フィアット500の内装を解説|500eとガソリン車のグレード別の質感差

ベージュのシートと横長のダッシュボードが見えるフィアット500eの室内

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フィアット500の写真を見て、外観だけでなく内装の雰囲気にも惹かれた方は多いはずです。

ただ、実際に選ぶ段になると『500eとガソリン車で、中はどれくらい違うの?』と迷いますよね。

結論から言うと、新車の500eはICONもOPENも内装の中身はほぼ同じで、違うのは屋根だけです。差が大きいのは、中古で探すガソリン500の年式とグレードのほうなんです。

この記事では、インパネ・シート・画面・屋根の違いを表で並べて、自分に合う1台を選ぶ目安を見ていきます。

目次

先に確認:今のフィアット500の内装はどれを見ればいい?

最初に、どの500の内装を見るのかを分けておきましょう。

2026年10月時点で新車で買えるフィアット500は、2022年6月25日に日本で発売された電気自動車の「500e」だけです。

2008年に日本で発売されたガソリンの500と500Cは、2024年5月で日本向けの生産を終えています。今から内装を見比べるなら、ガソリン車は中古か認定中古車になります。

モデル今の買い方内装の選び方
500e ICON新車内装は共通。屋根はガラスルーフ(固定式)
500e OPEN新車内装は共通。屋根は電動開閉式ソフトトップ
500e Giorgio Armani Collector’s Edition全国限定50台GAロゴ入りシートなど専用装備
ガソリン500・500C中古・認定中古車年式とグレードで装備がかなり違う

『同じフィアット500なら中も同じでしょ?』と思われがちですが、実は500eとガソリン車では、画面の大きさも操作系もかなり違います。

グレード全体の違いはフィアット500のグレード一覧で詳しく見ています。

500eの内装はどんな造り?

先に結論

500eのICONとOPENは、シート・画面・エアコンなど内装の装備が共通です。インパネはイントレチャータ(編み込み風)の仕上げ、シートはベージュのFIATモノグラム エコレザーで、選び分けは屋根だけで考えて大丈夫です。

500eの内装でまず目に入るのは、横に長いダッシュボードと10.25インチのタッチパネルです。

公式の装備表で、ICONとOPENに共通で付く内装まわりの装備をまとめるとこうなります。

装備500e ICON/OPEN(公式装備表)
センターの画面10.25インチタッチパネルモニター付Uconnect
スマホ連携Apple CarPlay/Android Auto
ナビ・ETCナビゲーションシステム・ETC
メーター7インチフルカラーTFTマルチファンクションディスプレイ
シートFIATモノグラム エコレザーシート(ベージュ)
インパネイントレチャータ インストルメントパネル
ステアリングレザー調ステアリング
快適装備フルオートエアコン、前席シートヒーター
スマホ充電ワイヤレスチャージングパッド
スピーカー6スピーカー

価格はICONが5,770,000円、OPENが6,030,000円です(メーカー希望小売価格・消費税込)。この差額の260,000円は、ほぼ屋根の違いの分なんです。

インテリアの色は、公式諸元表ではベージュの設定です。ボディカラーを選んでも内装色は変わらないので、そこは迷わなくて済みます!

フィアット500eの内装装備をまとめた図解

画面やスマホ連携の使い方はフィアット500のナビ・Uconnectの使い方で詳しく見ています。

ICONとOPENで内装の雰囲気はどう変わる?

装備は同じでも、乗った時の印象は屋根でけっこう変わります。

ICONは固定式のガラスルーフで、頭の上から光が入ります。OPENは電動で開くソフトトップで、開ければ空がそのまま見える造りです。

ICON(ガラスルーフ)
  • 屋根を開けずに明るい室内になる
  • OPENより260,000円安い
  • 車両重量は1,330kgでOPENより軽い
OPEN(ソフトトップ)
  • 車両重量は1,360kg
  • 幌の手入れが必要になる
  • 価格は6,030,000円

『夏はガラスルーフって暑くない?』と気になる方もいますよね。

日差しの強い日は、サンシェードで窓まわりを覆う使い方がよく選ばれています。選び方はフィアット500のサンシェード・フロアマットの選び方にまとめています。

OPENの幌の扱いはフィアット500C・500e OPENのオープンモデルで見ています。

ガソリン500の内装は年式・グレードでどう違う?

ここが大事なところです。

ガソリンの500は、2008年の日本発売から2024年までの長い期間に、何度も仕様が変わっています。同じ「500」でも、年式とグレードで画面の有無やシートの素材が違うんです。

例えば中古車店では、こんなやり取りになることがあります。

「ドルチェヴィータって、どの年式でも同じ内装ですか?」
「年式で装備が違うので、この車の装備表でお見せしますね」

グレード名だけで決めつけず、その車の装備を確かめるのが近道です。2024年の最終期の公式価格と主な諸元はこうなっています。

グレード(2024年公式)価格(税込・当時)タイヤ変速機
500 1.2 Cult2,590,000円15インチアルミデュアロジック
500 1.2 Dolcevita3,090,000円195/45R16デュアロジック
500C 1.2 Dolcevita3,260,000円195/45R16デュアロジック

最終型の変速機は、全車ATモード付5速シーケンシャルの「デュアロジック」です。シフトまわりの見た目と操作は500eとは別物なので、試乗で触っておくと違いがよく分かりますよ!

グレード名だけで内装を決めつけない

ガソリン500は、同じグレード名でも年式によって画面・オーディオ・シートの仕様が違います。中古で探す時は、車検証の年式と、その車の装備(特に画面とシート)を店で確かめておきましょう。

年式ごとの違いはフィアット500の前期と後期の違い、デュアロジックの扱いはデュアロジックとはで詳しく見ています。

500eとガソリン500、内装の広さは違う?

