フィアット500の見積もりの見方|総額のどこで差がつくか

フィアット500の見積もりの見方と総額の差を解説する記事のアイキャッチ

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フィアット正規ディーラーで見積書をもらったものの、行がたくさん並んでいて、どこを見ればいいのか分からない。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、フィアット500の見積もりで差がつくのは「オプションと用品」と「諸費用の代行分」の2か所です。車両本体は577万円か603万円でほぼ決まっているので、残りの行をそろえて総額で比べると判断しやすくなります。

ここでは見積書の読み方と、2店で比べる時の頼み方を順番に見ていきます。

目次

フィアット500の見積書はどこを見ればいい?

見積書の数字は、大きく3つの塊でできています。まずはこの3つに分けて見てみてください。

塊フィアット500での中身店で動くか
車両本体価格500e ICON/500e OPEN/限定車の価格ほとんど動かない
オプション・用品FIAT Connect、有償ボディカラー、フロアマットやコーティングなどの用品選び方で大きく変わる
諸費用税金、保険、リサイクル料金、登録や納車の代行費用代行費用だけ動く
先に結論

比べるのは、一番下の「お支払総額」です。値引きの欄が大きくても、用品が多く入っていれば総額は高くなります。

『値引きが多いほうの店で買えばいいんでしょ』と思いますよね。実は、値引きを大きく見せるために、頼んでいない用品が入っている見積書もあるんです。

1枚目を受け取ったら、まず総額と、オプション・用品の合計だけを見てみましょう。それだけで比べる軸ができます。

フィアット500の見積書を車両本体とオプション用品と諸費用の3つに分けて見る図解

車両本体価格はいくらから始まる?

2026年10月時点で、新車で買えるフィアット500は電気自動車の500eだけです。ガソリンの500と500Cは、2024年5月で日本向けの生産が終わっています。

500eの車両本体価格は次のとおりです(フィアット公式サイト・メーカー希望小売価格・消費税込)。

グレードボディ車両本体価格
500e ICON3ドアハッチバック(固定式ガラスルーフ)5,770,000円
500e OPENカブリオレ(電動開閉式ソフトトップ)6,030,000円
500e Giorgio Armani Collector’s Editionハッチバック(全国限定50台)6,700,000円

ICONとOPENの差は260,000円です。公式の装備表を見ると、2台の違いはほぼ屋根だけなんです。

運転支援、10.25インチのタッチパネル、ナビ、ETC、シートヒーターはどちらにも標準で付いています。だから見積もりでは「屋根に26万円を出すか」だけ考えれば済みます。

発売時の価格と混ぜない

2022年の発売時はPOPが4,500,000円、ICONが4,850,000円でした。ネットの古い記事にはこの値が残っています。今の見積書と比べる時は、現行の価格表を基準にしてください。

限定車のArmaniは在庫限りです。見積もりを頼む前に、正規ディーラーで在庫があるかを聞いておきましょう。

各グレードの違いは グレード一覧 で横並びにしています。

オプションと用品で総額はどれくらい動く?

フィアット500は標準装備が多いので、ほかの輸入車より見積書のオプション欄は短くなりがちです。そのぶん、何が入っているかが目につきやすいんですよね。

見積書でよく出てくる行を並べると、次のようになります。

行金額中身
FIAT Connect30,000円(メーカーオプション)スマホアプリと連携するコネクティッド機能
有償ボディカラー見積書で確認アイス ホワイト以外の4色はオプション
フロアマット・ドライブレコーダー店ごと販売店の用品
ボディコーティング店ごと販売店の用品
延長保証・点検パックの上乗せ店ごとExtended Care Plus、Maintenance Care Plus など

ボディカラーはアイス ホワイトが標準です。オーシャン グリーン、ミネラル グレー、ローズ ゴールド、セレスティアル ブルーはオプションで、金額は公式で確かめきれなかったので見積書で見てください。

比べる前にそろえたい行

A店は有償色とコーティング入り、B店は白で用品なし、という見積もりをそのまま比べると、安く見える店が変わってしまいます。色、FIAT Connect、用品の3つが同じかを確かめてから並べましょう。

どの用品を付けると満足しやすいかは オプションの記事 で詳しく見ています。

諸費用で削れるところはある?

『諸費用は決まった額だから見なくていい』と思っている方も多いはずです。ただ、半分くらいは店で決めている費用なんです。

項目フィアット500eでの扱い交渉できるか
自動車税(種別割)の月割電気自動車は最低区分で年25,000円。登録月で月割できない
自動車重量税車両重量1,330kg(OPENは1,360kg)で1.0t超1.5t以下の区分。電気自動車はエコカー減税の対象できない
自賠責保険料契約期間で決まるできない
リサイクル料金車ごとに決まった額できない
登録代行・車庫証明代行店ごとに設定できることがある
納車費用店ごとに設定できることがある

税額は2019年10月以降に登録した自家用乗用車の標準税率です。重量税の具体的な額や減税の扱いは年度で変わるため、見積書の金額で確かめてください。

車庫証明を自分で取ると伝えれば、代行費用が外れることがあります。店まで自分で引き取りに行けば、納車費用が外れる店もあります。

見積書で1行ずつ確かめたい項目
  • コーティングやガラスの保証が、頼まずに入っていないか
  • 希望ナンバーの費用が入っていないか
  • 延長保証や点検パックの上乗せが入っているか
  • 下取り額が値引きの欄に混ざっていないか
  • 見積書の有効期限の日付

新車には「新車登録から3年・10万kmまで」のメーカー保証と、3年間のMaintenance Careが付いてきます。延長分を見積もりに入れるかは、保証の中身を見てから決めても遅くありません。

詳しくは 保証と延長保証の記事 にまとめています。

500eの見積もりで、見積書の外に出るお金は?

