フィアット500の生産終了はなぜ?ガソリン車の後継と今から買う方法

フィアット500ガソリン車と後継の500eが並ぶ夕暮れの通り

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『フィアット500って、もう新車では買えないの?』と気になって調べている方も多いはずです。

結論から言うと、ガソリンのフィアット500と500Cは、2024年5月で日本向けの生産を終えていて、新車販売は終わっています。

一方で、電気自動車の500eは2026年10月時点でも新車で買えます。

この記事では、終了までの流れと理由、後継モデルの今、そして今から500を手に入れる方法を順番に見ていきます。

目次

フィアット500は本当に生産終了したの?

はい、ガソリンの500は日本向けの生産を終えています。

Stellantisジャパンは2024年5月21日、500と500Cの日本向け生産を2024年5月で終えると発表しました。在庫がなくなり次第、販売終了という形です。

ここで混ざりやすいのが、500eとの違いなんです。

モデル2026年10月時点の状況
ガソリン500・500C(2008年日本発売)2024年5月で日本向け生産終了。新車販売は終了
500e ICON・OPEN(2022年日本発売)新車で販売中
500e Giorgio Armani Collector’s Edition全国限定50台(在庫限り)
ABARTH 595・6952024年5月で日本向け生産終了
500 Hybrid(イブリダ)欧州で発売。日本導入の公式発表なし

『500eも終わるって聞いたけど?』という声もありますよね。

日本では2026年9月時点の公式ラインアップに500eが載っていて、新車で注文できます。500eの販売終了について、日本での公式発表は確認できていません。

生産終了までの流れを年表で確かめましょう

ガソリンの500は、いきなり終わったわけではありません。

2023年から2024年にかけて、少しずつ幕を引いていった流れがあります。

時期できごと
2008年3月ガソリン500が日本で発売
2022年6月25日電気自動車の500eが日本で発売
2023年10月末875ccの2気筒ターボ「ツインエア」が生産終了
2024年3月500 1.2 Cultを仕様変更(2,590,000円)
2024年4月1.2 Dolcevita追加(500 3,090,000円/500C 3,260,000円)、限定車Grande Blu
2024年5月21日500・500Cの日本向け生産を2024年5月で終了と発表
2024年8月29日最後の限定車「500C Collezione 1957」(75台・3,400,000円)

価格はどれも当時のメーカー希望小売価格(税込)です。

公式によると、ガソリンの500は2008年に国内デビューしてから、国内の累計販売台数が約130,000台にのぼります。

最後の限定車は、1957年のNuova 500の誕生年をモデル名に入れた500C Collezione 1957でした。公式も「500シリーズとして最後の限定車」と書いています。

フィアット500ガソリン車の生産終了までの年表の図解

生産終了の理由はなぜ?

公式が挙げている理由は「電動化の推進」です。

フィアットは500の主役を電気自動車の500eに移していて、その流れでガソリン車を終えました。

ほかにも、よく言われる背景があります。

終了の背景としてよく挙げられること
  • 2007年に欧州で発表された設計で、モデルとして長く続いていた
  • 排出ガスの規制が年々きびしくなっている
  • 安全装備の基準が上がり、古い設計のままでは対応しにくい
  • 500eという後継がすでにそろっていた

公式に説明されているのは電動化の部分です。それ以外は、背景として語られることが多い話として読んでおいてください。

実は、ツインエアの終了がひと足早かったのもこの流れの一部なんです。ツインエアは2010年にジュネーブで初公開され、国内では500・500C・パンダに積まれて12年間売られていました。

ツインエアの特徴はツインエアとはで詳しく見ています。

後継は500e?新型500 Hybridはどうなる?

ガソリン500の後を継いで日本で売られているのは、電気自動車の500eです。

ガソリン500 1.2 Dolcevita(最終型)500e ICON(現行)
価格(税込)3,090,000円(2024年4月・販売終了)5,770,000円
全長×全幅×全高3,570×1,625×1,515mm3,630×1,685×1,530mm
動力1.2L直4 69ps/デュアロジックモーター 118ps・220Nm/42kWh
燃費・航続WLTC 17.5km/L(ハイオク)一充電走行距離335km(WLTC・国交省審査値)
自動車税(種別割)年30,500円年25,000円
乗車定員4名4名

数値は公式の主要諸元表の値で、自動車税は2019年10月以降に新規登録した自家用車の税率です。

500eのOPEN(電動ソフトトップ)は6,030,000円です。ガソリン500と比べると、価格はかなり上がっています。

『同じ形のガソリン車が欲しいんだけど』という方も多いですよね。

その答えになりそうなのが、欧州で2025年11月に発表された500 Hybrid(イブリダ)です。500eのボディに1.0Lの3気筒とマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルです。

500 Hybridの日本導入は未定です

2026年10月時点で、Stellantisジャパンから500 Hybridの日本導入の公式発表はありません。日本で見かける車は並行輸入車で、正規ディーラーの扱いではありません。導入時期や日本での価格は、公式発表を待つのが確実です。