『500eのほうが新しいから広いのかな』と思う方もいるはずです。

公式の外寸を並べると、500eはガソリン500よりひと回り大きくなっています。

寸法(公式諸元)500e ICONガソリン500 1.2 Dolcevita
全長3,630mm3,570mm
全幅1,685mm1,625mm
全高1,530mm1,515mm
ホイールベース2,320mm2,300mm
乗車定員4名4名

全幅は60mm、ホイールベースは20mm、500eのほうが大きい数字です。

ただ、室内寸法は公式の諸元表に載っていません。だから「室内が何mm広い」とは言い切れないんです。

前席の横方向のゆとりは外寸の差がそのまま効きやすく、後席は大人が長く座るには工夫が要る、という声が多いですね。後席の座り心地はフィアット500の後部座席の広さで詳しく見ています。

外寸全体の比較はフィアット500のサイズ一覧にまとめています。

内装の「質感」はどこで差が出る?

内装の良し悪しは、写真より実物で感じる部分が大きいですよね。

500eとガソリン500で、目と手で差を感じやすいところを並べてみます。

見るところ500e(ICON/OPEN)ガソリン500(中古)
センターの画面10.25インチタッチパネル年式・グレードで違う
メーター7インチTFT年式で違う
シート素材エコレザー(FIATモノグラム)年式・グレードで違う
スマホ充電ワイヤレスチャージング年式で違う
エアコンフルオート年式・グレードで違う
シートヒーター前席に標準年式・グレードで違う

500eは装備がほぼ全部入りなので、どの個体でも質感がそろっています。

一方のガソリン500は、年式の新しい上級グレードほど装備が充実している傾向です。ただ、10年以上使われた個体では、シートの擦れやダッシュボードの日焼けが質感を左右することも。

限定車の内装はどこが違う?

500e Giorgio Armani Collector’s Editionは、全国限定50台・6,700,000円の限定車です。

GAロゴ入りのシートやホイール、専用のドアシルプレートとバッジが付きます。在庫の状況は正規ディーラーで確かめてみてください。歴代の限定車はフィアット500の限定車・特別仕様車でまとめています。

500eとガソリン500の内装の違いを比べた図解

中古で内装を見る時のチェック

中古のフィアット500は、内装の状態で満足度がかなり変わります。

『写真ではきれいだったのに』とならないように、現車で見ておきたいところをまとめておきます。

中古で内装を見る時のチェック
  • 運転席の座面の横(乗り降りで擦れやすいところ)を触って確かめる
  • ダッシュボードの日焼けやひび割れがないか見る
  • 画面のタッチ操作とスマホ接続が動くか試す
  • エアコンの風量と、においを確かめる
  • 窓の開け閉めがスムーズか、全部の窓で試す
  • 天井(ガラスルーフや幌)のまわりに雨じみがないか見る
中古のフィアット500で内装を確かめるポイントの図解

窓の開け閉めが重かったり、ガラスが下がったまま戻らなかったりする症状は、ガソリン500でよく話題になります。修理の目安はフィアット500の修理費の目安で見ています。

内装がきれいな車は、売る時の評価にも効いてきます。値引きや総額の考え方はフィアット500の値引き相場で詳しく見ています。

内装まわりで知っておきたい装備と小物

内装は、買ったあとに足す小物でも雰囲気が変わります。

よく相談されるのは、シートカバー、フロアマット、サンシェード、スマホホルダーあたりです。

内装を整える順番
  1. 傷みやすいフロアから守る(フロアマット)
  2. 日差しが気になるならサンシェードを用意する
  3. シートを守りたいならシートカバーを選ぶ
  4. 収納やスマホの置き場所を決める
  5. 子どもを乗せるならチャイルドシートの付け方を確かめる

小物は、500eとガソリン500でサイズが合わないことがある点に注意しておきましょう。外寸が違うので、フロントガラスや床の形も同じとは限りません。

収納の使い方はフィアット500の収納・コンソール、チャイルドシートはフィアット500のシートアレンジとチャイルドシートで見ています。

よくある質問

500eのICONとOPENで内装は違いますか?

公式の装備表では、シート・画面・エアコンなどの内装装備は共通です。違うのは屋根で、ICONは固定式のガラスルーフ、OPENは電動開閉式のソフトトップです。

500eの内装色は選べますか?

公式諸元表では、ICON・OPENともにベージュのFIATモノグラム エコレザーシートの設定です。ボディカラーを変えても内装色は変わりません。

ガソリンのフィアット500の内装はどのグレードがいいですか?

年式とグレードで装備が違うので、名前だけで決めずに、その車の画面・シート・エアコンの仕様を確かめるのがおすすめです。新しい年式の上級グレードほど装備が充実している傾向があります。

500eの室内はガソリン500より広いですか?

外寸は500eのほうが全幅で60mm、ホイールベースで20mm大きい数字です。ただ室内寸法は公式に載っていないので、広さは試乗で座って確かめてみてください。

内装の状態は売る時に影響しますか?

シートの擦れや日焼け、においは査定で見られやすいところです。フロアマットやシートカバーで守っておくと、売る時にも差が出やすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 新車で買える500eはICON・OPENとも内装装備が共通で、違いは屋根だけ
  • 500eは10.25インチのUconnect、7インチTFT、エコレザーシート、前席シートヒーターが標準
  • ICONは5,770,000円、OPENは6,030,000円(メーカー希望小売価格・税込)
  • ガソリン500は年式とグレードで内装が違うので、その車の装備で確かめる
  • 中古は座面の擦れ・日焼け・窓の動き・天井の雨じみを現車で見る
フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

フィアット500の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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