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フィアット500が欲しいけれど、『もう少し待てば安くなるのかな』『新型が出たりしないかな』と迷っている方は多いはずです。
結論から言うと、新車の500eは発売から値上がりが続いてきたので、値下がりを待つより「欲しい時期に、決算期と登録月を選んで買う」ほうが現実的です。ガソリンの500は新車販売が終わっているので、中古の状態の良い個体が残っているうちに探すのが買い時になります。
ここでは価格の動き、時期による費用の差、中古の狙い時を順番に見ていきます。
フィアット500は待つと安くなる?
まずは500eの価格の動きを見てみましょう。日本発売は2022年6月25日です。
| 時期 | POP | ICON | OPEN |
|---|---|---|---|
| 2022年6月 発売時 | 4,500,000円 | 4,850,000円 | 4,950,000円 |
| 2022年9月出荷分から | 4,730,000円 | 5,100,000円 | 5,200,000円 |
| 2023年4月から | 設定なし | 5,220,000円 | 5,360,000円 |
| 2024年1月から | 設定なし | 5,530,000円 | 5,700,000円 |
| 2024年10月から(現行) | 設定なし | 5,770,000円 | 6,030,000円 |
メーカー希望小売価格・消費税込。2022年と2023年は公式リリース、2024年はメディア・公式サイトの価格です。
発売時から今まで、ICONは920,000円上がっています。値下げの改定は、この表の中には1回もありません。
過去の動きを見る限り、価格は上がる方向に動いてきました。この先どうなるかは分かりませんが、「待てば下がる」と考えて先延ばしにするのはおすすめしにくいです。
『それなら急いだほうがいいの』と思いますよね。ただ、慌てる必要もありません。
値引きや費用は時期で変わるので、買う月を選ぶ余地はあるんです。

新型や改良を待つべき?
『新しいモデルが出る前に買うと損では』という心配もありますよね。2026年10月時点の公式情報で分かることを並べてみます。
| 気になる話 | 公式で分かっていること |
|---|---|
| 500eのモデルチェンジ | 日本向けの発表はない |
| 500 Hybrid(イブリダ) | 欧州で2025年11月に発表。日本導入の公式発表はない |
| ガソリンの500/500C | 2024年5月で日本向けの生産が終了 |
| 限定車 | 500e Giorgio Armani Collector’s Edition(全国限定50台・6,700,000円)が2026年に登場 |
ここが大事なところです。新しいハイブリッドは欧州で発表されましたが、日本で売るかどうかは決まっていません。
導入の時期も価格も公式には何も出ていないので、それを待つかどうかは「いつ出るか分からない車を待てるか」で決めることになります。詳しくは 500ハイブリッドの記事 で見ています。
限定車は台数が決まっていて、在庫がなくなれば終わりです。Armaniのような限定車が気になるなら、発表を見たらすぐ正規ディーラーに在庫を聞いてみましょう。歴代の限定車は 限定車の記事 にまとめています。
決算期は値引きが出やすい?
車の値引きは、販売店が台数を伸ばしたい時期に出やすいと言われます。よく挙がるのは、年度末の3月と、半期末の9月です。
ただ、フィアット正規ディーラーの決算の時期は店によって違うことがあります。輸入車は在庫の状況でも条件が変わるんです。
| 時期 | 起こりやすいこと | 注意点 |
|---|---|---|
| 1〜3月 | 年度末に向けて登録を急ぎたい店が多い | 3月登録だと納車が混みやすい |
| 7〜9月 | 半期末の区切りで条件が出ることがある | 店の決算月で変わる |
| 年末 | 在庫車を年内に売りたい店がある | 年明けの登録になると初年度が変わる |
| モデルの切り替え前 | 旧仕様の在庫が残っていると条件が出やすい | 色や仕様を選べないことも |
値引きの額は時期と地域と在庫で変わるので、決まった額は言えません。決算期だからといって、どの店でも大きく下がるわけではないことも覚えておきましょう。
値引きの目安や交渉の順番は フィアット500の値引き相場と交渉の順番 にまとめています。
在庫車を狙うのも手
色や仕様にこだわりが少ないなら、店に在庫がある車を狙う方法もあります。注文して待つより早く乗れて、条件の相談もしやすいことがあるんです。
在庫車と注文車の納期の違いは 納期の記事 で見ています。
登録月で費用はどれくらい変わる?
買う時期で変わるのは値引きだけではありません。登録する月で、自動車税の払い方が変わります。
500eの自動車税は、電気自動車の最低区分で年25,000円です(2019年10月以降に登録した自家用乗用車の標準税率)。新車の年は、登録した翌月から3月までを月割で払います。
| 登録月 | 新車の年に払う月割(目安) | その後 |
|---|---|---|
| 4月 | 約22,900円 | 翌年4月から毎年25,000円 |
| 9月 | 約12,500円 | 翌年4月から毎年25,000円 |
| 12月 | 約6,200円 | 翌年4月から毎年25,000円 |
| 3月 | 0円 | すぐ4月に25,000円 |
100円未満を切り捨てた目安で、都道府県の計算で多少違うことがあります。
『3月に買えば税金が得』と聞くこともありますよね。実は、3月登録だとすぐ4月に1年分がかかるので、1年単位で見ると差は小さいんです。
税の区分の詳しい話は 自動車税の記事 で見ています。
補助金の時期も買い時に関わる?
電気自動車の500eは、発売時にCEV補助金の対象でした。補助金は年度ごとに額や条件が決まるので、買う時期で受け取れる額が変わることがあります。
- その年度に500eが対象になっているか
- 補助金の額と、申請の受付期間
- 予算がなくなると受付が早めに終わることがある
- 住んでいる自治体の補助金があるか
- 一定の期間は車を持ち続ける条件があるか
年度の後半は、予算の残りが少なくなっていることがあります。補助金を当てにするなら、年度の早い時期に受付状況を確かめておくと安心です。
例えばこんな会話をしておくと安心です。
「補助金はいつ申請すればいいですか」「登録のあとに申請する流れです。今年度の受付状況も見ておきますね」。
500eの補助金や充電の話は 500eの記事 で詳しく見ています。
中古のガソリン500の買い時は?
ガソリンの500と500Cは、2024年5月で日本向けの生産が終わりました。ツインエアのエンジンは、それより早い2023年10月末で生産を終えています。
ここから先、ガソリンの500の中古は新しい個体が増えません。年がたつほど、年式の新しい車は少なくなっていきます。
| 時期の目安 | 中古ガソリン500で起きること |
|---|---|
| 今 | 2024年の最終型など、新しめの個体も中古で見かける |
| 新車登録から9年を過ぎる頃 | フィアット認定中古車の対象(新車登録9年以内)から外れる |
| 登録から13年を超える頃 | 自動車税が約15%重くなる |

