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小さくて丸いフィアット500を見て、『これって軽自動車なのかな』と思ったことはありませんか。
結論から言うと、フィアット500は軽自動車ではなく、5ナンバーの普通車(小型乗用車)です。電気自動車の500eも、中古で買うガソリンの500も同じです。
この記事では、軽自動車の規格と比べた大きさ、ナンバーと税金の区分、ナンバーまわりのよくある疑問を順に見ていきます。
フィアット500は軽自動車?普通車?
先に答えを表にしておきますね。
| 項目 | 500e(ICON・OPEN) | ガソリン500 1.2 | 軽自動車の規格 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 3,630mm | 3,570mm | 3,400mm以下 |
| 全幅 | 1,685mm | 1,625mm | 1,480mm以下 |
| 全高 | 1,530mm | 1,515mm | 2,000mm以下 |
| 排気量 | なし(電気自動車) | 1,240cc | 660cc以下 |
| 乗車定員 | 4名 | 4名 | 4名以下 |
| 区分 | 普通車(5ナンバー) | 普通車(5ナンバー) | 軽自動車 |
500eは公式の主要諸元表(2025年8月版)、ガソリン500は最終型1.2 Dolcevita(2024年の公式諸元表)のカタログ値です。
- フィアット500は全長も全幅も軽自動車の規格を超えるので、普通車になる
- ナンバーは白地の「5ナンバー」。軽の黄色いナンバーにはならない
- 税金も普通車の区分。500eは自動車税が最も安い区分の年25,000円
『見た目は軽くらいなのに?』と思いますよね。
実は、長さは軽の上限より20cmほど長いだけなんです。ただ、幅は500eで約20cm、ガソリン500でも約15cm軽より広く、ここで大きく規格を超えています。
軽自動車と比べて大きさはどう違う?
数字の差を、もう少し具体的に見てみましょう。
| 比べる項目 | 500eと軽の上限の差 | ガソリン500と軽の上限の差 |
|---|---|---|
| 全長 | 230mm長い | 170mm長い |
| 全幅 | 205mm広い | 145mm広い |
| 全高 | 470mm低い(上限比) | 485mm低い(上限比) |
背の高い軽ワゴンと並ぶと、フィアット500は低くて幅が広い形です。
例えば、販売店ではこんな会話になることがあります。
「軽と長さが同じくらいなら、うちの車庫にも入りますよね?」
「長さは大丈夫そうです。幅とミラーを一度測ってみましょうか」
逆に言えば、横幅があるぶん車内は左右にゆとりがあり、高速道路でもどっしりしやすくなります。

サイズの一覧と他の基準との比較はフィアット500のサイズ一覧で詳しく見ています。
税金の区分はどうなる?
普通車なので、税金も普通車の区分で決まります。
ここが軽自動車とのいちばん大きな違いかもしれません。
| 税金 | 500e | ガソリン500 1.2(1,240cc) | ガソリン500 ツインエア(875cc) |
|---|---|---|---|
| 自動車税(種別割・年額) | 25,000円 | 30,500円 | 25,000円 |
| 2019年9月以前に初度登録 | 該当なし | 34,500円 | 29,500円 |
| 自動車重量税の区分 | 1.0t超1.5t以下 | 1.0t超1.5t以下 | 1.0t超1.5t以下 |
自動車税は、2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。
500eは電気自動車なので、自動車税は最も低い区分(1.0L以下扱い)の年25,000円です。ガソリン500の1.2は1.0L超1.5L以下の区分になります。
ガソリン500は2008年から売られていたので、中古では登録から13年を超える車もあります。13年を超えたガソリン車は自動車税が約15%重くなるので、年式を見て計算しておきましょう。
軽自動車の税金は普通車より安く設定されています。
『軽と同じ感覚で維持できる?』と考えているなら、税金は普通車として見積もっておくのがおすすめです。
500eの自動車税が安いのはなぜ?
普通車の自動車税は、ガソリン車なら排気量で区分が決まります。
電気自動車の500eにはエンジンがないので、いちばん低い区分(1.0L以下扱い)になるんです。だから、ガソリン500の1.2(年30,500円)より、年5,500円安い25,000円で済みます。
『ツインエアも25,000円なのはなぜ?』と思った方もいるかもしれません。
ツインエアは875ccの2気筒エンジンで、排気量が1.0L以下だからです。ただし、2019年9月以前に初度登録した車は旧税率の29,500円になります。
車検や保険も普通車として考えましょう
税金だけでなく、車検や任意保険も普通車の扱いになります。
| 項目 | フィアット500での考え方 |
|---|---|
| 車検 | 新車は登録から3年後、その後は2年ごと |
| 自動車重量税 | 車検のたびに1.0t超1.5t以下の区分で納める |
| 任意保険 | 普通車の料率で決まる。年齢条件や等級でも変わる |
| 自動車税 | 毎年4月1日時点の持ち主に納付書が届く |
例えばこんな会話になりがちです。
「軽からの乗り換えだと、保険料は上がりますか?」
「車の区分や条件で変わるので、見積もりを取って比べてみましょう」
保険料は年齢や等級、補償の内容で大きく変わります。決まった金額で考えず、乗り換え前に見積もりを取っておきましょう。税金の詳しい話はフィアット500の自動車税と重量税、保険はフィアット500の任意保険料の目安と下げ方でまとめています。
フィアット500のナンバーは何ナンバー?
フィアット500は、白地に緑文字の「5ナンバー」になります。
全幅が1,700mm以下、全長が4,700mm以下、ガソリン車なら排気量2,000cc以下なので、小型乗用車の枠に収まるからです。
| モデル | ナンバー | 理由 |
|---|---|---|
| 500e ICON/OPEN | 5ナンバー | 全幅1,685mm・全長3,630mm |
| ガソリン500/500C | 5ナンバー | 全幅1,625mm・1,240cc(1.2) |
ナンバーの分類番号は登録の時期や地域で変わります。手元の車がどうなるかは、車検証で確かめるのが確実です。
希望ナンバーは付けられる?
付けられます。
普通車なので、ほかの車と同じように希望番号の申し込みができます。新車なら販売店に頼むのが手軽で、中古でも名義変更のタイミングで申し込めます。
「500にちなんで『500』にしたいんですけど」
「人気の番号は抽選になることもあるので、早めに申し込みましょうか」
こんなやり取りもよくあります。人気の番号は抽選対象になることがあるので、納車に間に合うよう余裕を見ておきましょう。

