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中古でフィアット500を買ったら、取扱説明書が見当たらなかった。そんな方も多いはずです。
結論から言うと、取扱説明書はまず車内のグローブボックスを見て、無ければフィアット正規ディーラーに相談するのが早道です。よく使う操作は、この記事の表でだいたい場所が分かります。
ガソリン500と500eでは操作の場所がかなり違うので、モデル別に見ていきますね。
取扱説明書はどこにある?PDFはある?
新車で買った車なら、取扱説明書は車検証と一緒にグローブボックスに入っていることがほとんどです。
『中古で買ったら入っていなかった』というケースも、実はよくあるんです。
| 探す場所 | 見つかる可能性 | ひとこと |
|---|---|---|
| グローブボックス・車検証入れ | 高い | 整備記録簿と一緒に入っていることが多い |
| 購入した販売店 | ふつう | 前の持ち主から受け取っていないか聞いてみる |
| フィアット正規ディーラー | ふつう | 自分の年式に合う冊子を注文できるか相談できる |
| インターネットのPDF | 年式による | 海外向けの資料は日本仕様と違うことがある |
ネットで見つかる「FIAT 500 owner’s manual」の多くは、海外仕様の資料です。
日本の500は右ハンドルなので、レバーやスイッチの位置が左右逆に書かれていることもあります。PDFを使う時は、日本語版かどうかを確かめておきましょう。
迷ったら、車検証で型式(ガソリン500の1.2なら3BA-31212、500eならZAA-FA1など)と車台番号を確かめてから、フィアット正規ディーラーに問い合わせるのが確実です。
カタログのPDFを見たい方は、主要諸元や装備はフィアット500のグレード一覧やフィアット500のサイズ一覧でも数字を見られます。
ガソリン500と500eで操作はどう違う?
同じ「フィアット500」でも、ガソリン500と500eでは中身がほぼ別の車です。
操作の場所も違うので、まずざっくり押さえておきましょう。
| 操作 | ガソリン500(2008年〜2024年5月) | 500e(2022年6月25日発売〜) |
|---|---|---|
| 変速 | デュアロジック(ATモード付5速シーケンシャル)のレバー | ボタン式のセレクター |
| 画面 | メーター内の表示と、年式によりオーディオ画面 | 10.25インチタッチパネルのUconnectと7インチTFTメーター |
| 運転支援 | 年式・グレードで違う | アダプティブクルーズコントロールなどが標準 |
| 駐車ブレーキ | 手で引くレバー | エレクトロニックパーキングブレーキ |
| 走行モード | 年式によりスポーツなど | NORMAL・RANGE・SHERPAの3つ |
500eは設定の多くをタッチパネルから変える作りです。
一方、ガソリン500はハンドルやメーター付近のボタンで設定する場面が多く、取扱説明書を手元に置いておくと助かります。
『500eは機能が多すぎて、どこから覚えればいいの?』と感じる方もいますよね。
結論から言うと、納車されてすぐ使う操作から順に覚えていけば大丈夫です。
| 500eで先に覚えたい操作 | どこで使うか | ひとこと |
|---|---|---|
| スマホとの接続 | Uconnectの画面 | Apple CarPlay/Android Autoに対応 |
| パーキングブレーキ | エレクトロニックパーキングブレーキのスイッチ | 信号待ちで便利なHold’N’Goも付いている |
| 走行モードの切り替え | e-モードセレクター | 普段はNORMAL、遠出で電気を節約したい時はRANGEやSHERPA |
| スマホのナビやラジオ | 10.25インチのタッチパネル | ETCもこの画面まわりで確かめられる |
| 車の状態の確認 | My Uconnect FIATアプリ | 一部機能は1年無償で、2年目から有償 |
特にSHERPAは、最高速度が80km/hに抑えられ、エアコンなども控えめになるモードです。
例えばこんな場面です。
「高速に乗ったら、思ったほど速度が出なくて」
「走行モードがSHERPAのままになっていましたね」
取扱説明書を読んでも分からない操作は、CIAO フィアットフリーダイヤル(0120-404-053・9〜21時・年中無休)に聞く方法もあります。納車の時に、販売店の担当者へ気になる操作をまとめて聞いておくのもおすすめですよ。
時計合わせができない時は?
時計合わせは、取扱説明書でいちばん調べられる項目のひとつですよね。
バッテリー交換のあとに時計がずれて、『どこで直すの?』と困る方も多いはずです。
- 車を止めて、パワー(エンジン)を入れた状態にする
- ガソリン500はメーター付近やハンドルのMENUボタン、500eはUconnectの設定画面を開く
- 「時計」や「時刻」の項目を選ぶ
- 時と分を合わせて決定する
- 一度パワーを切って入れ直し、時刻が残っているか確かめる
ガソリン500の場合、オーディオの時計とメーターの時計が別になっている年式もあります。
『片方を直したのに、もう片方がずれている』という時は、もう一方の設定も見てみてください。
合わせてもすぐにずれる、毎回リセットされる、という時は12Vバッテリーが弱っていることもあります。電圧が下がると設定が消えやすくなるんです。
バッテリーの話はフィアット500のバッテリー上がりと交換で詳しく見ています。
クルーズコントロールの使い方
長い距離を走るなら、クルーズコントロールはぜひ使いたい機能です。
500eはアダプティブクルーズコントロールが標準で、約30〜180km/hの範囲で前の車に合わせて加減速し、停止まで対応します。
- ハンドルのスイッチで作動・速度の上げ下げ・解除の位置を確かめる
- 車間距離の設定を何段階で変えられるか見ておく
- レーンキーピングアシストは60km/h以上で働くと覚えておく
- 雨や霧でセンサーが見えにくいと、解除されることがある
ガソリン500は、年式やグレードでクルーズコントロールの有無と種類が違います。
付いている車でも、前の車に合わせる機能のない「速度を保つだけ」のタイプが多いので、使い方を混同しないようにしておきましょう。
例えばこんな会話になりがちです。
「前の車に近づいたのに、ブレーキがかからなかった」
「その車は速度を保つだけのタイプですね」
高速道路での乗り味はフィアット500で高速・長距離は疲れる?でも見ています。

