあるかもしれません。
「うちの500、ずっとレギュラーだけど普通に走るよ」
「本当?じゃあ自分もレギュラーでいいのかな」
走れてしまうのは、さっきの点火を遅らせる仕組みが働いているからなんです。
調子よく走っているように見えても、本来の力と燃費は出ていない、と考えておきましょう。
ハイオクとレギュラーで燃料代はいくら違う?
『ハイオクって高いんでしょ?』と気になりますよね。
ここは数字で比べてみます。最終型1.2のWLTC燃費17.5km/Lで、年間1万km走ったとします。
使う燃料はおよそ571Lです。ハイオクとレギュラーの価格差を1Lあたり11円と仮に置くと、差は年6,300円ほどになります。
| 年間走行距離 | 使う燃料(17.5km/L) | 価格差11円/Lの時の差 |
|---|---|---|
| 5,000km | 約286L | 約3,100円 |
| 10,000km | 約571L | 約6,300円 |
| 15,000km | 約857L | 約9,400円 |
価格差の11円は計算用に置いた仮の数字です。実際の差は地域やスタンド、時期で変わるので、近所のスタンドの値段で計算し直してみてください。
カタログ燃費どおりに走れない日も多いので、実際の差はもう少し大きく出ることもあります。
それでも年数千円から1万円前後の差なら、レギュラーにして力と燃費を落とすほうが損になりやすいんです。
指定より上のハイオクを入れると燃費は良くなる?
『ハイオクなら、レギュラー指定の車に入れても得なの?』という疑問もよく聞きます。
これは逆の話で、ハイオクの良さが出るのはハイオク指定のエンジンだからなんです。フィアット500 1.2のように、ハイオクを前提に作られたエンジンで本来の力と燃費が出ます。
| 組み合わせ | どうなるか |
|---|---|
| ハイオク指定の車にハイオク | 本来の力と燃費が出る |
| ハイオク指定の車にレギュラー | 力と燃費が落ちやすい |
| レギュラー指定の車にハイオク | 大きな得は感じにくい |
燃料の銘柄ごとの細かい違いは、スタンドの会社で添加剤などが変わります。ただ、指定どおりハイオクを入れていれば、銘柄を気にしすぎなくて大丈夫です。

燃料代を含めた1年間の費用はフィアット500の維持費で内訳ごとに出しています。
中古で買ったら燃料の表示を見ておこう
中古のフィアット500を買ったら、最初の給油の前に給油口のフタの裏を見ておきましょう。
燃料の種類が書かれたラベルが貼られていることが多く、取扱説明書と合わせて確かめられます。前の持ち主がどんな燃料を入れていたかは分からないので、自分の代から指定どおりにしておけば大丈夫です。
販売店で「この車はハイオクですよね」と一言聞いておくのも、いい確かめ方ですよ。
給油口・燃料キャップはどこ?開け方と注意点
初めてフィアット500に乗る方が戸惑いやすいのが、給油口の開け方です。
国産車のように運転席の足元にオープナーがあると思って探してしまう方も多いはずです。給油口の位置と開け方は、年式で違いがないか取扱説明書で確かめておくのが確実です。
- メーター内の燃料計の近くにある給油機のマークの三角で、給油口が左右どちら側か確かめる
- エンジンを止め、取扱説明書の手順で給油口のフタを開ける
- フタの裏の燃料の表示を見て、ハイオク(無鉛プレミアム)を選ぶ
- 燃料キャップをゆっくり回して外し、置き場所を決めておく
- 給油が自動で止まったら、継ぎ足しはせずにキャップを締める
- キャップがカチッと止まるまで回し、フタを閉める
燃料計の三角マークは、ほかの車に乗り換えた時にも使える小ワザですよ!
給油キャップの紐がない・切れている時は
『給油キャップの紐って付いてないの?』と探す方もいます。
中古で買った車だと、キャップを留めておくひもが付いていない、切れている、ということもあります。
その場合は、外したキャップをスタンドに置き忘れないことが大事です。給油中はフタの近くに引っかけるか、手に持ったまま給油するクセを付けておきましょう。
- キャップを締めた後、カチッと止まるまで回したか確かめる
- キャップのパッキンがひび割れていないか見ておく
- 交換が必要なら、純正品か適合品を販売店で確かめる
- 給油後にエンジン警告灯が付いたら、まずキャップの締め忘れを疑う
キャップが緩いと、燃料の蒸発ガスを見張る仕組みが反応して、警告灯が付くこともあります。
燃料タンク35Lで何km走れる?
最終型1.2の燃料タンクは35Lです。軽自動車並みの小さめのタンクなんです。
WLTC燃費17.5km/Lで単純に計算すると、満タンで約610km走れる計算になります。
| 走り方 | 燃費の仮定 | 35Lで走れる距離の目安 |
|---|---|---|
| カタログ値(WLTC) | 17.5km/L | 約610km |
| 郊外中心(WLTC郊外モード) | 18.1km/L | 約630km |
| 市街地中心(WLTC市街地モード) | 13.2km/L | 約460km |
ただし、タンクを空になるまで使い切るのはおすすめできません。燃料の警告灯が付いたら、早めに給油しておきましょう。
街乗り中心だと、カタログ値より短い距離で給油のタイミングが来ることも多いです。
『思ったより給油の回数が多いな』と感じたら、タンクが35Lと小さいせいもあるんです。

