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丸いライトの愛嬌ある顔を見ていると、『自分らしく少しだけ手を入れたい』と思う方も多いはずです。
結論から言うと、フィアット500のカスタムは「戻せるもの」から始めるのがいちばん失敗しません。ステッカーやメッキモール、シフトノブなどの小物は気軽に楽しめて、売る時も外して純正に戻せます。
この記事では、外装・足回り・マフラー・内装の定番カスタムを、500eとガソリン500の違いも含めて見ていきます。
まず確認:500eとガソリン500でカスタムの幅は違う?
最初に、自分の500がどちらなのかで話が変わります。
2026年10月時点で新車で買えるのは電気自動車の500e(ICON・OPEN)だけです。ガソリンの500と500Cは2024年5月で日本向けの生産を終えていて、今は中古で探すことになります。
| 項目 | 500e(2022年日本発売) | ガソリン500(2008年日本発売) |
|---|---|---|
| 新車での購入 | できる(ICON 5,770,000円/OPEN 6,030,000円・税込) | できない(中古・認定中古車) |
| マフラー交換 | マフラー自体がない | 定番カスタムのひとつ |
| 足回りパーツ | 選択肢はまだ少なめ | ローダウン・車高調の選択肢が多い |
| 標準タイヤ | 205/45R17 | 195/45R16(1.2 Dolcevita) |
| ステッカー・内装小物 | 楽しめる | 楽しめる |
価格はメーカー希望小売価格(消費税込)、タイヤは公式諸元表の値です。
ガソリン500は日本で長く売られていたので、社外パーツの数が多いんです。一方の500eは発売からまだ年数が浅く、外装の小物や内装パーツが中心になります。

500eは新車登録から3年・10万kmまでのメーカー保証があります。配線を加工する電装品や、足回りの変更は保証の扱いに関わることがあるので、取り付ける前にフィアット正規ディーラーへ聞いておくと安心です。
気軽に始められる外装カスタム
『いきなり大きく変えるのはちょっと…』という方は、外装の小物から始めてみてください。
ステッカーチューン
フィアット500のカスタムで、いちばん人気があるのがステッカーです。
イタリア国旗のライン、サイドのストライプ、ボンネットのロゴなどが定番ですね。丸いボディに細いラインを入れるだけで、雰囲気がぐっと変わります。
ただ、貼りっぱなしで何年も経つと、剥がした跡だけ色が違って見えることがあります。日に当たる場所ほど差が出やすいので、長く貼るなら年に一度は状態を見ておきましょう。
メッキモール・メッキパーツ
ドアミラーカバーやサイドのモール、ドアハンドルまわりのメッキパーツも定番です。
レトロな雰囲気が好きな方には、メッキを少し足すカスタムがよく合います。両面テープで付けるタイプが多いので、外す時も比較的簡単です。
リアスポイラー・エアロ
リアスポイラーや小ぶりなエアロを付けると、ぐっとスポーティーな印象になります。
ガソリン500にはアバルト風の外観に寄せるパーツもあります。ただ、ネジ穴を開けるタイプは元に戻せないので、売る時のことも考えて選んでみてください。
| 外装カスタム | 元に戻せるか | 気軽さ |
|---|---|---|
| ステッカー・ストライプ | 戻せる(跡が残ることも) | とても気軽 |
| メッキモール・ミラーカバー | 戻せることが多い | 気軽 |
| リアスポイラー(両面テープ) | 戻せることが多い | ふつう |
| リアスポイラー(穴あけ) | 戻しにくい | 慎重に |
| 全塗装 | 戻せない | 大がかり |

全塗装やラッピングで色を変えたい時は?
