当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
フィアット500を買う前に、『輸入車って保険料が高いんじゃないか』と気になっていませんか。
結論から言うと、フィアット500の保険料は「車そのもの」より、車両保険をどう付けるか、年齢条件や等級がどうかで大きく変わります。特に500eは車両価格が577万円からなので、車両保険の考え方で差がつきやすいんです。
この記事では、保険料が決まる仕組み、500eと中古ガソリン500の違い、保険料を下げるコツを順番に見ていきます。
フィアット500の保険料は何で決まる?
「フィアット500の保険料はいくら?」と聞かれても、実はひとつの金額では答えられません。
同じ車でも、乗る人の年齢や等級、補償の付け方で、保険料は何倍も変わるからです。
| 決まる要素 | 保険料への影響 | 自分で選べるか |
|---|---|---|
| ノンフリート等級 | 等級が上がるほど割引が大きい | 無事故を続けると上がる |
| 運転者の年齢条件 | 若い年齢を含むほど高い | 条件を選べる |
| 運転者の範囲 | 本人限定・夫婦限定などで安くなる | 選べる |
| 車両保険の有無と金額 | 付けるかどうかで大きく変わる | 選べる |
| 型式別料率クラス | 型式ごとの事故実績で決まる | 選べない(車で決まる) |
| 使い方・走行距離 | 通勤か日常レジャーか、年間距離 | 申告で選ぶ |
この中で、車によって決まるのは「型式別料率クラス」と「車両保険の金額」です。それ以外は、乗る人の条件で決まります。
フィアット500の保険料を下げたいなら、まず車両保険の付け方と運転者の範囲を見直すのが近道です。車の型式は変えられませんが、補償の組み方は自分で選べます。
500eとガソリン500で保険料の考え方はどう違う?
ここが大事なところです。
同じフィアット500でも、新車の500eと中古のガソリン500では、保険で気をつける点が違います。
| 500e ICON/OPEN(新車) | ガソリン500・500C(中古) | |
|---|---|---|
| 新車価格(メーカー希望小売価格・税込) | ICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円 | 新車販売は2024年5月で日本向け生産終了 |
| 型式 | ZAA-FA1 | 3BA-31212(1.2の最終型)ほか年式で違う |
| 車両重量(カタログ値) | ICON 1,330kg/OPEN 1,360kg | 1,020kg(500 1.2 Dolcevita) |
| 車両保険の金額 | 高めになりやすい | 年式が古いほど低くなる |
| 気をつけたいこと | 車両保険の免責や修理費 | 車両保険を付けるかどうか |
500eは車両価格が高い分、車両保険の保険金額も高くなりやすいです。その分、車両保険料も上がる傾向があります。
一方、中古のガソリン500は年式が古いと時価が下がり、車両保険の金額も小さくなります。『車両保険を付けても、もらえる額が少ないなら意味ある?』と迷う方も多いはずです。
型式別料率クラスは、型式ごとの事故や保険金の実績から決まり、年ごとに見直されます。台数の少ない輸入車は、思ったより高いことも低いこともあります。見積もりの時に車検証の型式を伝えれば、その車のクラスで計算してもらえます。
料率クラスの数字はここで決め打ちせず、見積もりで確かめるのが確実です。

車両保険は付けるべき?
保険料の中でいちばん大きく動くのが、車両保険です。
『高い保険料を払ってまで付けるべき?』という疑問、よく分かります。
結論から言うと、ローンや残クレで買った車、修理費が高くなりやすい車は、車両保険を付けておく方が安心です。逆に、年式の古い中古車で、修理費を自分で出せるなら外す選択肢もあります。
| 状況 | 車両保険の考え方 |
|---|---|
| 500eを新車で買った | 付ける方が安心。車両価格が高く修理費もかかりやすい |
| ローン・残クレで買った | 付ける方が安心。事故で全損になってもローンは残る |
| 中古のガソリン500で年式が古い | 時価と保険料を比べて決める |
| 修理費を自分で出せる | 外すか、補償を絞って保険料を下げる |
車両保険の種類と免責で保険料を調整する
車両保険には、補償の広い「一般型」と、補償を絞った「エコノミー型(車対車+限定など)」があります。
- 一般型から、補償を絞ったタイプに変える
- 免責金額(自己負担額)を設定する
- 車両保険金額を、時価の範囲で見直す
- 単独事故の補償が要るかを考える
例えばこんな場面です。
「車両保険、一般型のままだと高いですね」
「免責を付けると、保険料は下がりますよ」
免責を付けると、小さな修理は自分で払うことになります。その分保険料は下がるので、貯金で払える額を免責にするのがひとつの考え方です。
残クレで買う時の考え方はフィアット500の残クレは損か得かで見ています。
保険料を下げるコツ
ここからは、補償を大きく削らずに保険料を下げる方法です。
- 運転する人を決め、運転者の範囲を絞る(本人限定・夫婦限定など)
- 年齢条件を、実際に運転する人の年齢に合わせる
- 年間の走行距離と使い方を正しく申告する
- 車両保険のタイプと免責を見直す
- 代理店型と通販型(ダイレクト型)の両方で見積もる
- 付けている特約に重複がないか確かめる
実は、特約の重複はよくある見落としなんです。
弁護士費用特約や個人賠償責任特約は、家族の別の車の保険や火災保険に付いていることもあります。重複していたら外せることがあるので、家族の保険証券も一緒に見てみてください。
電気自動車の割引がある保険会社も
500eのような電気自動車には、割引を用意している保険会社もあります。
ただ、割引の有無や条件は保険会社で違います。見積もりの時に「電気自動車の割引はありますか」と聞いておくと安心ですよ。
対人・対物賠償は、保険料が安くなっても無制限にしておくのが一般的です。安さだけを追って賠償の補償を削ると、事故の時に払いきれない金額が残ることもあります。削るなら車両保険や特約から考えましょう。