ユーロナンバーやナンバー灯の疑問
フィアット500はイタリアの車なので、『ユーロナンバーを付けたい』と考える方も多いですよね。
ここは注意が必要なところです。
公道を走る時は、日本の正規のナンバープレートを見やすく付けておく必要があります。飾りのユーロナンバー風プレートを付ける場合も、正規のナンバーを覆ったり、見えにくくしたりする付け方はできません。ナンバーフレームやカバーにも表示のルールがあるので、付ける前に販売店や整備工場に相談しておきましょう。
ナンバー灯が切れた時は?
ナンバー灯(ライセンスランプ)は、夜にナンバーを照らすランプです。
切れたまま走ると整備不良になることがあり、車検にも通りません。交換方法や球の種類は年式で違うので、取扱説明書か販売店で確かめておくと安心です。
ライト類の交換はフィアット500のライト・ランプ類の交換と設定で詳しく見ています。
車台番号(フレームナンバー)の位置は?
車の個体を見分ける車台番号は、売る時や部品を注文する時に聞かれることがあります。
いちばん確実なのは、車検証の「車台番号」の欄を見ることです。
- 車検証(電子車検証の場合は記録事項)を用意する
- 「車台番号」の欄の英数字を控える
- 車体の刻印やプレートと照らし合わせたい時は、取扱説明書で位置を確かめる
- 見つけにくい時は、販売店や整備工場に聞いてみる
刻印の位置は年式やモデルで違うことがあります。無理にカバーを外したりせず、まずは車検証の記載で用を足すのがおすすめです。
型式(500eはZAA-FA1、ガソリン500 1.2は3BA-31212)も車検証で分かります。年式の見分け方はフィアット500の歴代モデル一覧でまとめています。
軽自動車と迷っているなら比べたいこと
最後に、軽自動車とフィアット500で迷っている方向けに、比べるポイントをまとめておきますね。
- 幅が広く、車内の左右や高速走行にゆとりがある
- デザインや色で選べる楽しさがある
- 500eは運転支援装備が標準でそろっている
- 税金は普通車の区分になる
- 3ドア・4人乗りで、後席の乗り降りに手間がかかる
- 幅が広いぶん、狭い車庫ではミラーに気を使う
高速道路での走りの違いはフィアット500で高速・長距離は疲れる?、似ている国産車との違いはフィアット500に似てる国産車で詳しく見ています。
- 車庫・駐車場の幅に、全幅1,625〜1,685mmが入るか測る
- 自動車税を普通車の区分で計算しておく
- 後席に人を乗せる頻度を考えて、3ドアの乗り降りを試してみる
- ガソリン500の中古なら、登録年と13年超の重課を確かめる
新車の500eの価格と買い方はフィアット500の値引き相場と交渉の順番でまとめています。

よくある質問
フィアット500は軽自動車ですか?
いいえ、普通車(小型乗用車)です。500eは全幅1,685mm、ガソリン500は1,625mmで、軽自動車の規格(全幅1,480mm以下)を超えています。
フィアット500のナンバーは何色ですか?
白地に緑文字の5ナンバーです。軽自動車の黄色いナンバーにはなりません。
フィアット500eの自動車税はいくらですか?
2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率で、年25,000円です。電気自動車は最も低い区分になります。
ガソリンのフィアット500の自動車税はいくらですか?
1.2(1,240cc)は年30,500円、ツインエア(875cc)は年25,000円です。2019年9月以前に初度登録した車は旧税率で、1.2が34,500円、ツインエアが29,500円になります。
フィアット500にユーロナンバーは付けられますか?
正規のナンバーの代わりには付けられません。飾りとして付ける場合も、正規のナンバーを覆ったり見えにくくしたりしない付け方にする必要があります。
まとめ
- フィアット500は軽自動車ではなく、5ナンバーの普通車
- 500eは全長3,630mm・全幅1,685mm、ガソリン500は3,570mm・1,625mm
- 自動車税は500eが年25,000円、ガソリン500 1.2が年30,500円(標準税率)
- 希望ナンバーは申し込める。ユーロナンバーは正規ナンバーの代わりにならない
- 車台番号は車検証の欄で確かめるのが確実





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