『どうせなら最終型が欲しい』という方は、出物が多いうちに探し始めるのがおすすめです。最後に新車で売られた1.2 Dolcevitaは3,090,000円、1.2 Cultは2,590,000円でした(2024年・メーカー希望小売価格・消費税込)。
古い年式の車は価格が下がりますが、デュアロジックやタイミングベルトなどの整備費がかかることがあります。車両の値段と整備費を合わせた総額で比べてみてください。
状態の良い個体の選び方は 中古車の選び方、終了の経緯は 生産終了の記事 で見ています。
結局、いつ買えばいい?
ここまでの話をまとめると、買い時は次の順番で決めると迷いにくいです。
- 新車の500eか、中古のガソリン500かを決める
- 500eなら補助金の受付状況を確かめる
- 店の決算月と在庫車の有無を聞く
- 今の車の車検や売却の時期と合わせる
- 2店で見積もりを取り、条件の良い月に注文する
今の車の車検が近いなら、車検を通さずに乗り換えるほうが費用は抑えやすいです。売却の時期と購入の時期をそろえるだけでも、手元に残るお金は変わります。
OPENや500eは季節も考えておく
電動ソフトトップのOPENを選ぶなら、納車の季節も気にしておきたいところです。屋根を開けて気持ちよく走れる春や秋の前に納車されると、最初の数か月を楽しみやすいですよね。
電気自動車は、寒い時期に暖房やシートヒーターで電気を使います。冬に納車されると、カタログの一充電走行距離335km(WLTC・国交省審査値)より短く感じることもあるんです。
| 気にしたいこと | 考え方 |
|---|---|
| OPENの納車時期 | 屋根を開けたい季節の前に乗り始められるか |
| 冬の電気の使い方 | 暖房を使うと走れる距離は短くなりやすい |
| 自宅の充電工事 | 納車までに工事を終えられるか |
自宅の充電工事は、納車の日から逆算して早めに手配しておきましょう。工事の日程が合わないと、しばらく外の充電器に通うことになります。
今の車を売るタイミングも一緒に考える
乗り換えの総額は、新しい車の値段から今の車の売却額を引いたものです。下取りの額が数十万円違えば、値引きの差より大きく効くことがあります。
ディーラーの下取りだけで決めず、ほかでいくら付くかも見ておくと判断しやすくなります。高く売るコツは 高く売る方法の記事 にまとめています。
フィアット500買いたいドットコム
フィアット500の値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、フィアット500の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
正規ディーラーと専門店のどちらで買うかは どこで買うかの記事 で比べています。
よくある質問
フィアット500eは今後値下がりしますか。
分かりません。2022年の発売から2024年10月まで、ICONは4,850,000円から5,770,000円へ値上がりが続いてきました。値下がりを待つより、時期と在庫で条件を選ぶほうが現実的です。
フィアット500の決算期はいつですか。
一般に3月と9月が区切りとされますが、フィアット正規ディーラーの決算月は店によって違うことがあります。商談の時に聞いてみてください。
新型のフィアット500ハイブリッドは日本で出ますか。
欧州では2025年11月に発表されましたが、日本導入の公式発表はありません。導入時期も価格も決まっていません。
ガソリンのフィアット500はいつまで買えますか。
新車は2024年5月で日本向けの生産が終わり、販売を終えています。今は中古か認定中古車で探すことになります。
3月に登録すると得ですか。
新車の年の自動車税の月割は0円になりますが、すぐ4月に1年分の25,000円がかかります。1年単位で見ると差は小さいです。
まとめ
- 500eは発売から値上がりが続き、ICONは4,850,000円から5,770,000円に
- 500 Hybridの日本導入は公式発表なし。待つかは「いつ出るか分からない車を待てるか」
- 決算期や在庫車で条件が出ることはあるが、額は店と時期で変わる
- 補助金は年度ごとなので、受付状況を早めに確かめる
- 中古のガソリン500は新しい個体が増えないので、最終型狙いなら早めに探す





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