見積もりを取る時に用意するもの
保険の見積もりは、情報がそろっていれば数分で終わります。
| 用意するもの | どこで分かるか |
|---|---|
| 型式・初度登録年月 | 車検証 |
| 今の等級・事故の有無 | 今の保険証券 |
| 運転する人の年齢と範囲 | 家族で確かめる |
| 年間の走行距離の見込み | 普段の使い方から考える |
| 車両保険の希望金額 | 車両価格・時価 |
『新車を注文したけど、まだ車検証が無い』という方もいますよね。
その時は、注文書や見積書に書かれた型式(500eならZAA-FA1)とグレードで見積もれます。納車日に保険が始まるように、早めに手配しておきましょう。
見積もりは1社だけで決めず、同じ条件で2〜3社を並べると、補償と保険料の釣り合いが見えやすくなります。
今の車から500eに乗り換えるなら、今の保険の「車両入替」で等級を引き継げます。新しく契約し直すより割引が残るので、手続きの順番を販売店と保険会社に確かめておくと安心です。
契約の前に確かめたい補償と特約
保険料の話ばかりだと、肝心の補償が抜けてしまうこともありますよね。
フィアット500ならではの使い方に合わせて、確かめておきたい項目をまとめておきます。
| 補償・特約 | 確かめたい理由 |
|---|---|
| ロードサービス | ガソリン500も500eもスペアタイヤが無く、タイヤリペアキットが標準 |
| レッカーの距離 | 輸入車を整備できる店が遠いと、運ぶ距離が長くなる |
| 代車費用特約 | 修理で部品の取り寄せが長引くと、代車の日数が増える |
| 弁護士費用特約 | もらい事故の時に、相手との話し合いを任せられる |
| 対人・対物賠償 | 無制限にしておくのが一般的 |
実は、輸入車は修理の部品を取り寄せる間、車を預けたままになることもあるんです。
『修理の間、足が無くなるのは困る』という方は、代車費用特約を付けておくと安心ですよ。
500eを新車で買うと、フィアット ロードサービスが新車登録から3年間無償で付きます。任意保険のロードサービスと重なる部分もあるので、どちらで何が使えるかを一度見比べておきましょう。
500eならではの確かめどころ
500eは電気自動車なので、電欠(電池切れ)の時にどう運んでもらえるかも確かめておきたいところです。
ロードサービスによっては、電欠の時に充電できる場所まで運んでくれるものもあります。一充電走行距離は335km(WLTC・国交省審査値)ですが、冬の暖房や高速ではそれより短くなりがちです。遠出が多い方は、保険のロードサービスの中身も見ておいてください。
保険料も維持費のうち
任意保険は、自動車税や燃料代と同じく毎年かかる費用です。
フィアット500の自動車税(種別割)は、500eが年25,000円、ガソリン500 1.2が年30,500円(2019年10月以降に新規登録した車の場合)です。保険料はこれより大きくなることも多いので、維持費の中で一番差がつく項目と言えます。
| 毎年かかる費用 | 500e | ガソリン500 1.2 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 年25,000円 | 年30,500円(2019年9月以前登録は年34,500円) |
| 燃料・電気 | 電費128Wh/km(WLTC) | WLTC 17.5km/L・ハイオク |
| 任意保険 | 条件で大きく変わる | 条件で大きく変わる |
燃費と電費の実際はフィアット500の燃費と500eの電費、燃料の話はフィアット500はハイオク?で見ています。税金の詳しい話はフィアット500の自動車税と重量税にまとめています。
年間の維持費はフィアット500の維持費は年間いくら?で全部出しています。購入時の総額の考え方はフィアット500の値引き相場と限界額で確かめておきましょう。
よくある質問
フィアット500の任意保険料はいくらくらいですか?
等級・年齢条件・運転者の範囲・車両保険の有無で大きく変わるので、一つの金額では言えません。車検証の型式を伝えて、代理店型と通販型の両方で見積もるのが確実です。
輸入車だから保険料が高くなりますか?
輸入車だから一律に高いわけではありません。型式別料率クラスは型式ごとの事故実績で決まります。車両価格が高い500eは、車両保険の金額が上がりやすい点に気をつけましょう。
中古のガソリン500に車両保険は要りますか?
年式が古いと時価が下がり、もらえる保険金も小さくなります。ローンの有無や修理費を自分で出せるかで判断し、時価と保険料を比べて決めてみてください。
500eに電気自動車の割引はありますか?
電気自動車の割引を用意している保険会社もありますが、有無や条件は会社で違います。見積もりの時に確かめてみてください。
納車前でも保険の見積もりはできますか?
できます。注文書や見積書の型式とグレードで見積もれます。納車日から補償が始まるように、早めに手配しておきましょう。
まとめ
- 保険料は等級・年齢条件・運転者の範囲・車両保険で大きく変わる
- 500eは車両価格(ICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円)が高く、車両保険が上がりやすい
- 中古のガソリン500は時価と保険料を比べて車両保険を決める
- 運転者の範囲、免責、特約の重複を見直すと補償を削らずに下げやすい
- 型式別料率クラスは決め打ちせず、見積もりで確かめる





コメント