長く乗らない時のガソリンの扱い
週末しか乗らない方だと、タンクのガソリンが何か月も残ったままになることもありますよね。
ガソリンは長く置くと少しずつ傷んでいきます。月に1〜2回は30分ほど走らせて、ときどき給油して中身を入れ替えておくと安心です。
バッテリー上がりの予防にもなるので、一石二鳥なんです!
500eなら燃料の心配はない?
電気自動車の500eは、ガソリンを入れない車です。
充電は、普通充電が単相200V、急速充電がCHAdeMOです。CHAdeMOの充電アダプターは標準装備になっています。
| ガソリン500 1.2 | 500e | |
|---|---|---|
| エネルギー | ハイオク・35L | 電気・42kWh |
| カタログ値 | 17.5km/L(WLTC) | 128Wh/km・一充電335km(WLTC) |
| 補給する場所 | ガソリンスタンド | 自宅の200V・急速充電器 |
| 新車での入手 | 販売終了(中古のみ) | ICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円(税込) |
500eは燃料の種類で迷うことがない代わりに、充電する場所の確保が大事になります。
『自宅で充電できないけど大丈夫?』という方は、近くの急速充電器の場所と混み具合を先に見ておくと安心です。
ガソリンの500を長く乗るつもりなら、フィアット500は何年・何万km乗れる?も合わせて読んでみてください。買い方全体の話はフィアット500の値引き相場と交渉の順番で見ています。
燃料のことで迷ったら、取扱説明書の燃料のページを一度開いておくと安心です。使い方はフィアット500の取扱説明書の見方でまとめています。
よくある質問
フィアット500はハイオクとレギュラーのどちらですか?
ガソリンの500 1.2(最終型)は、公式の主要諸元表で無鉛プレミアム(ハイオク)指定です。古い年式やツインエアの車は、給油口のフタの裏の表示か取扱説明書で確かめてみてください。
一度レギュラーを入れてしまいました。どうすればいいですか?
1回ですぐ壊れることは考えにくいので、落ち着いて大丈夫です。次の給油から早めにハイオクを足して薄めていきましょう。異音や警告灯が続く時は販売店に相談してみてください。
フィアット500の燃料タンクは何リットルですか?
最終型の1.2は35Lです(公式主要諸元表)。WLTC燃費17.5km/Lで計算すると、満タンで約610kmが目安です。
給油口のフタが開かない時はどうしますか?
開け方は年式で違いがないか、取扱説明書で確かめるのが確実です。ロックが関係していることもあるので、ドアの施錠を解除してから試してみてください。
500eに燃料キャップはありますか?
500eは電気自動車なので、燃料の給油口はありません。代わりに充電口があり、普通充電200VとCHAdeMOの急速充電に対応しています。
まとめ
- ガソリンのフィアット500 1.2はハイオク(無鉛プレミアム)指定。燃料タンクは35L
- レギュラーを1回入れてもすぐ壊れにくいが、使い続けると力と燃費が落ちる
- ハイオクとの差は、1Lあたり11円差で年1万kmなら約6,300円が目安
- 給油口の向きは燃料計の三角マークで分かる。キャップの締め忘れに注意
- 500eは燃料不要。普通充電200VとCHAdeMOで充電する





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