フィアット500の認定中古車は高い?保証と一般中古車との違い

ショールームに並ぶフィアット500の認定中古車と保証書

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フィアット500の中古を探していて、正規ディーラーの認定中古車だけ値段が高めなのが気になっていませんか。

『同じ年式なのに、なんでこんなに違うの?』と思う方も多いはずです。

結論から言うと、フィアット認定中古車の高さは、主に保証と納車前の整備の分です。修理費の不安を小さくしたい人には、その差額を払う意味があります。

この記事では、認定中古車の条件と保証の中身、一般の中古車との違いを表で比べていきます。

目次

フィアット認定中古車ってどんな車?

まずは、何が「認定」なのかを押さえておきますね。

フィアット認定中古車は、フィアット正規ディーラーが扱う中古車の仕組みです。対象は新車登録から9年以内の車で、保証が付いて販売されます。

項目フィアット認定中古車の中身
扱う店フィアット正規ディーラー(多くはフィアット/アバルト併売店)
対象になる車新車登録から9年以内
保証延長保証と合わせて最長3年・走行距離無制限
対象のモデル500e、2008年日本発売のガソリン500・500Cなど

内容はフィアット公式サイトの案内です。保証の細かい条件や対象の部品は、店で保証書の中身を見せてもらうのが確実です。

『9年以内ってことは、古い500は対象外?』と気になりますよね。

そうなんです!2026年10月時点で考えると、2017年ごろより前に登録されたガソリンの500は、対象から外れやすくなります。古い年式を狙うなら、一般の中古車から選ぶことになります。

フィアット認定中古車の対象条件と保証の中身をまとめた図解

新車の保証と比べるとどう違う?

認定中古車の保証が手厚いかどうかは、新車の保証と並べると分かりやすいです。

新車の保証フィアット認定中古車の保証
基本の期間新車登録から3年延長保証と合わせて最長3年
走行距離100,000kmまで無制限
延長Extended Care Plus(4〜5年目の2年間・有償)店で延長の内容を確認
ロードサービス新車登録から3年間無償店で付帯の有無を確認

新車の保証は「新車登録から3年・100,000kmまで」で、走行距離には上限があります。

一方で認定中古車は、延長保証と合わせて走行距離無制限です。距離を気にせず乗りたい人には、ここが大きな安心材料になります。

新車の保証や延長保証の中身はフィアット500の新車保証と延長保証で詳しく見ています。

認定中古車と一般の中古車、何が違う?

ここが大事なところです。

同じ年式・同じ距離でも、どこで買うかで中身は変わります。

比べる項目フィアット認定中古車一般の中古車店
年式の範囲新車登録9年以内古い年式も選べる
保証最長3年・走行距離無制限店ごとに違う(なし〜数か月〜有償延長)
整備正規ディーラーで納車前に整備店ごとに違う
車両の値段高めになりやすい安い個体も選べる
選べる台数少なめ多い
整備の記録正規ディーラーの記録が残りやすい個体ごとに違う

『じゃあ、一般の中古車は危ないの?』と思うかもしれません。

そんなことはありません。輸入車に強い専門店で、整備記録がそろった個体なら、一般の中古車でも安心して選べます。

ただ、保証の範囲や期間は店によってまったく違います。「保証付き」と書いてあっても、期間が短かったり、デュアロジックや電装品が対象外だったりすることもあります。

一般の中古車で確かめておきたいこと
  • 保証の期間と、走行距離の上限があるか
  • デュアロジック・エアコン・電装品が保証の対象か
  • 修理を受けられる店がどこか(遠方の店で買う時は特に)
  • 納車前にどこまで整備するか、費用は車両価格に入っているか
  • 整備記録簿があるか

認定中古車はどうやって探す?

フィアット認定中古車は、フィアット正規ディーラーの店頭や、公式サイトの中古車検索で探せます。

ただ、台数はそれほど多くありません。特に500Cや500e OPENのようなオープンモデル、限定車は、条件をしぼると数台しか出てこないこともあります。

『近くの店に欲しい色がない』という時は、別の地域のフィアット正規ディーラーの在庫も見てみてください。店どうしで車を移して納車してもらえることもあります。

その場合、保証の修理は全国のフィアット正規ディーラーで受けられるか、移送の費用はどうなるかを先に聞いておくと安心です。

認定中古車はいくら高い?価格差の考え方

『結局、いくら高いの?』というのがいちばん気になりますよね。

先にお伝えしておくと、認定中古車と一般の中古車の価格差は、年式・状態・店で大きく違います。数万円の差のこともあれば、数十万円開くこともあります。

だから、車両価格の差だけで比べるより、保証で避けられる出費と並べてみるのがおすすめです。

起こりうる修理の例修理費の目安認定中古車なら
デュアロジックの不具合数万円〜数十万円程度保証の対象なら負担が小さい
パワーウインドーの故障数万円程度から保証の対象なら負担が小さい
エアコンが効かない数千円〜十数万円程度原因と保証の範囲による
イグニッションコイル数万円程度から保証の対象なら負担が小さい

修理費は部品と依頼先で大きく変わる目安です。消耗品(タイヤ・ブレーキパッド・バッテリーなど)は、保証の対象外になることが多いので気をつけておきましょう。

例えば、店でこんなふうに聞いてみると話が早いです。

「デュアロジックが壊れたら、保証で直せますか?」
「保証の範囲なので、この部品なら対象になります」

この答えがはっきりしているかどうかで、価格差の意味が変わってきます。

保証付きでも安心しきれないケース
  • 消耗品(タイヤ・ブレーキパッド・ワイパー・12Vバッテリー)は対象外になりやすい
  • 社外パーツに替えた部分は、保証を受けられないことがある
  • 決められた点検を受けていないと、保証が使えないことがある
  • 保証の期間が「最長」3年なので、個体によっては短いこともある

保証の条件は、買う前に書面で受け取っておくと、あとで『聞いていた話と違う』となりにくいです。修理費の全体像はフィアット500の修理費の目安で見ています。

フィアット認定中古車と一般中古車の価格差と保証の考え方の図解

500eを中古で買うなら認定中古車が向いている?

