フィアット500の新古車は得?新車と未使用車の比べ方

展示場に並ぶ未使用車のフィアット500

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中古車サイトで、走行距離が数kmのフィアット500が新車より安く並んでいるのを見つけて、気になっていませんか。

『ほぼ新車なのに安いなら、こっちのほうが得じゃない?』と思う方も多いはずです。

結論から言うと、新古車(登録済み未使用車)が得かどうかは、店頭価格だけでは決まりません。新車の値引き後の総額、保証の残り、補助金を受け取れるかまで並べて、はじめて判断できるんです。

この記事では、500eを中心に、新車と未使用車をどう比べればいいかを表で見ていきます。

目次

そもそもフィアット500の新古車とは?

新古車は、正式には「登録済み未使用車」と呼ばれます。

販売店などがナンバー登録だけを済ませて、ほとんど走らせないまま売りに出した車のことです。走行距離は数km〜数十km程度のことが多いです。

先に結論

未使用車は新車より安く並ぶことが多く、納車も早めです。一方で、保証や車検の期間は最初の登録日から数えるので残りが短くなり、色や屋根も選べません。500eの場合は補助金の扱いも比べる材料になります。

今、新車で買えるフィアット500は電気自動車の500eだけです。だから新古車として多く見かけるのも、500eが中心になります。

ガソリンの500と500Cは2024年5月で日本向けの生産を終えています。最後のころに登録された未使用に近い車を見かけることもありますが、数は限られます。

新車と未使用車、何が違う?

まずは違いを表で並べてみましょう。

比べるところ新車登録済み未使用車
価格ICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円(税込)新車より安く並ぶことが多い
値引き交渉できる店頭価格からの交渉は小さめのことも
ボディカラー・屋根全5色、ICONかOPENを選べる決まった仕様だけ
メーカー基本保証新車登録から3年・10万kmまで最初の登録日から3年の残り
最初の車検3年後最初の登録日から3年後
補助金条件を満たせば申請できる受け取れないことが多い
納車までの期間在庫か注文かで変わる早いことが多い

新車の価格はメーカー希望小売価格(消費税込)です。ICONは固定式ガラスルーフ、OPENは電動開閉式ソフトトップで、違いは屋根だけです。

『保証の残りってそんなに大事?』と思うかもしれません。

例えば登録から半年たった未使用車なら、メーカー基本保証の残りは2年半です。点検パックのMaintenance Care(1-3)も新車登録から3年なので、同じように短くなります。

保証と点検パックの中身はフィアット500の新車保証と延長保証で詳しく見ています。

フィアット500の新車と登録済み未使用車の違いの図解

500eの未使用車は補助金の扱いに気をつけて

ここが大事なところです。

電気自動車の500eは、発売時にCEV補助金の対象とされていました。補助金は、基本的に新車として登録して持ち主になる人が申請するものです。

すでに誰かの名義で登録された未使用車を買う場合、買った人は補助金を受け取れないことが多いんです。

比べ方結果の見え方
新車の店頭価格と未使用車を比べる未使用車がかなり安く見える
新車の値引き後の総額と比べる差が縮まる
新車の値引き後から補助金を引いて比べる新車のほうが安くなることも

補助金の金額は年度ごとに変わります。今年度に500eがいくら対象になるかは、販売店で確かめてみてください。

『未使用車のほうが50万円も安い!』と思っても、補助金を引いた新車と比べると、差がほとんど残らないこともあります。

補助金の条件も確かめておきましょう

補助金を受け取ると、一定の期間は車を持ち続ける条件が付くのが一般的です。早めに手放す予定があるなら、その条件も含めて新車にするか決めておきましょう。

500eの補助金や充電のことはフィアット500eは買い?で詳しく見ています。

損しない比べ方の手順

未使用車と新車を比べるときは、順番を決めておくと迷いません。

比べ方の手順
  1. 未使用車の仕様(ICONかOPEN・色・登録日)を書き出す
  2. 同じ仕様で新車の見積もりを正規ディーラーで取る
  3. 新車は値引き後の支払総額から、受け取れる補助金を引く
  4. 未使用車の支払総額(諸費用込み)を出してもらう
  5. 保証・車検・点検パックの残りの期間を並べる
  6. 差額が「仕様を選べないこと」に見合うか考える

ポイントは、店頭価格どうしを比べないことです。

500eの場合、自動車税(種別割)は電気自動車なので年25,000円の最も低い区分です。新車でも未使用車でも同じなので、ここは比べる材料になりません。差がつくのは、車両の値段と補助金、そして保証の残りの3つだと考えておくと迷いません。

未使用車は車両価格が安くても、諸費用が別に乗ってくることがあります。新車も同じなので、忘れずに「支払総額」どうしで並べてみてください。

例えば中古車店では、こんなやり取りになることがあります。

「この未使用車、乗り出しでいくらになりますか?」
「諸費用込みでお出ししますね。登録日はこちらです」

登録日を最初に聞いておくと、保証の残りがすぐ計算できますよ。

新車の値引きの目安と交渉の順番はフィアット500の値引き相場と交渉の順番で見ています。

フィアット500の新車と未使用車の比べ方6つの手順の図解

未使用車が向いている人・新車が向いている人

ここまでの違いをふまえて、どちらが向いているかをまとめておきます。

未使用車が向いている人新車が向いている人
早く乗りたい色や屋根にこだわりたい
色はこだわらない補助金を受け取りたい
補助金の条件に縛られたくない保証を最大限に使いたい
店頭にある仕様で満足できる長く乗る予定がある

