フィアット500と輸入コンパクトの比較|ミニ・ポロ・208との違い

小さなイタリアのハッチバックと欧州コンパクトカーが並ぶ広場

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フィアット500とMINIやプジョー208で迷っていて、『結局どれが自分に合うんだろう』と比較表を探していませんか。

結論から言うと、フィアット500は「4人乗り・3ドアで、いちばん小さくて個性の強い車」です。後ろの席や荷室をよく使うなら、ほかの輸入コンパクトのほうが合う場面もあります。

この記事では、よく比べられる輸入コンパクトとの違いを、新車で買えるかどうかも含めて表で確かめていきます。

目次

まず確認:今、新車で比べられるフィアット500はどれ?

比較の前に、大事な前提がひとつあります。

2026年10月時点で、日本で新車として買えるフィアット500は電気自動車の「500e」だけなんです。

モデル今の買い方価格(メーカー希望小売価格・税込)
500e ICON(固定式ガラスルーフ)新車5,770,000円
500e OPEN(電動ソフトトップ)新車6,030,000円
500e Giorgio Armani Collector’s Edition新車(全国限定50台)6,700,000円
ガソリン500・500C(2008年日本発売)中古・認定中古車のみ2024年5月で日本向け生産終了
500 Hybrid(イブリダ)日本導入の公式発表なし正規の価格なし

『ガソリンの500とMINIを新車で比べたい』という方も多いはずです。ただ、ガソリンの500はもう新車では買えません。

なので比べ方は2通りになります。新車の500eをほかの輸入EVと比べるか、中古のガソリン500をほかの輸入コンパクトの中古と比べるか、です。

先に結論

新車で比べるなら、500eの相手はMINI Cooper E/SEやプジョー e-208などの輸入EV。中古で比べるなら、ガソリン500の相手はMINI 3ドア、ポロ、208、トゥインゴ、up!の中古です。土台を分けておくと、比較がぶれません。

グレードの全体像はフィアット500のグレード一覧で見ています。

サイズと乗れる人数はどう違う?

フィアット500の特徴は、輸入コンパクトの中でもかなり短いことです。

まずは公式諸元の数字を押さえておきましょう。

項目500e ICON/OPEN(2025年8月版諸元)ガソリン500 1.2(2024年最終型諸元)
全長3,630mm3,570mm
全幅1,685mm1,625mm
全高1,530mm1,515mm(500Cは1,505mm)
ホイールベース2,320mm2,300mm
最小回転半径5.1m4.7m
乗車定員4名4名
ドア3ドア3ドア

どちらも5ナンバーサイズで、全長は3.6m前後です。

ほかの車と並べると、違いはこうなります。

車ドア乗車定員フィアット500と比べて
フィアット500(500e/ガソリン)3ドア4名いちばん短く、後席は2人
MINI 3ドア3ドア4名形は近いが、走りの味つけが違う
フォルクスワーゲン ポロ5ドア5名一回り大きく、後席と荷室に余裕
プジョー 208/e-2085ドア5名一回り大きく、後席にもドアがある
ルノー トゥインゴ5ドア4名小ささは近いが後席ドアあり(日本は販売終了)

ほかの車の細かい寸法は年式・グレードで変わるので、各ブランドの公式サイトで確かめてみてください。

結論から言うと、5人乗れる車が欲しいならフィアット500は候補から外れます。逆に、2人で乗ることが多くて短さを優先するなら、フィアット500の強みが生きてきます。

サイズの詳しい比較はフィアット500のサイズ一覧で見ています。

フィアット500と輸入コンパクトのドア数と定員の比較の図解

新車のEVで比べるなら:500eとMINI・e-208

新車同士で比べるなら、相手は輸入EVになりますよね。

500eの中身を先に表にしておきます。

項目500e ICON/OPEN
最高出力/最大トルク87kW(118ps)/220Nm
駆動用バッテリーリチウムイオン 42kWh
一充電走行距離335km(WLTC・国交省審査値)
電費128Wh/km(WLTC)
駆動方式FF
充電普通充電 単相200V/急速充電 CHAdeMO(アダプター標準装備)
車両重量ICON 1,330kg/OPEN 1,360kg

