フィアット500のライト交換と設定|ヘッドライト・LED化・ナンバー灯

フィアット500のヘッドライトと交換用バルブ

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夜に壁に映った光を見て、『あれ、片方だけ暗い?』と気づいたことはありませんか。

結論から言うと、ガソリンのフィアット500は電球(バルブ)を替えるタイプのランプが多く、球切れなら部品代は抑えられます。一方、2022年発売の500eはLEDヘッドライトなので、自分で球を替える作業はほとんどありません。

この記事では、モデル別のライトの違い、交換の手順と頼む目安、LED化の注意点、ライトの設定までを順に見ていきます。

目次

フィアット500のライトはモデルでどう違う?

まず、自分の車がどれかで話が変わります。

日本で売られてきたフィアット500は、大きく分けてガソリン車と電気自動車の2つです。

モデル日本での販売時期ヘッドライト自分で替える作業
ガソリン500・500C2008年3月発売〜2024年5月生産終了ハロゲンバルブが中心(年式・グレードで違う)球切れなら替えられることが多い
500e ICON/OPEN2022年6月25日発売〜現行LEDヘッドライト(標準装備)ユニットごとの交換が中心で、ディーラー向き
限定車 500e Giorgio Armani全国限定50台500eに準じる同上

500eはLEDヘッドライトに加えて、オートハイビームも標準で付いています。

ガソリン500は年式が長いぶん、同じ「500」でも前期と後期でランプの形が違うんです。

先に結論

ガソリン500で片側だけ暗いなら、まずバルブ切れを疑いましょう。500eでLEDが点かない時は、球を替える発想ではなく、ディーラーで点検してもらうのが近道です。

ガソリン500のヘッドライトバルブ交換

ガソリン500のヘッドライトは、ボンネットを開けてライトの裏側から球を替える形が一般的です。

『エンジンルームって狭くて触りにくそう』と感じる方も多いはずです。実際、フィアット500は小さな車なので、手を入れるすき間はあまり広くありません。

ヘッドライトバルブ交換の流れ
  1. ライトスイッチを切り、エンジンを止めてキーを抜く
  2. ボンネットを開け、ライトの裏にあるゴムのカバーを外す
  3. コネクターを抜き、バルブを止めている金具を外す
  4. 古いバルブを取り出し、刻印で規格を確かめる
  5. 新しいバルブのガラス部分を素手で触らないように入れる
  6. 金具・コネクター・カバーを戻し、点灯を確かめる

バルブの規格は、年式とランプの種類で違うことがあります。

古い球の根元に書かれた刻印を見るか、取扱説明書の「バルブ交換」の項目で確かめてから買うと失敗しません。

ガラスを素手で触らない

ハロゲンバルブのガラスに手の脂が付くと、点灯中に熱が偏って早く切れることがあります。手袋をするか、袋に入れたまま差し込んでみてください。

自分でやるか、頼むか

例えばこんな場面で迷いますよね。

「部品は数千円なのに、工賃を払うのはもったいない気がする」
「でも、カバーの爪を割ったら余計に高くつくかも」

やり方費用の目安向いている人
自分で交換バルブ代のみ(数千円程度から)工具があって、狭い所の作業に慣れている
カー用品店・整備工場バルブ代+工賃(店で変わる)早く確実に直したい
フィアット正規ディーラー純正部品代+工賃点検と一緒に済ませたい

金額は店や部品で変わるので、作業前に見積もりを聞いておきましょう。

LED化は車検に通る?注意したいこと

ガソリン500のヘッドライトをLEDバルブに替えたい、という声もよく聞きます。

白く明るい光になるので見た目は変わりますが、いくつか気をつけたい点があるんです。

LED化の良いところ
  • 光が白くなり、見た目がすっきりする
  • 消費電力が小さい
  • 球切れの頻度が減ることが多い
気をつけたいところ
  • 光の向き(カットライン)が合わないと車検に通らないことがある
  • 球切れ警告が出る、ちらつくなど車との相性が出ることも
  • ライトの裏のすき間が狭く、放熱部分が入らない商品もある

ヘッドライトは車検で光の向きと明るさを見られます。

LEDバルブを選ぶ時は「車検対応」とあるだけで決めず、取り付け後に光軸を調整してもらうところまで考えておきましょう。

『球切れ警告が消えない』という時は、キャンセラーが要る場合もあります。相性の話は商品や年式で違うので、取り付けを頼む店に聞いてみてください。

前期のヘッドライトを後期の形にできる?