ミラー・ボンネット・給油口など、よく探す操作
ここからは、取扱説明書でよく調べられる操作をまとめておきます。
場所は年式とモデルで違うことがあるので、実車を見ながら確かめてみてください。
| 操作 | どこを見るか | ひとこと |
|---|---|---|
| サイドミラーのたたみ方 | 運転席ドアのミラー調整スイッチ付近 | 電動格納の有無は年式・グレードで違う |
| ボンネットの開け方 | 運転席足元のレバー、次にボンネット前の補助レバー | 2段階で開けるのが一般的 |
| 給油口(ガソリン500) | 取扱説明書の給油の項目 | 給油口まわりの仕組みは年式で違う |
| ウインカー | ハンドル左側のレバー | 右ハンドルでも左側にあることが多い |
| ルームミラーの防眩 | ミラー下のつまみ | 自動防眩の有無は仕様で違う |
| ヘッドレストの外し方 | 根元のボタンを押しながら引き抜く | 後席は形が違うことも |
| 牽引フック | 荷室の工具入れまわり | ねじ込み式が多く、取付位置は取扱説明書で |
ウインカーのレバーが左にあるのは、輸入車ではよくあることなんです。
慣れるまでワイパーを動かしてしまう、という声はよく聞きます。
ハイビームの切り替えはどこ?
ハイビームは、ウインカーのレバーを奥に押すと切り替わり、手前に引くとパッシングになる作りが一般的です。
500eは、対向車や前の車に合わせてハイとローを切り替えるオートハイビームが標準です。『勝手に切り替わって驚いた』という時は、この機能が働いていると考えてよいでしょう。
ライトまわりの操作と球の交換はフィアット500のライト・ランプ類の交換と設定で詳しく見ています。
滑りやすい道でメーターに点滅表示が出るのは、横滑りを抑える機能が働いているサインです。点灯したまま消えない時は、警告灯として意味を確かめておきましょう。
警告灯の意味はフィアット500の警告灯・警告音の意味と対処にまとめています。
OBDの位置と内張りの外し方
ドライブレコーダーやOBD機器を付けたい時に困るのが、OBDの差し込み口の場所です。
フィアット500のOBDの差し込み口は、運転席の足元付近、ダッシュボードの下側にあることが多いです。
かがんで下からのぞくと見つかることが多いですが、年式で位置が違うこともあります。見つからない時は取扱説明書の索引で「診断」や「OBD」を引いてみてください。
ドアの内張りやインパネ、Aピラー、センターコンソールは、爪とクリップで止まっています。年数の経ったガソリン500は爪が固くなっていて割れやすいので、内張りはがしを使ってゆっくり外しましょう。エアバッグが入っている場所もあるため、自信がなければお店に頼むのが安心です。
『アームレストを付けたい』『アンテナを短いものに替えたい』という声もよくあります。
純正アクセサリーや社外品がありますが、自分の年式に合うかどうかを買う前に確かめておきましょう。カスタムの話はフィアット500のカスタムの定番で見ています。

取扱説明書と一緒に保管しておきたいもの
最後に、取扱説明書と一緒にしておくと後で助かるものをまとめておきます。
- 車検証と自賠責保険の証明書
- 整備記録簿(点検・修理の記録)
- 保証書・延長保証Extended Care Plusの書類
- スペアキーの本数のメモ
- 500eは充電ケーブルとCHAdeMO充電アダプターの置き場所のメモ
整備記録簿がそろっていると、売る時にも評価されやすいんです。
故障の全体像と修理費はフィアット500の故障しやすい箇所と修理費の目安、部品ごとの費用はフィアット500の修理費の目安で見ています。
よくある質問
フィアット500の取扱説明書を無くしました。どうすればいいですか?
車検証で型式と車台番号を確かめてから、フィアット正規ディーラーに相談してみてください。年式に合う冊子を手配できるか教えてもらえます。
取扱説明書のPDFはありますか?
インターネット上の資料は海外仕様のものが多く、右ハンドルの日本仕様とはスイッチの位置が違うことがあります。使う時は日本語版かどうかを確かめておきましょう。
時計合わせをしてもすぐずれます。
12Vバッテリーが弱っていると、設定が消えやすくなることがあります。バッテリーの点検をお店で頼んでみてください。
500eのクルーズコントロールは渋滞でも使えますか?
500eのアダプティブクルーズコントロールは約30〜180km/hで働き、停止まで対応します。トラフィックジャムアシストも標準なので、使える条件は取扱説明書で確かめておきましょう。
OBDの差し込み口はどこですか?
運転席の足元付近、ダッシュボードの下側にあることが多いです。年式で違う場合もあるので、見つからなければ取扱説明書で確かめてください。
まとめ
- 取扱説明書はグローブボックス、無ければフィアット正規ディーラーに相談
- ネットのPDFは海外仕様が多く、右ハンドルの日本仕様と違うことがある
- ガソリン500はボタン中心、500eは10.25インチのUconnectで設定する
- 500eのクルコンは約30〜180km/hで停止まで対応、レーンキーピングは60km/h以上
- 内張りを外す時は爪割れとエアバッグに注意する
交換部品の時期はタイミングベルト交換時期と費用で見ています。これから買う方はフィアット500の値引き相場と交渉の順番も参考にしてみてください。





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