電気自動車の500eは、車の見積書に載らないお金もあります。ここを忘れると、あとで『思ったより高かった』となりやすいんです。

一番大きいのは自宅の充電設備です。200Vの普通充電ケーブルは標準で付きますが、壁のコンセントや充電器の工事は別の手配になります。

見積書の外のお金中身確かめ方
自宅の充電設備200Vコンセントや充電器の工事電気工事店や販売店に別見積もり
国の補助金500eは発売時にCEV補助金の対象年度ごとの額を申請前に確認
自治体の補助金地域によってある住んでいる自治体のサイト
FIAT Connectメーカーオプション30,000円見積書のオプション欄

急速充電はCHAdeMOで、充電アダプターが標準で付いてきます。外出先で充電する予定なら、充電カードの費用も月々の出費として考えておきましょう。

補助金は見積書の総額に入っていないことが多いです。もらえる見込みの額を別に書き出して、総額から引いた実質の負担で比べてみてください。

500eそのものの向き不向きは 500eの記事 で見ています。

フィアット500の見積もりはどう取ればいい?

いきなり「おすすめの仕様で」と頼むと、比べにくい1枚が出てきます。順番を決めて取るのがコツです。

見積もりの取り方
  1. ICONかOPENかを決める
  2. 白・用品なしで1枚目をもらう
  3. 色と欲しい用品を足した2枚目をもらう
  4. 1枚目と2枚目の差額で用品を見直す
  5. 同じ仕様で、経営の違う別のフィアット正規ディーラーからも取る
  6. 総額の低いほうを軸に最終の話をする

2枚に分けると、用品に払っている金額がはっきり見えます。『このマットにこの金額は出さないかな』と、自分で決めやすくなりますよ。

正規ディーラーと専門店の違いは どこで買うかの記事 にまとめています。

他店の見積もりはどう頼む?

駆け引きをしているように思われたくない。そう感じる方は多いですよね。

「同じ仕様で比べたいので、この内容で総額を出してもらえますか」と、1枚目を見せて頼むだけで十分です。

「グレードと色と用品はこのままでお願いします」と添えておくと、仕様がずれません。ここが大事なところです。

フィアット500買いたいドットコム

フィアット500の値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、フィアット500の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

フィアット500の見積もりを2枚に分けて取り2店で比べる手順を示した図解

中古のガソリン500を見積もる時は?

ガソリンの500や500Cは、今は中古か認定中古車で買う車です。中古車の見積書は、新車と見る所が少し違います。

行中古ガソリン500での見方
車両本体価格年式・走行距離・状態で店ごとに違う
整備費用納車前に何を交換するかで大きく変わる
保証フィアット認定中古車は延長保証と合わせて走行距離無制限・最長3年
自動車税1.2L(1,240cc)は年30,500円。2019年9月以前に登録した車は年34,500円
重量税1,020〜1,030kgで1.0t超1.5t以下の区分

『安い車両本体に飛びついたら、整備費で結局高くなった』ということも。整備の中身を1行ずつ書いてもらってから、総額で比べてみてください。

最終型の1.2Lはデュアロジック(ATモード付5速シーケンシャル)で、燃料はハイオクです。デュアロジックの整備歴があるかは、見積もりの時に聞いておきたいポイントです。

認定中古車と一般の中古車の違いは 認定中古車の記事 で比べています。

見積書をもらったあとにやること

「持ち帰って検討します」と言って大丈夫です。その場で決めないほうが、落ち着いて総額を見られます。

家に帰ったら、総額の欄に印を付けて、他店の総額と並べてみてください。差がある時は、色・用品・代行費用のどれで差がついたかを1行ずつ見ていけば分かります。

乗り出しの総額の目安は 乗り出し価格の記事 で計算しています。値引きの考え方や交渉の順番は、フィアット500の値引き相場と交渉の順番 にまとめました。

よくある質問

フィアット500の見積もりは何店から取ればいいですか。

経営の違うフィアット正規ディーラーを含めて2店ほどが現実的です。同じ仕様で出してもらうことを最初に伝えておきましょう。

500eのICONとOPENは、見積もりでどこが違いますか。

車両本体の差は260,000円(ICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円・メーカー希望小売価格・消費税込)です。公式の装備表では違いはほぼ屋根だけなので、ほかの行はそろえて比べられます。

ガソリンのフィアット500を新車で見積もってもらえますか。

ガソリンの500と500Cは2024年5月で日本向けの生産が終わり、新車販売は終了しています。今は中古車か認定中古車の見積もりになります。

補助金は見積書に入っていますか。

入っていないことが多いです。500eは発売時にCEV補助金の対象でしたが、額は年度で変わるので、申請前に確かめて総額から引いて考えてみてください。

見積書に有効期限はありますか。

期限が書かれていることが多く、価格改定があると作り直しになります。日付は確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 見積書は車両本体・オプション用品・諸費用の3つに分けて見る
  • 新車は500eだけで、ICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円(メーカー希望小売価格・消費税込)
  • 差がつくのは有償色、FIAT Connect(30,000円)、用品、代行費用
  • 充電設備と補助金は見積書の外で計算する
  • 他店とは色と用品をそろえて、お支払総額で比べる
フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

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