ガソリン500は2016年の大幅改良で、見た目が細かく変わりました。

ランプまわりも変わっているため、前期の車に後期のランプを付ける「後期化」をする人もいます。ただ、配線や取り付け部分が合わないこともあるので、部品だけ買ってから困らないよう、先にお店に相談しておくと安心です。

前期と後期の違いはフィアット500の前期と後期の違いで詳しく見ています。

ロービームが暗いと感じる時は?

『夜の雨の日、ロービームだと路面が見えにくい』という声もありますよね。

実は、球が切れる前でも、ハロゲンバルブは年数とともに少しずつ暗くなっていくんです。片方だけ替えると左右で色や明るさが変わるので、交換は左右セットがおすすめです。

レンズの黄ばみや、光の向きのずれでも暗く感じます。車検や点検のついでに、光軸を見てもらうと安心ですよ。

暗く感じる原因確かめ方対処の例
バルブの劣化左右で明るさや色が違う左右セットで交換
レンズの黄ばみ・くもり昼に外から見て白っぽいクリーナーで磨く、ユニット交換
光の向きのずれ壁に照らして高さを比べるお店で光軸調整

テールランプ・ナンバー灯・ウインカーの交換

ヘッドライトより手前にあって、自分で替えやすいのがナンバー灯です。

ナンバー灯はリアのナンバープレートの上にあり、レンズを外して球を替える形が一般的です。

ナンバー灯の交換の流れ
  1. リアゲートを閉めたまま、ナンバープレート上のレンズを探す
  2. 細いマイナスドライバーに布を巻き、レンズの端から外す
  3. 中の球を引き抜き、刻印で規格を確かめる
  4. 新しい球を差し込んで点灯を確かめる
  5. レンズをはめ直す

ナンバー灯をLEDに替える人も多いですよね。

ナンバーは白い光で照らす決まりがあるので、色付きのLEDは選ばないようにしておきましょう。

フィアット500のライト類と交換のしやすさを比べた図解
ランプ交換のしやすさひとこと
ナンバー灯替えやすいレンズを外すだけのことが多い
テールランプ・ブレーキランプふつうリアゲートの内側から作業することが多い
フロントのウインカーややむずかしい狭い所からの作業になりがち
サイドマーカーふつう爪で止まっていることが多く、割らないように
500eのLEDランプ自分では替えにくいユニットごとの交換になることが多い

テールランプを外す時は、リアゲートの内側の内張りやカバーを外すことがあります。爪が古くなっていると割れやすいので、ゆっくり作業してみてください。

ライトスイッチとオートハイビームの使い方

『ライトを点けたつもりが、スモールのままだった』ということ、ありますよね。

フィアット500のライトスイッチは、ハンドル左側のレバーまわりにまとまっていることが多いです。

ライトまわりで確かめたいこと
  • スモール・ヘッドライト・オート(付いている車のみ)の位置
  • レバーを奥に押すとハイビーム、手前に引くとパッシングになるか
  • 500eのオートハイビームのオン・オフの場所
  • メーター内にライトの表示が出ているか

500eはオートハイビームが標準装備です。

対向車や前の車を検知して、ハイとローを自動で切り替えてくれます。ただ、街灯の多い道や雨の日は、思ったように切り替わらないこともあるんです。

違和感があれば手動に戻して使ってみてください。設定の場所は取扱説明書に載っています。

ほかの操作の探し方はフィアット500の取扱説明書の見方とよく使う設定にまとめています。

ライトの不具合が球切れじゃない時

新しい球に替えても点かない、ということもあります。

そんな時は、球ではなく別のところに原因があるかもしれません。

球以外で考えられる原因
  • ヒューズが切れている
  • コネクターの接触が悪い、端子がさびている
  • ライトのスイッチやリレーの不具合
  • ランプのユニット内部に水が入っている