500 Hybridの最新情報はフィアット500ハイブリッドは日本で買える?、500eの細かい話はフィアット500eは買い?で見ています。

ガソリン500最終型と500eの比較図解

今からガソリンのフィアット500を買う方法

新車がないなら、中古で探すことになります。

ここで迷うのが、認定中古車か、一般の中古車かですよね。

フィアット認定中古車一般の中古車
対象新車登録9年以内の車年式の制限なし
保証延長保証と合わせて走行距離無制限・最長3年販売店ごとに違う
価格高めになりやすい幅が広く、安い個体もある
向いている人年式の新しい後期型を安心して乗りたい人古い年式や限定車を探したい人

保証の条件は公式の「フィアット マエストロ サービス」の内容です。

中古の価格は、年式・走行距離・修復歴・地域で大きく変わります。生産終了のあとは状態のいい後期型や限定車が探されやすく、値段が下がりにくいとも言われます。

今から買う時の進め方
  1. 500か500C(オープン)か、1.2Lかツインエアかを決める
  2. 認定中古車と一般の中古車の両方で在庫を見る
  3. デュアロジックの整備記録と保証の範囲を確かめる
  4. 13年を超えた車なら、自動車税の重課(約15%増)を入れて維持費を考える
  5. 同じ予算で500eの見積もりも取り、総額で比べる

前期と後期で何が違うかはフィアット500の前期と後期の違い、認定中古車の中身はフィアット500の認定中古車で見ています。

生産終了のあと、修理や部品は大丈夫?

『新車がなくなったら、修理できなくなるのでは?』と心配になりますよね。

ガソリンの500は、国内で約130,000台が売れた車です。生産が終わっても、すぐに整備できなくなるわけではありません。

フィアット正規ディーラーでの点検や修理も、これまでどおり相談できます。ただ、古い年式ほど部品の取り寄せに時間がかかることはあります。

長く乗るなら知っておきたいこと
  • デュアロジックやエアコンなど、年数なりの修理は出てくる
  • 輸入車に慣れた整備工場が近くにあると心強い
  • 13年を超えると自動車税が約15%重くなる

修理の傾向と費用の目安はフィアット500の故障しやすい箇所で詳しく見ています。

ガソリン500と500eで迷ったら

ここが大事なところです。

価格だけで比べると中古のガソリン500が安いのは当然です。ただ、保証と装備、税金まで入れると差の見え方が変わってきます。

例えばこんな場面です。

「中古の500にするか、思い切って500eにするか迷っていて」
「500eは衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズが標準で、保証も3年・10万km付きますよ」

500eには、運転支援や360°パーキングセンサー、Apple CarPlay・Android Auto対応の10.25インチ画面が標準で付いています。ガソリン500の中古では、ここまでそろった個体はまずありません。

一方で、自宅で充電できるか、長距離をよく走るかで、500eの向き不向きははっきり分かれます。

500eが向いているか確かめたいこと
  • 自宅や職場で200Vの普通充電ができるか
  • 1日に走る距離が、一充電走行距離335kmに対して余裕があるか
  • 急速充電(CHAdeMO)を使える場所が生活圏にあるか
  • 4人乗り・3ドアで足りるか
ガソリン500の中古と500eの新車の選び方の図解

新車の500eを選ぶなら、値引きの目安と交渉の順番はフィアット500の値引き相場で詳しく見ています。

フィアット500買いたいドットコム

フィアット500の値段、先に相場を見ておく

500eのICONとOPENで同じ条件の見積もりを取ると、中古のガソリン500との総額の差がはっきり見えてきます。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

歴代の流れをまとめて見たい方はフィアット500の歴代モデル一覧もどうぞ。

よくある質問

フィアット500はいつ生産終了しましたか?

ガソリンの500と500Cは、2024年5月で日本向けの生産を終えています。在庫がなくなり次第の販売終了で、2026年9月時点の公式ラインアップには載っていません。

フィアット500の生産終了はなぜですか?

公式が挙げている理由は電動化の推進です。背景としては、長く続いた設計であることや規制がきびしくなっていることがよく言われます。

フィアット500eも生産終了しますか?

2026年10月時点で、500eは日本の公式ラインアップに載っていて新車で買えます。日本での販売終了の公式発表は確認できていません。

フィアット500の新型はいつ日本に来ますか?

欧州で2025年11月に発表された500 Hybridは、日本導入の公式発表がありません。時期や価格は、Stellantisジャパンの発表を待つのが確実です。

生産終了したガソリンの500は今後も修理できますか?

フィアット正規ディーラーや輸入車に慣れた整備工場で、これまでどおり相談できます。古い年式ほど部品の取り寄せに時間がかかることがあるので、近くで診てもらえる店を先に探しておくと安心です。

生産終了したフィアット500の中古は値上がりしますか?

状態のいい後期型や限定車は値段が下がりにくいと言われますが、年式・走行距離・地域で大きく変わります。値上がりを当てにせず、乗りたい条件で選んでみてください。

まとめ

この記事の要点
  • ガソリンの500・500Cは2024年5月で日本向け生産を終了。新車販売は終わっている
  • ツインエアは2023年10月末に終了、最後の限定車は500C Collezione 1957(75台)
  • 公式が挙げる終了理由は電動化の推進
  • 日本の後継は500e(ICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円・税込)
  • 500 Hybridは欧州で発売、日本導入の公式発表はなし
フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

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