『ボディの色そのものを変えたい』という方もいますよね。
方法は全塗装とラッピングの2つです。全塗装は仕上がりがきれいな反面、費用が大きく、元の色には戻せません。費用は塗る範囲や下地の状態、お店で大きく変わるので、何店かで見積もりを取って比べてみてください。
ラッピングはフィルムを貼る方法で、剥がせば元の色に戻せます。最近は艶ありの黒やマットな色も選べます。
全塗装で元の色と違う色にした車は、売る時に評価が下がりやすいと言われます。車検証の色の記載との違いを確かめられることもあります。長く乗るつもりなら気にしすぎなくていいですが、数年で手放す予定ならラッピングのほうが無難です。
純正色の一覧と選び方はフィアット500の色は何色ある?、赤や黄色などの個性色はフィアット500の個性色で詳しく見ています。
足回り:ローダウン・ショック交換・リフトアップ
足回りのカスタムは、見た目と乗り心地の両方に関わるところです。
ガソリン500はもともと車高が高めに見えるので、少し下げるだけで印象がかなり変わります。ここが足回りカスタムの面白いところなんです!
ローダウン・車高調
車高を下げる方法は、主に2つあります。
ひとつはダウンサスに替える方法で、費用を抑えやすいです。もうひとつは車高調で、車高を細かく調整できる代わりに部品代が上がります。
例えばお店ではこんな会話になりがちです。
「見た目を少し下げたいんですが」
「普段使いなら、乗り心地とのバランスを見てダウンサスからにしましょうか」
下げすぎると段差や坂道でお腹を擦りやすくなるので、街乗りが多いなら控えめがおすすめです。
ショックアブソーバー交換・足回りリフレッシュ
年数の経ったガソリン500では、カスタムというより「リフレッシュ」でショックを替える方も多いです。
ふわふわした揺れが続く、段差でゴツゴツする、といった症状が出てきたら交換を考える時期かもしれません。モンローなどの社外ショックを選ぶ方もいます。
交換費用は部品と工賃、前後どちらを替えるかで変わります。何社か見積もりを取って比べてみてください。乗り心地の変わり方はフィアット500の乗り心地と静かさでも見ています。
リフトアップ
最近は、少し車高を上げてアウトドア風に見せるカスタムも見かけます。
ただ、フィアット500ではローダウンに比べると選択肢が限られます。上げすぎると横風を受けやすくなるので、効果と引き換えになる点も知っておきましょう。
- 500eなら、保証への影響をフィアット正規ディーラーに聞いておく
- 車検に通る範囲か、取り付けるお店に確かめる
- 純正の足回り部品は捨てずに保管しておく
- 交換後はアライメント調整の費用も見込んでおく
マフラー交換はガソリン500だけの楽しみ
マフラー交換は、ガソリン500ならではのカスタムです。500eにはそもそもマフラーがありません。
特にツインエア(875cc直列2気筒ターボ)は、独特の音が好きで選ぶ方も多いですよね。マフラーを替えると、その音をもう少し楽しめるようになります。
美響などの国内メーカーのマフラーは中古で探す方もいます。ただ、中古品は年式や車検対応の証明がそろっているかを確かめておくのが大事です。
| 確かめること | 理由 |
|---|---|
| 適合する年式・エンジン | 1.2とツインエアで形が違うことがある |
| 車検対応の表示や書類 | 音量や排ガスの基準に関わる |
| 取り付け部のサビ・割れ | 中古品は傷みが見えにくい |
| 純正マフラーの保管 | 売る時に戻せると評価が下がりにくい |
ツインエアのECUを書き換えるカスタムもありますが、保証や車検、故障した時の扱いが難しくなります。手を出す前によく考えておきましょう。ツインエアの特徴はフィアット500のツインエアとはで詳しく見ています。
内装カスタムで自分らしい車内に
内装は毎日目に入るので、手を入れると満足感が大きいところです!
