フィアット500の燃費と500eの電費|実燃費・航続距離の実際

給油中の小さなハッチバックと充電中の電気自動車

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フィアット500を検討していて、『燃費ってどれくらいなんだろう』と気になっていませんか。

ガソリンの500を中古で買うか、電気自動車の500eを新車で買うかで、毎月の燃料代はかなり変わりますよね。

結論から言うと、ガソリン500の最終型はWLTCモードで17.5km/L、500eは電費128Wh/km・一充電走行距離335kmです。1,000km走った時の燃料代は、自宅で充電できるなら500eのほうが安くなりやすいです。

この記事では、カタログ値と実際の差、そしてお金に直した時の違いを表で確かめていきます。

目次

フィアット500の燃費・電費の一覧

まずは公式の数字をまとめて見ておきましょう。

モデル燃費・電費(WLTC)燃料・タンク/電池出典
ガソリン500 1.2(2024年最終型)17.5km/Lハイオク/35Lフィアット公式諸元表
ガソリン500C 1.2(2024年最終型)17.5km/Lハイオク/35Lフィアット公式諸元表
ガソリン500 ツインエア(2023年10月末で終了)19.2km/Lハイオクメディア情報(公式で未確認)
500e ICON/OPEN(現行)128Wh/km・一充電335km42kWhフィアット公式諸元表(2025年8月版)

2026年10月時点で新車で買えるのは500eだけです。ガソリンの500は2024年5月で日本向けの生産を終えているので、今買うなら中古か認定中古車になります。

先に結論

ガソリン500の燃費は、5ナンバーのコンパクトカーとして見ると普通くらいです。ハイオク指定なので、燃料代は数字以上にかかります。毎日の燃料代を抑えたいなら、自宅で充電できる500eが有利です。

維持費全体の中で燃料代がどれくらいを占めるかはフィアット500の維持費は年間いくら?で詳しく見ています。

ガソリン500の燃費とタンク容量

WLTCモードの内訳

ガソリン500の17.5km/Lは、3つの走り方の平均です。

走り方WLTCモード燃費こんな場面
市街地モード13.2km/L信号の多い街中
郊外モード18.1km/L信号の少ない一般道
高速道路モード19.9km/L高速道路を一定の速さで
総合17.5km/L3つの平均

数字は2024年の最終型(1.2 Dolcevita)の公式諸元表です。

街中が中心の方は、市街地モードの13.2km/Lを目安にしておくと実際に近くなります。

タンク容量は35L

ガソリンタンクの容量は35Lです。

カタログ燃費の17.5km/Lで計算すると、満タンで走れる距離は約610kmになります。ただ、警告灯が点くまで走ることはあまりないので、実際の給油間隔はもっと短くなると思っておきましょう。

『ハイオクじゃなきゃダメなの?』と気になる方も多いはずです。

最終型の公式諸元表では、燃料は無鉛プレミアム(ハイオク)です。レギュラーを入れた時の話はフィアット500はハイオク?レギュラーを入れたらどうなるかで詳しく見ています。

フィアット500ガソリン車のWLTC燃費とタンク容量の図解

実燃費はどれくらい下がる?

カタログの数字と、実際に走った時の燃費は同じにはなりません。

実燃費は、カタログ値より下がるのが一般的です。どのくらい下がるかは、走り方と季節でかなり変わります。

下がりやすい場面理由
信号の多い街中・渋滞止まって発進するたびに燃料を使う
短い距離の繰り返しエンジンが温まる前に着いてしまう
夏のエアコン・冬の暖機エアコンや暖機に燃料を使う
荷物が多い・人が多い車が重くなる
年式が古い車エンジンや点火系の傷み

例えばこんな場面です。

「片道10分の通勤しか乗らないんだけど、燃費が全然伸びなくて」
「短い距離だと、エンジンが温まる前に着いちゃうんですよね」

こうした使い方だと、市街地モードの数字より下がることもあります。

中古で燃費が悪い時に疑いたいこと

古いガソリン500で急に燃費が悪くなった時は、プラグやイグニッションコイル、エアフィルター、タイヤの空気圧を確かめてみてください。修理費の目安はフィアット500の修理費の目安でまとめています。

500eの電費と航続距離の実際

500eの数字は、電費128Wh/km、一充電走行距離335km(WLTC・国交省審査値)です。駆動用バッテリーは42kWhです。

電費のWh/kmは、1km走るのに使う電気の量です。数字が小さいほど効率がいいんです。

ただ、335kmはあくまで決まった条件で測った値です。実際に走れる距離は、次のような場面で短くなります。

走れる距離が短くなる場面理由
冬の寒い日暖房と電池の温度の影響
高速道路を速めに走る空気の抵抗が増える
夏のエアコンを強く使う空調に電気を使う
上り坂の多い道モーターの負担が大きい

『冬になったら半分しか走れないの?』と心配な方もいるかもしれません。

減り方は気温や使い方で変わるので、決まった数字では言えません。冬に遠出をする時は、早めに充電する計画にしておくと安心です。

500eで走れる距離を伸ばすコツ
  • 走行モードを「RANGE」にして、減速の時の回生を強めにする
  • 長い距離で残りが心配な時は「SHERPA」で空調などを抑える(最高速度は80km/h)
  • 冬は出発前に、充電中のまま車内を温めておく
  • 前席シートヒーターを使い、暖房の設定温度を少し下げる
  • タイヤの空気圧を指定値に合わせる

走行モードのNORMAL・RANGE・SHERPAは、公式に用意されている3つのモードです。

充電の方法や補助金はフィアット500e(電気自動車)は買い?で詳しく見ています。

フィアット500eの電費と航続距離が短くなる場面の図解

満タン・満充電でどこまで行ける?