年数の経ったガソリン500では、ヘッドライトのレンズが黄ばんだり、中が曇ったりすることもあります。

レンズの黄ばみは市販のクリーナーで落ちることもありますが、内側の曇りが取れない時はユニットの交換を勧められることが多いです。

『ヒューズって、自分で見てもいいの?』と迷う方もいますよね。

見るだけなら、手順を守れば難しくありません。ただ、ヒューズボックスの場所や、どのヒューズがどのランプかは年式で違うので、取扱説明書の図を見ながら進めましょう。

ヒューズを確かめる流れ
  1. ライトスイッチを切り、エンジン(500eは電源)を止める
  2. 取扱説明書で、ヒューズボックスの場所と該当するヒューズの番号を確かめる
  3. カバーを外し、該当のヒューズを引き抜いて中の線が切れていないか見る
  4. 切れていたら、同じ容量(数字)のヒューズに替える
  5. ライトを点けて、左右とも点くか確かめる

替えたヒューズがすぐまた切れる時は、配線のどこかに原因が残っている合図です。容量の大きいヒューズで代用するのは避けて、整備工場で見てもらってください。

例えばこんな相談がよくあります。

「ヒューズを替えたら、一度は点いたんです」
「翌朝また消えていたので、配線を見てもらうことにしました」

500eのランプの不具合なら、新車登録から3年・100,000kmまでのメーカー基本保証の期間中か、先に確かめておきましょう。保証の範囲で見てもらえることもあるので、自分で触る前にフィアット正規ディーラーへ相談するのが安心です。

警告灯が点いている時は、まず意味を確かめておきましょう。フィアット500の警告灯・警告音の意味と対処で見ています。

修理費の幅はフィアット500の修理費の目安、故障の全体像はフィアット500の故障しやすい箇所と修理費の目安にまとめています。

フィアット500のライトが点かない時に確かめる順番の図解

よくある質問

フィアット500のヘッドライトのバルブは何を買えばいいですか?

年式とランプの種類で違うことがあります。今付いている球の根元の刻印を見るか、取扱説明書のバルブ交換の項目で確かめてから買うのが安心です。

500eのヘッドライトは自分で交換できますか?

500eはLEDヘッドライトが標準で、球だけを替える作りではないことが多いです。点かない時はフィアット正規ディーラーで点検してもらいましょう。

ガソリン500のヘッドライトをLED化すると車検に通りますか?

光の向きと明るさが基準に合えば通ります。取り付け後に光軸を調整してもらい、心配なら車検前にお店で測ってもらうと安心です。

ナンバー灯をLEDに替えても大丈夫ですか?

白い光であれば替えている人は多いです。色付きのLEDは選ばないようにして、取り付け後にナンバーがきちんと照らされているか確かめておきましょう。

片方のライトだけ暗いのはなぜですか?

バルブの寿命が近い、レンズの黄ばみや曇り、接触不良などが考えられます。ガソリン500ならまずバルブを疑ってみてください。

まとめ

この記事の要点
  • ガソリン500はバルブ交換のランプが中心、500eはLEDヘッドライトとオートハイビームが標準
  • バルブの規格は古い球の刻印か取扱説明書で確かめてから買う
  • LED化は光軸の調整と相性の確認まで考える
  • ナンバー灯は替えやすいが、白い光を選ぶ
  • 球を替えても点かない時はヒューズや接触不良を疑い、整備工場に相談する

部品の交換時期はタイミングベルト交換時期と費用でも見ています。これから買う方はフィアット500の値引き相場と交渉の順番も参考にしてみてください。

フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

フィアット500の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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