シフトノブ・ハンドルカバー・ステアリング交換
ガソリン500のシフトノブ交換は、手軽で人気のカスタムです。木目やアルミ、レトロなデザインのものなどいろいろあります。
ハンドルカバーは、握り心地を変えたい方や、傷みを隠したい方に選ばれています。ステアリングそのものを替える方法もありますが、エアバッグが関わるので専門店に任せましょう。
インテリアパーツ・ルーフまわり
ダッシュボードのパネルやエアコン吹き出し口のリングを替えるだけでも、雰囲気はかなり変わります。
500e ICONは固定式のガラスルーフ、OPENは電動開閉式のソフトトップです。『サンルーフを付けたい』という場合は、後付けを考えるより、最初からICONかOPENを選ぶほうが現実的です。
500eのICON・OPENは、FIATモノグラムのエコレザーシートやイントレチャータのインストルメントパネルが標準です。内装は手を入れなくても十分おしゃれなので、まずは小物から足してみるのがおすすめです。
ルーフキャリア・ヒッチメンバーは付けられる?
『キャンプにも使いたいから、荷物を積めるようにしたい』という声もあります。
フィアット500は3ドアのコンパクトカーなので、荷室はそれほど広くありません。ルーフキャリアを付けて荷物を上に積む方法は、昔からよく使われてきました。
| パーツ | できること | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| ルーフキャリア | 荷物を屋根に載せられる | ICONのガラスルーフ・OPENの幌は取り付け方法を確かめる |
| ヒッチメンバー | 自転車キャリアなどを付けられる | 適合品が少なく、牽引には向かない |
| リアキャリア(旧車風) | レトロな見た目になる | 後ろの視界と荷重に注意 |
荷室にどれくらい入るかはフィアット500の荷室の広さで見ています。
売る時に損しないカスタムの選び方
最後に、ここが大事なところです。
カスタムは自分が楽しむものですが、手放す時の値段にも関わります。一般的には純正に近い状態の車のほうが、買い手を選ばない分だけ評価が安定しやすいと言われます。
- ステッカーや小物など、戻せるものから始める
- 外した純正部品は袋に入れて保管しておく
- 取り付けた部品の明細や書類を残しておく
- 売る前に、純正に戻すか、そのまま専門店に出すかを決める
カスタムした車を好むお店もあるので、そのまま出したほうが高くなることもあります。色やカスタムで売値がどれくらい変わるかは、フィアット500のリセールバリューで詳しく見ています。
フィアット500を新車で買う時の総額の考え方はフィアット500の値引き相場と限界額にまとめています。ホイールの交換はフィアット500のホイールサイズと純正ホイールを見てみてください。

よくある質問
フィアット500のカスタムで最初にやるなら何がいいですか?
ステッカーやメッキモール、シフトノブなど、元に戻せるものから始めるのがおすすめです。費用も抑えやすく、飽きたら外せます。
500eでもマフラー交換はできますか?
500eは電気自動車なので、マフラーがありません。マフラー交換を楽しみたいなら、ガソリンの500(中古)が対象になります。
ローダウンすると乗り心地は悪くなりますか?
下げ方と部品によります。下げすぎると段差でお腹を擦りやすくなり、硬く感じることもあります。街乗り中心なら控えめな下げ幅にしておくと扱いやすいです。
全塗装の価格はどれくらいですか?
塗る範囲や下地の状態、お店によって大きく変わるので、決まった相場は出しにくいです。複数のお店で見積もりを取って比べてみてください。元の色に戻したくなる可能性があるなら、ラッピングも選択肢です。
前期のテールランプを後期風に替えられますか?
後期風のテールランプは社外品で出回っています。ただ、適合や配線の違いがあるので、自分の年式に合うかを取り付けるお店で確かめておきましょう。
まとめ
- 新車で買えるのは500eだけ。カスタムパーツの数はガソリン500のほうが多い
- 最初はステッカー・メッキ・シフトノブなど戻せるものから
- 全塗装は戻せないので、数年で手放すならラッピングが無難
- 足回りは下げすぎに注意。500eは保証への影響を先に確かめる
- マフラー交換はガソリン500だけ。中古品は適合と車検対応を確かめる
- 純正部品は保管しておくと、売る時に困りにくい





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