遠出の計画を立てる時に気になるのが、1回の給油や充電で走れる距離ですよね。

モデル1回で走れる距離(カタログ値)補給の方法
ガソリン500(35L×17.5km/L)約610km(計算値)ガソリンスタンドで数分
500e335km(WLTC・国交省審査値)自宅の200V普通充電・外の急速充電(CHAdeMO)

ガソリン500の約610kmは、タンクを使い切った場合の計算です。実際には残りに余裕を持って給油するので、もっと手前で入れることになります。

500eは、毎日の通勤や買い物なら困ることは少ない距離です。片道150kmを超えるような遠出の時だけ、途中の急速充電を計画に入れておくと安心ですよ!

燃料代はいくら違う?1,000kmあたりで比べてみる

ここが大事なところです。

燃費と電費は単位が違うので、そのままでは比べられません。そこで、1,000km走った時の燃料代に直してみます。

計算の前提として、ハイオクを1Lあたり180円、電気を1kWhあたり31円と仮に置きます。どちらも地域や契約、時期で変わるので、ご自身の単価に置きかえて見てください。

モデル1,000kmで使う量1,000kmの燃料代(仮の単価)
ガソリン500(WLTC 17.5km/L)約57L約10,300円
ガソリン500(市街地モード 13.2km/L)約76L約13,600円
500e(128Wh/km・自宅充電)約128kWh約4,000円

計算はカタログ値をそのまま使っています。実際には実燃費・実電費の分だけ、どちらも高くなります。

年間1万km走るとすると、ガソリン500は約10万〜14万円、500eは約4万円が目安です。

ただ、500eは急速充電を外で使うことが多いと、1kWhあたりの料金が上がります。『家に充電設備が付けられない』という方は、この差はもっと小さくなると考えておきましょう。

燃料代だけで決めない

500eの新車価格はICON 5,770,000円、OPEN 6,030,000円(メーカー希望小売価格・税込)です。中古のガソリン500とは買う時の金額が大きく違うので、燃料代の差だけで元が取れるかは、乗る年数と距離で考える必要があります。

フィアット500と500eの1,000kmあたり燃料代の比較図解

ガソリン500の燃費を良くするコツ

中古のガソリン500に乗るなら、少しの工夫で燃費は変わります。

燃費を良くする乗り方と手入れ
  1. タイヤの空気圧を月に1回くらい確かめる
  2. 発進はゆっくり、アクセルを踏みすぎない
  3. デュアロジックの変速の時は、アクセルを少し緩める
  4. 荷室に重い荷物を積みっぱなしにしない
  5. オイル交換と点検を決まった時期に受ける

デュアロジックは、変速の時にアクセルを緩めると揺れが減り、無駄な加速も減らせます。乗り方のコツはフィアット500のデュアロジックとはで詳しく見ています。

オイルの交換時期はフィアット500のオイル交換の時期・量でまとめています。

年式が古くなると燃費は悪くなる?

ガソリン500は2008年に日本で発売されたモデルです。10年以上たった中古車も多く出回っています。

年式が古くなると、エンジンや点火系の部品が傷んで燃費が落ちることがあります。

『燃費が落ちたら、もう寿命なのかな』と不安になるかもしれません。

実は、点検と部品の交換で戻ることも多いんです。何年・何万kmまで乗れるかの目安はフィアット500は何年・何万km乗れる?で詳しく見ています。

燃料代も含めて、どのモデルを選ぶか決まったら、次は購入の総額です。新車の500eを見積もるならフィアット500の値引き相場と交渉の順番を参考にしてみてください。

よくある質問

フィアット500の燃費はどれくらいですか?

ガソリン500の最終型(2024年・1.2)はWLTCモードで17.5km/Lです(市街地13.2/郊外18.1/高速19.9km/L・フィアット公式諸元表)。実燃費は走り方や季節で、これより下がるのが一般的です。

フィアット500のガソリンタンク容量は何Lですか?

最終型のガソリン500・500Cとも35Lです(公式諸元表)。カタログ燃費で計算すると、満タンで約610km走れる計算になります。

500eの航続距離はどれくらいですか?

一充電走行距離は335km(WLTC・国交省審査値)、電費は128Wh/kmです。冬の寒い日や高速道路では、これより短くなります。

ツインエアの燃費はどれくらいですか?

WLTCモードで19.2km/Lというメディアの情報がありますが、公式の資料では確かめられていません。ツインエアは2023年10月末で生産を終えているので、中古で探すことになります。

ガソリン500と500eはどちらが燃料代が安いですか?

自宅で充電できるなら、1,000kmあたりの燃料代は500eのほうが安くなりやすいです。急速充電を外で使うことが多いと、差は小さくなります。

まとめ

この記事の要点
  • ガソリン500(最終型)はWLTC 17.5km/L、市街地モードは13.2km/L
  • タンク容量は35L、燃料はハイオク
  • 500eは電費128Wh/km・一充電走行距離335km(WLTC・国交省審査値)
  • 仮の単価で1,000kmあたり、ガソリン500は約1万円、500e(自宅充電)は約4,000円
  • 燃料代の差だけでなく、車両価格と乗る年数で総額を比べる
フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

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