フィアット500のエアコンフィルター・ワイパー交換の手順

ワイパーとエアコンフィルターの交換を準備した小さな3ドアハッチバック

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エアコンをつけた瞬間のにおいや、ワイパーのビビリが気になって、『自分で替えられないかな』と調べていませんか。

結論から言うと、フィアット500のエアコンフィルターとワイパーは、手順さえ押さえれば自分でも替えやすい消耗品です。ただ、フィルターの向きとワイパーの付け方を間違えると効果が落ちるので、そこだけは丁寧にいきましょう。

この記事では、交換の時期と費用、手順、うまくいかない時の原因まで順番に見ていきます。

目次

エアコンフィルターとワイパー、交換の目安は?

どちらも消耗品なので、定期的な交換が前提です。

よく言われる目安と、交換を考えたいサインをまとめておきます。

部品よく言われる交換の目安交換を考えたいサイン
エアコンフィルター1年ごと、または走行1万km前後風が弱い、においがする、窓が曇りやすい
ワイパーゴム1年ごと前後拭きムラ、筋が残る、ビビリ音
ワイパーブレードゴム交換2回に1回など金具のガタ、サビ、ゴムが外れやすい
ウォッシャー液減ったら補充噴射の勢いが弱い、出ない

目安はあくまで目安です。花粉の多い地域や交通量の多い道をよく走るなら、フィルターは早めに替えたほうが快適ですよ。

500eもガソリン500も、フィルターとワイパーは替える

エンジンオイルの交換が無い電気自動車の500eでも、エアコンフィルターとワイパーは消耗します。500eはフルオートエアコンが標準なので、フィルターが詰まると風量の調整にも影響しやすいです。

エアコンの効きやにおいの原因はフィアット500のエアコンが効かない・臭いときの原因で詳しく見ています。

エアコンフィルターの交換手順

「エアコンフィルターってどこにあるの?」と迷う方も多いはずです。

フィアット500のエアコンフィルターは、助手席側の足元やグローブボックスの奥にあることが多いです。ただ、年式で外し方が違うことがあるので、取扱説明書や整備書で位置を確かめてから始めてみてください。

エアコンフィルター交換の大まかな流れ
  1. エンジン(500eは電源)を切り、エアコンを止める
  2. グローブボックスの中身を出す
  3. 取扱説明書の手順でグローブボックスや足元のカバーを外す
  4. フィルターのふたを外し、古いフィルターを引き抜く
  5. 古いフィルターの向き(矢印)を確かめる
  6. 新しいフィルターを同じ向きで差し込む
  7. ふたとカバーを元に戻し、エアコンの風を出して確かめる

外す時に爪を折りやすい場所もあるので、力を入れすぎないのがコツです。

フィルターの「向き」はここを見る

実は、エアコンフィルターには表と裏があるんです。

フィルターの枠に「AIR FLOW」や矢印が書かれていて、空気が流れる向きを示しています。

確かめるもの見方
矢印(AIR FLOW)空気が流れていく向き
古いフィルターの汚れ汚れている面が空気の入ってくる側
取扱説明書の図差し込む向きの指定

『どっちでも同じでしょ』と思いがちですが、逆に入れるとほこりを受け止める力が落ちることがあります。古いフィルターを抜いた時に、汚れていた面と矢印をスマホで撮っておくと迷いませんよ。

においが強い時はフィルターだけでは消えないことも

フィルターを替えてもカビのようなにおいが残る時は、エアコン内部(エバポレーター)に汚れがたまっていることがあります。消臭スプレーで隠すより、店で洗浄を相談したほうが早いこともあります。

フィアット500のエアコンフィルター交換手順と向きの確かめ方の図解

エアコンフィルターの費用と選び方

自分で替えるか店に頼むかで、費用は変わります。

頼み方費用の考え方向いている人
自分で替えるフィルター代だけ。数千円程度が目安手順を見ながら作業できる人
カー用品店フィルター代+工賃早く済ませたい人
正規ディーラー純正品+工賃。点検と一緒に頼める点検のついでに任せたい人

金額は店・地域・フィルターの種類で変わります。

フィルターには、ほこりを取るだけのものと、活性炭入りでにおいも抑えるもの、抗菌や抗ウイルスをうたうものがあります。

『どれがいいの?』と迷ったら、においが気になるなら活性炭入り、花粉が気になるなら花粉対応をうたうものを選んでみてください。適合は品番で確かめるのが確実です。

ワイパーゴム・ブレードの交換手順

次はワイパーです。

「ワイパーゴムだけ替えるのと、ブレードごと替えるのはどっちがいい?」と迷いますよね。

交換のしかたメリット気をつけたいこと
ゴムだけ交換安く済むブレードの形に合うゴムを選ぶ必要がある
ブレードごと交換取り付けが簡単、金具のガタも直るゴムだけより高い

フロントワイパーは、年式によってブレードの形(フラットタイプなど)や取り付け方式が違います。今付いているブレードの長さと取り付け部の形を見てから買うと失敗しにくいです。

フロントワイパーブレード交換の大まかな流れ
  1. ワイパーを止めた位置で電源を切る
  2. ワイパーアームをガラスから起こす
  3. ガラスにタオルを敷いておく(アームが倒れた時の傷よけ)
  4. 取り付け部のロックを外し、ブレードを抜く
  5. 新しいブレードを同じ向きで差し込み、カチッと音がするまではめる
  6. アームをそっと戻し、動かして拭き取りを確かめる