『OPENのローズ ゴールドがいい』のように仕様がはっきりしているなら、未使用車で同じ仕様を見つけるのは難しいことが多いです。

長く乗るかどうかも、大事な分かれ目です。

例えば10年近く乗るつもりなら、保証の残りが半年短いことは、そこまで大きな差にならないかもしれません。反対に3年で乗り換える予定なら、新車登録からの期間がそのまま売るときの年式に響きます。

売るときの値段の考え方はフィアット500のリセールバリューで見ています。

色で言うと、『白のICONならいいかな』という方は、未使用車の候補が見つかりやすいかもしれません。500eの標準色はアイス ホワイトで、ほかの4色はオプションです。

展示車・試乗車上がりとはどう違う?

未使用車と似たものに、正規ディーラーの展示車や試乗車上がりがあります。

登録済み未使用車展示車試乗車上がり
ナンバー登録済んでいるまだのことが多い済んでいる
走行距離数km〜数十km程度ほぼ走っていない数百km〜数千kmのことも
保証の始まり最初の登録日自分の登録日から最初の登録日
補助金受け取れないことが多い新車として申請できることも受け取れないことが多い

展示車はまだ登録されていないことが多いので、新車として買える場合があります。そうなると保証は自分の登録日から始まり、補助金も新車と同じように考えられるんです。

『展示車ならちょっと安くならない?』と聞いてみる価値はありますよ。在庫車の値引きの考え方はフィアット500の納期でも触れています。

ガソリン500の未使用に近い車を選ぶなら

ガソリンの500を新しめの状態で欲しい方もいますよね。

最終型の1.2 Dolcevitaは、2024年4月に500が3,090,000円、500Cが3,260,000円(メーカー希望小売価格・税込)で追加されました。2024年3月の1.2 Cultは2,590,000円です。

ガソリン500の最終型は、1.2Lの4気筒(69ps)にデュアロジック、燃料はハイオクでタンクは35L、WLTC燃費は17.5km/Lです。

確かめたいこと理由
登録日とメーカー保証の残り2024年に登録された車なら、まだ残っていることも
デュアロジックの動き変速のクセを試乗で確かめておきたい
自動車税1,240ccなので年30,500円
認定中古車かどうか保証の付き方が大きく変わる

当時の新車価格より高い値付けになっている車を見かけることもあるかもしれません。

ただ、ガソリン500は新車で買えないぶん、状態の良い車に人気が集まりやすいとも言われます。値付けが妥当かは、同じ年式・グレードの車を何台か並べて見てみてください。

未使用車を見るときに確かめたいこと

未使用車は、ほぼ新車とはいえ1台ずつ状態が違います。

未使用車のチェック
  • 車検証で最初の登録日を確かめ、保証と車検の残りを計算する
  • メーカー保証を引き継ぐ手続きが済んでいるか確かめる
  • 走行距離と、展示中の小さな傷がないかを見る
  • 延長保証Extended Care Plusに入れるか、期限を確かめる
  • 500eなら充電ケーブルとCHAdeMO充電アダプターがそろっているか見る
  • 取扱説明書・保証書・スペアキーがあるか確かめる

500eには200V対応の普通充電ケーブルと、CHAdeMO充電アダプターが標準で付いています。付属品が抜けていないかは、意外と見落としやすいところです。

どこで買うかによって保証の付き方も変わります。正規ディーラー・専門店・一般の中古車店の違いはフィアット500はどこで買う?にまとめています。

フィアット500買いたいドットコム

フィアット500の値段、先に相場を見ておく

未使用車や走行距離の少ない500eを、色・屋根・登録年で絞って探してみると、新車と比べる材料がそろいます。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

保証付きで中古を探すならフィアット500の認定中古車も候補になります。

よくある質問

フィアット500の新古車は新車よりいくら安いですか?

決まった差はなく、登録からの期間・仕様・地域で変わります。500eの場合は補助金を受け取れないことが多いので、補助金を引いた新車の総額と比べてみてください。

新古車でもメーカー保証は付きますか?

メーカー基本保証は最初の新車登録日から3年・10万kmまでなので、その残りの期間を引き継ぐ形になります。引き継ぎの手続きが済んでいるかも確かめておきましょう。

500eの新古車でも補助金はもらえますか?

補助金は新車として登録する持ち主が申請するのが基本なので、登録済みの未使用車を買った人は受け取れないことが多いです。今年度の条件は販売店で確かめるのが確実です。

ガソリンのフィアット500の新古車はありますか?

ガソリンの500は2024年5月で日本向けの生産を終えているので、未使用に近い車は数が限られます。見つかったら、保証の残りと整備の内容をよく確かめてください。

新古車でも延長保証に入れますか?

Extended Care Plusは加入期限が決まっていることが多いので、登録日からの期間しだいです。購入前に入れるかどうかを販売店に聞いておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 新古車は登録済み未使用車のこと。今のフィアット500では500eが中心
  • 新車の500eはICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円(メーカー希望小売価格・税込)
  • 保証・車検・点検パックは最初の登録日から数えるので残りが短い
  • 500eの未使用車は補助金を受け取れないことが多い。補助金を引いた新車と比べる
  • 店頭価格ではなく、支払総額どうしで比べる
フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

フィアット500の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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