500eは2022年6月25日に日本で発売された電気自動車です。中古ではまだ台数が少なく、2022〜2024年式で200万〜400万円台が目安です。

電気自動車の中古で気になるのは、やはり駆動用バッテリーですよね。

500eの中古で確かめたいこと
  • 駆動用バッテリーの保証が残っているか、何年・何kmまでか
  • 充電ケーブル(200V普通充電用)とCHAdeMO充電アダプターがそろっているか
  • 一充電走行距離が、カタログ値335km(WLTC・国交省審査値)と比べてどのくらい表示されるか
  • コネクティッドサービスの引き継ぎ方

駆動用バッテリーの保証の年数と距離は、フィアット公式で確かめきれていません。買う前に、販売店で保証書の記載を見せてもらってください。

正規ディーラーなら、充電まわりの付属品や点検の記録もそろっていることが多いです。初めての電気自動車なら、認定中古車から見てみる価値はあります。

500eそのものの注意点はフィアット500e(電気自動車)は買い?で詳しく見ています。

ガソリン500の認定中古車で確かめたいこと

ガソリンの500を認定中古車で探すなら、狙える年式は2017年ごろ以降に絞られます。2016年の改良後のモデルが中心になるので、顔つきや装備は比較的新しめです。

ただ、認定中古車でもデュアロジックのクセそのものは変わりません。保証があるから大丈夫、と試乗を飛ばさないようにしておきましょう。

確かめる項目見るポイント
型式と年式最終型の1.2は型式3BA-31212。車検証で確かめる
燃料無鉛プレミアム(ハイオク)・タンク35L
燃費最終型1.2 Dolcevitaで WLTC 17.5km/L(2024年 公式諸元表)
自動車税1.2Lは年30,500円(2019年10月以降の登録)。それ以前の登録は年34,500円
保証の残り新車保証の残り+認定中古車の保証で何年になるか

燃料と税金は、毎月の出費に直結します。維持費の全体はフィアット500の維持費は年間いくら?で見ています。

認定中古車が向いている人・一般中古車が向いている人

ここまでの話を、どんな人に向いているかでまとめておきますね。

認定中古車が向いている人
  • 初めての輸入車で、修理費が不安
  • 走行距離を気にせず乗りたい
  • 2017年ごろ以降のガソリン500か、500eを狙っている
  • 近くのフィアット正規ディーラーで点検を受けたい
一般中古車が向いている人
  • 予算を抑えて、古い年式も候補に入れたい
  • 輸入車に強い整備工場が近くにある
  • 限定車や色など、個体の条件を優先したい
  • 保証より車両価格を重視したい

『予算的に一般の中古車しか無理かも』という方は、安い個体の見分け方をフィアット500の中古はなぜ安い?でまとめています。

認定中古車を選ぶ時の進め方
  1. 狙う年式とモデル(ガソリン500・500C・500e)を決める
  2. 認定中古車と一般の中古車の在庫を、同じ条件で並べてみる
  3. 気になる個体の保証の期間・範囲を書面で確かめる
  4. 車両価格に諸費用を足した総額で比べる
  5. 試乗して、変速や乗り心地を確かめる

フィアット500買いたいドットコム

フィアット500の値段、先に相場を見ておく

年式・走行距離・保証の有無で在庫を絞って見ると、認定中古車と一般の中古車の差が分かりやすくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

年式ごとの狙い目はフィアット500の中古車の選び方で見ています。新車の500eと迷っているなら、フィアット500の値引き相場と限界額で新車の総額とも比べてみてください。

よくある質問

フィアット認定中古車の対象になる年式は?

新車登録から9年以内の車が対象です。2026年10月時点では、2017年ごろより前に登録されたガソリンの500は対象から外れやすくなります。

認定中古車の保証はどのくらい付きますか?

延長保証と合わせて最長3年・走行距離無制限です。対象の部品や条件は、販売店で保証書の中身を確かめておきましょう。

認定中古車は一般の中古車よりどれくらい高いですか?

年式・状態・店で大きく違い、数万円から数十万円の差になることもあります。車両価格の差だけでなく、保証で避けられる修理費と並べて考えてみてください。

500eの中古も認定中古車で買えますか?

新車登録9年以内の条件に入るので、在庫があれば候補になります。駆動用バッテリーの保証の残りと、充電の付属品がそろっているかを確かめておきましょう。

認定中古車でも値引きはできますか?

店や在庫の状況によりますが、車両本体より、用品や諸費用で相談できることもあります。下取りがあるなら、買取店の査定額と比べてから話すと分かりやすいです。

まとめ

この記事の要点
  • フィアット認定中古車は、新車登録9年以内の車が対象
  • 保証は延長保証と合わせて最長3年・走行距離無制限。新車保証は3年・100,000kmまで
  • 一般の中古車より高めになりやすいが、差額は保証と納車前整備の分
  • 価格差は、保証で避けられる修理費と並べて判断する
  • 古い年式や予算重視なら、一般の中古車から整備記録のそろった個体を選ぶ
フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

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