数値はフィアット公式の主要諸元表(2025年8月版)です。

MINI Cooper E/SEやプジョー e-208は、年式やグレードで航続距離や価格が変わります。比べる時は、同じ「WLTC・国交省審査値」の数字同士で並べてみてください。

『海外の記事だと航続距離がもっと短く書いてあった』という声もあります。欧米の測り方の数字は日本の審査値と違うので、混ぜないようにしておきましょう。

輸入EVを比べる時の見どころ
  • 一充電走行距離は「WLTC・国交省審査値」同士で比べる
  • 後席にドアがあるか、何人乗れるか
  • 自宅で200V充電ができるか
  • 屋根が開くモデル(500e OPEN)が必要か
  • 運転支援が標準か、オプションか

500eは、アダプティブクルーズコントロール、レーンキーピングアシスト、ブラインドスポットモニター、360°パーキングセンサーなどがICON・OPENとも標準です。オプションを足していくと総額が変わる車と比べる時は、ここを揃えて見ておくと公平です。

500eの使い勝手はフィアット500eは買い?で詳しく見ています。

中古で比べるなら:ガソリン500とポロ・208・トゥインゴ

中古で探す方は、ガソリン500とほかの輸入コンパクトの中古を比べることになります。

ガソリン500の最終型の数字はこちらです。

項目ガソリン500 1.2(2024年 Dolcevita)
エンジン直列4気筒SOHC 8バルブ 1,240cc
最高出力/最大トルク51kW(69ps)/102Nm
変速機ATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック)
燃料/タンクハイオク/35L
WLTC燃費17.5km/L
自動車税(種別割)年30,500円(2019年9月以前の登録は34,500円)

ここが大事なところです。

ガソリン500のデュアロジックは、一般的なトルコン式のATとは乗り味が違います。変速の時に一瞬すき間ができる感覚があって、慣れが要るんです。

例えば、試乗のあとにこんな会話になることがあります。

「なんだか変速のたびに頭がカクッとなるね」
「アクセルを少し緩めると、なめらかになりますよ」

この感覚が気にならないかどうかは、ポロや208の中古と比べる時の大きな分かれ目になります。

中古で比べる時に見落としやすいこと

年数のたったガソリン500は、タイミングベルトやデュアロジックのクラッチなどの交換が近いことがあります。車両価格だけで比べず、整備記録でどこをいつ替えたかを確かめておきましょう。

デュアロジックのクセはフィアット500のデュアロジックとは、ツインエアの特徴はフィアット500のツインエアで見ています。

中古のガソリン500とほかの輸入コンパクトを比べる時の見どころの図解

維持費・保証は輸入コンパクトの中でどうなのか

輸入車同士なら、維持費の差は国産と比べるほど大きくなりません。

それでも、フィアット500ならではの差はあります。

項目500e(新車)ガソリン500 1.2(中古)
自動車税(種別割)年25,000円(最低区分)年30,500円(2019年9月以前登録は34,500円)
重量税の区分1.0t超1.5t以下1.0t超1.5t以下
燃料電気(自宅充電なら燃料代を抑えやすい)ハイオク
メーカー保証新車登録から3年・100,000kmまで認定中古車なら保証付き
点検パックMaintenance Care(1-3)が3年間無償付帯販売店による

税額は2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。

500eは電気自動車なので、自動車税が最低区分になります。ポロや208のガソリン車と比べると、ここは500eが有利なところですね。

『保証は輸入車ならどこも同じでしょ』と思うかもしれません。

ただ、フィアットの基本保証は「新車登録から3年・100,000kmまで」で、距離の上限があります。延長保証のExtended Care Plusで4〜5年目の2年間を延ばせます。