アームを起こしたまま手を離すと、バネの力でガラスに当たって割れることがあります。タオルを敷くのは地味ですが大事な一手です。

リアワイパーの交換

ハッチバックの500には、リアワイパーが付いています。

リアは使う回数が少ない分、ゴムが固くなっても気づきにくいんです。雨の日に後ろが見えにくいと感じたら、交換のサインだと思ってみてください。

リアワイパーはアームごと替える車種と、ブレードだけ替えられる車種があります。今付いている形を見てから部品を選ぶと安心です。

ワイパーがビビる・動かない時の原因

交換したのにビビリが直らないと、がっかりしますよね。

ワイパーのトラブルは、症状からおおよその原因を絞れます。

症状よくある原因まず試したいこと
ビビリ音がするガラスの油膜、ゴムの硬化、アームの角度ガラスの油膜を落とす
筋が残るゴムの劣化、ゴムに付いた砂ゴムを拭くか交換する
片側だけ拭けないブレードの浮き、アームの圧の弱さ取り付けを確かめる
動かないヒューズ切れ、モーター、ワイパーリンクの外れヒューズを確かめ、店で点検
途中で止まるワイパーリンクの不具合、モーター店で点検

ビビリの原因でいちばん多いのは、実はガラスの油膜なんです。新しいゴムに替えてもガラスに油膜があると、ゴムが引っかかって音が出ます。油膜取りをしてから、もう一度ワイパーを動かしてみてください。

ワイパーが動かない時はヒューズを確かめる

ワイパーがまったく動かない時は、まずヒューズを見てみましょう。

ヒューズを確かめる時の注意
  • ヒューズボックスの位置と、ワイパーの番号は取扱説明書で確かめる
  • 切れていたら、同じ容量(数字が同じ)のヒューズに替える
  • 替えてもすぐ切れる時は、どこかで電気がショートしている可能性があるので店へ

ヒューズが無事なのに動かない時は、ワイパーモーターやワイパーリンク(モーターの動きをアームに伝える部品)の不具合かもしれません。ここは自分で直すより、店で点検してもらうほうが安心です。

修理費の目安はフィアット500の修理費の目安、警告灯の意味はフィアット500の警告灯・警告音の意味と対処で見ています。

フィアット500のワイパーの症状別の原因と対処の図解

ワイパーを長持ちさせるコツ

せっかく替えたワイパーは、できるだけ長く使いたいですよね。

ワイパーを長持ちさせる習慣
  • 乾いたガラスの上でワイパーを動かさない(先にウォッシャー液を出す)
  • 凍った朝は、ワイパーを無理に動かさず霜を溶かしてから使う
  • 洗車の時にゴムの表面を濡れた布でさっと拭く
  • 夏の炎天下が続く時期は、ゴムの傷みが早いと考えておく

乾いたガラスをこするとゴムの先が削れて、すぐに筋が出るようになります。

雪の多い地域では、冬だけ雪用のワイパーに替える方もいます。凍りにくい形になっているので、冬の視界が気になる方は検討してみてください。

ウォッシャー液の補充

最後に、ウォッシャー液です。

ウォッシャー液のタンクは、ボンネットを開けた中にあることが多いです。キャップに噴水のようなマークが付いているのが目印です。

冬は凍りにくいウォッシャー液を

寒い地域では、水で薄めすぎたウォッシャー液が凍ることがあります。冬は濃いめにするか、寒冷地向けの製品を選んでおきましょう。水道水だけを入れるのは避けたほうが安心です。

例えばこんな場面です。

「ウォッシャーを押しても、モーターの音だけして液が出ない」
「タンクが空になっていませんか?」

液が入っているのに出ない時は、ノズルの詰まりやホースの外れも考えられます。細い針などでつつくとノズルを傷めることがあるので、気になる時は店に見てもらいましょう。

消耗品の交換は維持費のうち

エアコンフィルターやワイパーは1回の金額は小さくても、毎年かかる費用です。

燃料代や電気代と合わせて、年間の維持費として見ておくと計画が立てやすいですよ。ガソリンの500(1.2)はWLTC燃費17.5km/L・ハイオク、500eは電費128Wh/km(WLTC)です。

燃費と電費はフィアット500の燃費と500eの電費、燃料の話はフィアット500はハイオク?で見ています。

年間の維持費はフィアット500の維持費は年間いくら?で全部出しています。これから買う方は、フィアット500の値引き相場と限界額で総額の考え方も確かめておきましょう。

よくある質問

フィアット500のエアコンフィルターはどこにありますか?

助手席側の足元やグローブボックスの奥にあることが多いです。年式で外し方が違うことがあるので、取扱説明書や整備書で位置を確かめてから作業してみてください。

エアコンフィルターの向きはどう見分けますか?

枠に書かれた矢印(AIR FLOW)が空気の流れる向きです。古いフィルターを抜く時に、矢印と汚れた面をスマホで撮っておくと迷いません。

ワイパーゴムを替えたのにビビります。

ガラスの油膜が原因のことが多いです。油膜を落としてからもう一度試し、それでも直らない時はアームの角度やブレードの取り付けを店で見てもらいましょう。

ワイパーがまったく動きません。

まずヒューズを確かめます。替えてもすぐ切れる時や、ヒューズが無事なのに動かない時は、モーターやワイパーリンクの不具合が考えられるので店で点検してもらってください。

500eもエアコンフィルターの交換は要りますか?

要ります。電気自動車でもエアコンの空気は外から取り込むので、フィルターは汚れていきます。においや風の弱さを感じたら交換を考えてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • エアコンフィルターとワイパーは500eもガソリン500も交換が要る消耗品
  • フィルターは矢印(AIR FLOW)の向きを古いものと合わせて入れる
  • ワイパーは長さと取り付け部の形を見て選び、アームを起こす時はタオルで傷よけ
  • ビビリはガラスの油膜、動かない時はヒューズから確かめる
  • 冬は凍りにくいウォッシャー液にしておく
フィアット500買いたいドットコム

フィアット500買いたいドットコム 編集部

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