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フィアット500に乗り換えて、駐車の時にふと手が止まったことはありませんか。
『あれ、Pがない?サイドブレーキだけで大丈夫なの?』と戸惑う方も多いはずです。
結論から言うと、ガソリンの500はレバー式のサイドブレーキを確実にかけるのが駐車の基本で、500eはスイッチ式の電動パーキングブレーキが自動でかかる仕組みなんです。
この記事では、2つの違いと正しい使い方、警告灯が消えない時の見方まで順番に見ていきます。
ガソリンの500と500eでパーキングブレーキはどう違う?
フィアット500は、年式によってパーキングブレーキの形がまったく違います。
2008年に日本で発売されたガソリンの500(500Cを含む)はレバー式、2022年6月25日に発売された500eは電動式です。
| ガソリン500・500C | 500e(ICON・OPEN) | |
|---|---|---|
| 形 | 座席の間のレバー | スイッチ(エレクトロニックパーキングブレーキ) |
| かけ方 | レバーを引き上げる | スイッチを操作。自動でかかる機能もある |
| 停止中の保持 | ブレーキを踏み続ける | Hold’N’Goで保持できる |
| 変速機 | デュアロジック(Pなし) | 1速固定(電気自動車) |
| 新車で買えるか | 2024年5月で日本向け生産終了。中古のみ | 新車販売中 |
『中古で買った500と、試乗した500eで操作が全然違う』と感じるのは、このためです。
500eの装備はICONとOPENで共通で、エレクトロニックパーキングブレーキとオートマチックパーキングブレーキ Hold’N’Goが標準になっています。
ガソリンの500は「止まったらレバーを最後までしっかり引く」、500eは「自動でかかる仕組みを知っておく」。この2つを押さえておけば、駐車で困ることはぐっと減ります。
ガソリンの500のサイドブレーキの使い方
ガソリンの500のサイドブレーキは、運転席と助手席の間にあるレバーです。
使い方はシンプルですが、Pのないデュアロジックでは、これが駐車の要になります。
- フットブレーキで車を完全に止める
- レバーを最後までしっかり引き上げる
- メーターのブレーキ警告灯が点いたか確かめる
- 戻す時はフットブレーキを踏んだまま、レバーを少し引き上げる
- 先端のボタンを押しながら、レバーを一番下まで下げる
- 警告灯が消えたことを確かめてから発進する
戻す時に、ボタンを押さずに下げようとしても動きません。
少し引き上げてからボタンを押すと、軽い力で下がりますよ!
逆に、引く時はカチカチという音が止まるところまで、しっかり引き上げるのがコツです。途中で止めると、坂道で効きが足りないことがあります。
Pがないデュアロジックで駐車する時のコツ
デュアロジック(ATモード付5速シーケンシャル)には、AT車のようなP(パーキング)がありません。
だから、サイドブレーキをかけ忘れると車が動き出すおそれがあるんです。
- サイドブレーキは毎回、最後までしっかり引く
- 坂道ではハンドルを縁石側に切っておく
- エンジン停止後のギアの状態は、年式ごとの取扱説明書で確かめる
- 降りる前に、メーターの警告灯で引けているか確かめる
例えば、家族に車を貸す時はこんな声かけをしておくと安心です。
「この車、Pがないから、サイドブレーキはしっかり引いてね」
「え、Pがないの?知らなかった」
AT車に慣れている人ほど、Pに入れたつもりで降りてしまいがちです。
特に平らに見える駐車場でも、わずかに傾いていることがあります。降りる前の「レバーを引いたか」の確認を、毎回のクセにしておきましょう。
デュアロジックのクセはフィアット500のデュアロジックとはで詳しく見ています。
500eの電動パーキングブレーキとHold’N’Go
500eのパーキングブレーキは、レバーではなくスイッチで操作します。
『スイッチ式って、いちいち押さないといけないの?』と思うかもしれません。
実は、500eにはオートマチックパーキングブレーキの機能があり、条件がそろうと自動でかかったり外れたりするんです。
| 機能 | できること | 使う場面 |
|---|---|---|
| エレクトロニックパーキングブレーキ | スイッチでかける・戻す | 駐車の時 |
| オートマチックパーキングブレーキ | 条件がそろうと自動でかかる | 降りる時のかけ忘れ防止 |
| Hold’N’Go | 停止中にブレーキを保持し、アクセルで発進 | 信号待ち・渋滞・坂道 |
Hold’N’Goを使うと、信号待ちでブレーキペダルから足を離しても車が止まったままになります。
アクセルを踏むと自然に外れて発進するので、坂道発進もぐっと楽になります。
オートマチックパーキングブレーキがどんな時にかかり、どんな時に外れるかは、取扱説明書に条件が書かれています。納車の時に、販売店で一度動きを見せてもらうと分かりやすいですよ。
500eはアダプティブクルーズコントロールも停止まで対応しています。渋滞で止まった後の動きは、Hold’N’Goと合わせて試乗で確かめてみてください。安全装備の全体はフィアット500の安全装備で見ています。