比べる時は保証の中身も並べる

保証の年数・距離の上限・延長できる期間は、ブランドごとに違います。見積もりをもらう時に、保証の欄も一緒に並べておくと、あとで差が分かりやすくなります。

保証の詳しい中身はフィアット500の新車保証と延長保証、維持費の内訳はフィアット500の維持費で見ています。

フィアット500が向いている人・向いていない人

ここまでの違いを、向き不向きでまとめておきます。

向いている人向いていない人
ほぼ1〜2人で乗る5人乗る機会がある
狭い道や駐車場をよく使う後席を毎日使う
形や色で選びたい荷室の広さを重視する
屋根が開く車に乗りたい(500e OPEN)走りの速さを重視する
新車でEVに乗りたいガソリンの新車が欲しい

実は、フィアット500を比べて最後に選ぶ人は「理屈より好き」で決めている人が多いんです。

数字ではポロや208のほうが便利に見える場面が多いのに、それでもフィアット500の形が頭から離れない。そういう方には、比較は「自分の使い方で困らないか」を確かめるための作業だと考えてみてください。

同じフィアットやアバルトとも迷うなら

走りを重視するならアバルト、もう少し大きな車ならフィアットの別モデル、という比べ方もあります。

フィアット500とアバルト595・695の違い、フィアット500と500X・パンダなどの違いで見ています。国産の似た車とも迷っているならフィアット500に似てる国産車も参考になります。

比較したあと、見積もりはどう取る?

最後に、迷った車を絞り込んだあとの進め方です。

比較から見積もりまでの流れ
  1. 新車で比べるか、中古で比べるかを決める
  2. 乗る人数・後席の使い方・屋根の有無で2〜3台に絞る
  3. それぞれ同じくらいの装備で見積もりを取る
  4. 保証・点検パック・補助金を分けて総額を並べる
  5. 試乗して、乗り降りと駐車のしやすさを確かめる

3番目で装備がずれていると、どちらが安いのか分からなくなります。

500eは運転支援やナビ(Uconnect)が標準なので、相手の車もその装備を付けた状態の見積もりで比べてみてください。

フィアット500買いたいドットコム

フィアット500の値段、先に相場を見ておく

迷っている車を同じ条件で見積もりして並べると、総額の差がはっきりします。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引きの進め方はフィアット500の値引き相場と限界額で詳しく見ています。

よくある質問

フィアット500とMINIはどちらが小さいですか?

フィアット500は全長3,630mm(500e)・3,570mm(ガソリン500)で、輸入コンパクトの中でも短い部類です。MINI 3ドアも同じ4人乗り・3ドアなので近い比較相手になりますが、寸法は年式で変わるので公式サイトで確かめてみてください。

フィアット500は5人乗れますか?

乗れません。500eもガソリン500も乗車定員は4名です。5人乗る機会があるなら、ポロや208のような5人乗りの車が候補になります。

新車でガソリンのフィアット500と輸入車を比べられますか?

ガソリンの500は2024年5月で日本向けの生産を終え、新車販売は終了しています。新車で比べるなら500e、ガソリン車なら中古同士で比べることになります。

500eの航続距離はほかの輸入EVと比べてどうですか?

500eは一充電走行距離335km(WLTC・国交省審査値)です。比べる時は、ほかの車もWLTC・国交省審査値の数字で並べてみてください。欧米の測り方の数字は混ぜないようにしましょう。

トゥインゴやup!は今も新車で買えますか?

どちらも日本では新車販売を終えています。比べるなら中古車同士になります。

まとめ

この記事の要点
  • 新車で買えるフィアット500は500eだけ。新車なら輸入EV、中古ならガソリン500同士で比べる
  • フィアット500は4人乗り・3ドアで、輸入コンパクトの中でも短い
  • 500eは42kWh・一充電335km(WLTC)、ICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円(税込)
  • 中古のガソリン500はデュアロジックのクセと整備記録を確かめる
  • 装備・保証を揃えた見積もりで総額を比べる
フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

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