サイドブレーキの警告灯が消えない時は?
走り出してもブレーキの警告灯が消えないと、ドキッとしますよね。
慌てずに、まずは次の順で確かめてみてください。
| 確かめること | 考えられること | どうするか |
|---|---|---|
| レバーが一番下まで下がっているか | 戻しきれていない | 少し引き上げてボタンを押し、下まで下げる |
| 500eのスイッチの状態 | 電動ブレーキがかかったまま | スイッチの操作を取扱説明書で確かめる |
| 戻しても点いたまま | ブレーキ液の不足など | 安全な場所に止めて、販売店へ連絡 |
| 500eでメッセージが出る | 電動ブレーキの不調 | 表示を控えて販売店へ |
ブレーキの警告灯は、パーキングブレーキがかかっている時だけでなく、ブレーキ液が減っている時にも点きます。
戻したのに消えない時は、そのまま走り続けずに点検を受けましょう。警告灯の種類と意味はフィアット500の警告灯・警告音の意味にまとめています。
かけたまま走ってしまったら
うっかりサイドブレーキをかけたまま走ってしまうことも、正直あります。
短い距離ならすぐに大きな問題になることは少ないですが、焦げたようなにおいがしたり、ブレーキの効きが変わったと感じたりしたら要注意です。
一度点検してもらうと安心ですよ。
サイドブレーキの効きが弱くなった時のサイン
ガソリンの500を長く乗っていると、サイドブレーキの効きが弱く感じることがあります。
『前より引く量が増えた気がする』というのが、よくある最初のサインです。
- レバーを引く量(引きしろ)が前より増えた
- 坂道でレバーを引いても少し動く気がする
- 戻した後もブレーキを引きずる感じがある
- 車検の時に効きを指摘された
引きしろが増えただけなら、調整で直ることが多いです。
ワイヤーやブレーキ本体の部品を替える場合は、費用が上がります。金額は年式や店で変わるので、見積もりをもらってから決めてみてください。
修理費の目安はフィアット500の修理費の目安で見ています。

中古で買う時にサイドブレーキで見ておきたいこと
中古のガソリン500を選ぶ時、サイドブレーキはつい見落としがちです。
ただ、Pがない車なので、ここがしっかり効くかどうかは大事なんです。
| 見るところ | 確かめ方 |
|---|---|
| レバーの引きしろ | 引いた時に何段階で止まるか、店で見てもらう |
| 坂での保持 | 試乗の時、ゆるい坂で止めてみる |
| 戻した後の引きずり | 走り出しが重くないか |
| 整備記録 | ブレーキまわりの調整や交換の記録 |
例えば、店頭ではこんなふうに聞いてみると話が早いです。
「サイドブレーキの調整はいつ頃やっていますか」
「整備記録を見てみますね」
整備記録をもらったら、ブレーキだけでなく、タイミングベルトのような定期交換部品をいつ替えたかも一緒に見ておきましょう。交換時期はフィアット500のタイミングベルト交換時期と費用で見ています。
車検ではサイドブレーキも見られます
車検では、フットブレーキだけでなくサイドブレーキの効きも検査されます。
『普段は問題ないのに、車検で引っかかった』という話もあるんです。
| 車検の前に確かめたいこと | 理由 |
|---|---|
| 引きしろが増えていないか | 効きが弱いと検査に通らないことがある |
| 警告灯が正しく点いて消えるか | 警告灯の不具合も点検の対象 |
| 戻した後に引きずっていないか | タイヤやブレーキの片減りにつながる |
車検の前の点検で調整してもらえば、慌てずに済みます。車検費用の目安はフィアット500の車検費用で見ています。
寒い日や長く停める時の考え方
寒い地域では、サイドブレーキが凍って戻らなくなるのを心配する声もあります。
ただ、Pのないデュアロジックでサイドブレーキを使わないのは危ないので、自己流で判断しないのがいちばんです。
雪の多い地域での駐車のしかたは、平らな場所を選ぶ、輪止めを使うなど、いくつかの方法があります。住んでいる地域でどうするのがいいかは、販売店に聞いておくと安心です。
500eの電動パーキングブレーキは、12Vの補機バッテリーの電気で動きます。補機バッテリーが弱ると操作にも影響が出ることがあるので、フィアット500のバッテリー上がりと交換も合わせて見ておいてください。
故障しやすい箇所の全体像はフィアット500の故障しやすい箇所に、新車の500eの価格と交渉の順番はフィアット500の値引き相場にまとめています!
よくある質問
フィアット500のサイドブレーキはどこにありますか?
ガソリンの500と500Cは、運転席と助手席の間にあるレバー式です。500eはレバーがなく、スイッチで操作するエレクトロニックパーキングブレーキです。
デュアロジックにPがないのはなぜ困るのですか?
AT車のようにPで車を固定できないので、サイドブレーキをかけ忘れると動き出すおそれがあります。駐車のたびにレバーを最後まで引くのが基本です。
500eのHold’N’Goとは何ですか?
停止中にブレーキを保持して、アクセルを踏むと外れて発進できる機能です。ICON・OPENとも標準で、信号待ちや坂道発進が楽になります。
サイドブレーキを戻しても警告灯が消えません。
レバーが下まで下がっているかを確かめてください。それでも消えない時はブレーキ液の不足なども考えられるので、安全な場所に止めて販売店に連絡しましょう。
サイドブレーキの調整は費用がかかりますか?
引きしろの調整だけなら大きな費用にならないことが多いです。ワイヤーや部品の交換が必要な時は上がるので、見積もりをもらってから決めてみてください。
まとめ
- ガソリンの500はレバー式、500eはスイッチ式の電動パーキングブレーキ
- デュアロジックにはPがないので、駐車のたびにレバーを最後まで引く
- 500eはオートマチックパーキングブレーキとHold’N’Goが標準
- 戻しても警告灯が消えない時は、ブレーキ液の不足も疑って点検を受ける
- 引きしろが増えたら調整のサイン。中古選びでも確かめておく





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